東濃地方の無縁墓の課題に挑むため、地域墓地管理業務サポート事業「東濃墓地管理センター」を立ち上げ!!
煩雑な管理業務や後任者問題に悩む地域墓地管理組合のための、墓地管理業務サポートサービスを開始。
■事業立ち上げの背景
・少子高齢化による管理者不足
日本の少子高齢化は、社会全体に多くの影響を及ぼしており、墓地管理者の不足もその一例です。今まで墓地を管理してきた世代が高齢になり、世代交代を図ろうとするも若い世代の人手が不足しているため、墓地管理業務を継承できない状況にあり、結果として多くの墓地が適切な手入れを受けられずに荒廃してしまっています。
出生数、合計特殊出生率の推移(厚生労働省HPより抜粋)
日本の人口の推移(厚生労働省HPより抜粋)
・無縁墓の増加
過去数十年で、墓地における無縁墓の増加は著しく、その背景には複数の社会的要因があります。特に顕著なのが家族構造の変化であり、核家族化や独居老人の増加は、墓地の継承者不足を引き起こしています。また、人々の価値観の変化により、従来の墓地文化への関心が薄れ、維持管理を望まない傾向も見られます。無縁墓が放置されることは管理者にとっても大きな負担であり、結果としてそのような負担を引き継ぎたくないと感じる利用者が増加しています。
無縁となってしまったお墓の様子
■東濃地方での事業展開
この事業を立ち上げたようとしたきっかけは、「地域の墓地から無縁墓を無くしたいという」強い思いからでした。また最近、「歳を取って墓地を維持管理することが難しくなってきている」、「管理者不足で今後どうしたらいいか分からない」など地域の皆様のお墓についてのお悩みの声や、「少しでも管理を楽にすることが出来ればいいが、何をどうしたらいいだろうか」というご相談を受けることが増え、そのようなご要望にお応えする形でこの墓地管理サポートサービスという事業を企画いたしました。弊社にすべてを任せきりになってしまわないように墓地の利用者や地域住民との連携を重視し、地域全体で墓地を守るという文化を築き上げていけるよう尽力しています。
■墓地管理業務サポート事業とは
この事業は、草刈りや清掃、設備の補修など、墓地の維持に必要な作業や、管理台帳の作成、管理料の集金代行など煩雑な管理業務を弊社がサポートする事業です。また、管理者が不在の墓地については、管理組合の発足、総会の設営等のお手伝いも行っています。また、墓地についての適切な処置や管理方法を検討し、地域住民と協力しながら文化的な側面からも墓地を守る取り組みを行っています。
墓地利用者調査の様子
総会設営の様子
■墓地管理士による細かいサポート
墓地管理士とは、(公社)全日本墓園協会が認定している、適切な墓園事業の運営管理を実現するため、墓地経営者が信託するに値する専門職員としての墓地管理者、及びその業務を補佐するに値すると認められた者に与えられる資格です。墓地管理業務のサポートは、この「墓地管理士」の資格を持ったスタッフが担当しています。
4代目社長 佐藤 裕基 (墓地管理士取得)
■将来の展望
現在は多治見市、土岐市の地域墓地を中心に事業展開をしていますが、今後は東濃地方全域まで範囲を拡大していく計画です。墓地管理業務サポート事業は、単に墓地を維持するだけでなく、お墓参りの文化の継承や、ひいては地域コミュニティの形成、地域文化の継承にも寄与する可能性を秘めていると我々は考えています。
墓地管理センター事務所外観(石政佐藤石材有限会社 本社内)
■会社概要
東濃墓地管理センター (石政佐藤石材有限会社 墓地管理サポート部)
運営会社名: 石政佐藤石材有限会社
代表者: 代表取締役 佐藤 裕基
本社所在地: 岐阜県多治見市生田町1丁目1−1
TEL: 0120−25−2617 (対応時間9:00~17:00/年中無休)
Email: info@e-ishimasa.com
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