医療法人や社会福祉法人の事務長に役立つ情報を集めたサイト「事務長ねっと」をリリース。佐々木総研グループと内田会計グループが医療と介護の将来を見据えた新会社を設立

〜医療実務研究会代表村上佳子氏へのインタビュー記事「事務長に求められることとは」を公開〜

株式会社事務長ねっと

2023年11月14日 10時30分

佐々木総研グループ（所在地：福岡県北九州市、代表：佐々木大　以下、佐々木総研）と内田会計グループ（所在地：長崎県長崎市、代表：内田佳伯　以下、内田会計）は、医療・介護の将来を見据え、新会社『株式会社事務長ねっと』を設立し、「医療事務の質を高める情報源」をコンセプトとした医療法人や社会福祉法人の事務長に役立つ情報を集めたサイト「事務長ねっと（https://jimu-cho.net/）」をリリースしたことをお知らせします。

■新会社設立の背景

団塊の世代が後期高齢者となり国民の3割が高齢者となる2025年問題、高齢化がピークを迎え国内の労働力が大きく低下する2040年問題など、日本は超高齢化社会としての課題を抱えています。医療・介護のニーズは増加し続け、医療機関および介護施設等は、地域に沿った変革を求められており、地域包括ケアシステムの整備や、それに向けた医療報酬・介護報酬の改定など、医療と介護を取り巻く環境は激動の時代となっています。

しかし、医療・介護の経営者は現場と経営の両輪を適切に回していく必要があるにも関わらず、医療や介護の現場では医師・看護職員・介護職員を始めとしたマンパワー不足が深刻であり、経営者自身もその対応に追われるため、なかなか将来を見据えた改革や改善に乗り出せない状況が続いています。そのため、医療・介護の経営者を支える事務方である「事務長」の存在は重要であり、事務長に求められる能力は、経営戦略の策定から現場の人材マネジメントまで多岐にわたります。

求められる能力が高い一方で、事務長は全ての知識や経験を身につける場もなく、また、自施設以外の施策を見聞きする機会も多くありません。

内田会計は「地域と共に歩んでいく」ことをコンセプトに長崎の中小企業経営をサポートしており、顧問として多くの医療法人や福祉法人の支援を行っております。また、佐々木総研は創業以来、福岡県を中心に「医療・介護・福祉」事業の経営課題の解決について強みを持っています。

顧問先や支援先からの相談の増加や時代背景から、「医療事務の質を高める」ための情報源の必要性を感じ、内田会計と佐々木総研の両者で情報源の企画検討に着手しました。

■「事務長ねっと」について

「事務長ねっと」は前述の背景から、医療法人や社会福祉法人の経営者を支える事務方である「事務長」をターゲットとして、内田会計と佐々木総研が獲得してきた知見やネットワークを活用し、「医療事務の質を高める」ために必要となる事務長に役立つ情報を集めたサイトを構築し、2023年11月10日より、公開を開始しました。

「事務長ねっと」では、医療法人や社会福祉法人の経営層や有識者を対象としたインタビューや対談、診療報酬・介護報酬についての解説、労務管理や人材マネジメントに関するコンテンツの発信を行います。

現在は、内田会計と佐々木総研の両代表による「事務長ねっと」立ち上げの想いと今後の展開をテーマとした対談、および、1999年より20年以上にわたって医療機関の経営者や事務長のための勉強会・研修・セミナー等の開催を続けている「医療実務研究会」の代表理事である村上佳子氏のインタビューを公開しました。

今後、「事務長ねっと」では、サイトへのコンテンツ掲載に加え、講演会や勉強会の開催、事務長コミュニティの形成等を推進していく予定です。

・提供開始：2023年11月10日

・利用対象者：医療法人や社会福祉法人の経営者、事務長をはじめとした事務方など

・利用料金：無料

　※現状、会員登録などは不要です。自由に閲覧できます。

　※会員募集を開始し、事務長ねっと主催のイベント等を行う可能性があります。

・URL：https://jimu-cho.net/

【主な提供内容】

１、診療報酬・介護報酬についての解説

２、労務管理についての情報