奥三河産の国産DIY木材・木製品が全品10%オフ 新生活応援セールを4月13日(土)~4月28日(日)までオンラインサイトにて開催
大径木を使った幅広板や一般流通しない枝虫材も 奥三河の森づくりへと繋がる、ホームセンターだけではない木材選びをご提案
地域材の利用にこだわり木材や木製品の製造・加工・販売を行う株式会社 杉生(本社:愛知県新城市、代表取締役:和田貴嗣)は、奥三河産木材を利用した木製品だけではなくDIY用木材も購入できるプラットフォーム「奥三河 wood depot」にて、春の新生活を迎えて日々生活する空間にDIYで手を加えてみたいというユーザー様に向けて、お得な新生活セールを行います。
杉生(すぎしょう)では家具や小物などのオリジナル木製品を販売するECサイトを展開していましたが、奥三河産の木材・木製品だけを扱うプラットフォーム「奥三河 wood depot」として昨年リニューアルオープンしました。
ホームセンターなどの小売店舗では輸入材であるツーバイ材や、国産材でも一部の建築規格材しか購入できない場合が多く、「もっと地域材・国産材を身近に感じてもらいたい・手に取ってもらいたい」という想いから、規格寸法に限らずDIYで使える様々なサイズの杉・ヒノキ材のネット販売も開始しました。
そして今回、春の新生活を迎えて、日々生活する空間にDIYで手を加えてみたい、持続可能な自然素材である国内の木材を取り入れて自分好みの空間にしたい、というユーザー様に向けて、新生活セールを行います。
期間:2024年4月13日(土)~2024年4月28日(日)
内容:全品10%OFF
- 奥三河 wood depot の特徴 -
●様々なサイズの木材
ツーバイ材や建築規格材のみならず、様々なサイズの木材をご用意。
一般的な板材からサネのついた加工板もあり、DIYのアイデアの幅が広がります。
●削りたての木材をお届け
無垢の木材は湿気を吸放湿する性質上、反ったり曲がったりする素材です。加工後に時間が経てば経つほど何かしらの “動き” は起きてしまうものなのです。当ショップではご注文を頂いてからオーダー寸法への仕上げ加工を行うため、そのような動きは限りなく少ない木材となり、木のフレッシュな香りも感じることが出来ます。
●長さカットサービス
運送業者での配送が行いやすいよう、DIY木材商品の長さは950㎜と1900㎜に限定。
そこから長さカットの指定も可能。工場でご希望の長さへカットして発送いたします。
●森林が抱える課題へもアプローチ
【大径木 - たいけいぼく】
樹齢7~80年を超えるような太く育った樹も、現代では意外と高価に取引されません。昔のように太くて立派な木材はあまり使われなくなっているので、需要があまり無いからです。
そんな大径木を利用して、通常なら集成材で作られるような幅広の板材も一枚板でご用意。
【枝虫材 - えだむしざい】
立木の時に“スギノアカネトラカミキリ”という虫の食害にあった木材「枝虫材」。温暖化や森林の手入れがされなくなった影響でこういった立木はどんどん増加していますが、一般的には木材製品として流通しません。そのためエンドユーザーとなる皆さんが目にすることはほとんどありませんが、これは何十年もの長い年月を掛けて育った木が商品としてお金に変わらないという山主の苦しい現状を表しています。
そんな枝虫材も、昨今のユーズド感や経年変化に対する嗜好には受け入れられる素材だと感じており、まずは目立たない程度のものならと私たちの商品として扱っています。
●独自のコンセプトから生まれる木製品
“ 近くの山の木を 自分だけの道具に ”をコンセプトに掲げる木製品は、多くが【大径木】【枝虫材】の活用をテーマとしています。
山林での林業事業から手掛ける私たちだからできる、素材そのものにストーリーがある独自のプロダクトです。
針葉樹である杉・ヒノキは、家具材として一般的な広葉樹材よりも柔らかく、傷や汚れが付きやすい面があります。しかしこれは特別な道具や技量が無くても、自分でメンテナンスしやすい素材であるともいえます。
「日常で使う道具は自分で手入れをしながら共に歳を重ねていく」
そんな暮らし方を私たちは提案しています。
- 背景 -
日本は国土の7割が森林を占める森林大国です。
かつては城郭用材としての伐採や燃料としての薪炭利用で、この国の山林はむしろ激しく荒廃していました。戦後まもなく取り組まれた建築用材への利用を目的とする拡大造林政策で、杉・ヒノキといった樹種が植林され、森林が豊富な時代へと変わってきたわけですが、今現在わたしたちが目にしている森林の姿は当初目的とされていた建築用材としての利用がうまく実行できていないという側面もあるのです。
日本では急峻な地形の山が多く、難しい作業コストに見合った日本独自と言える木材価格で取引されていました。
対して緩慢な地形で大型林業機械を利用した計画的な造林・伐採が行われる欧米諸国の木材は、海を越える輸送費を含めても安価な木材として流通できてしまいます。そんな外国産の木材輸入の自由化が進められたことで、国産材も価格競争に巻き込まれないわけには行かずどんどん値を下げなくてはならなくなりました。その結果、国内の林業は産業として成り立たせることが難しくなり、山林の放置による森林の木材資源としての価値の低下、外国産材の日本国内シェア拡大という状況に繋がっています。
近年の国による国産材利用推進の動きもあり、少しづつ国産材のシェアも戻ってきてはいますが、まだまだ一般消費者には手に入れにくい状況にあると感じます。
わたしたちは地域の木は地域で使うことが、最も理にかなっており持続可能な社会の実現に寄与できると考えています。
輸送距離を短くすることで無駄なコストが掛からなくなり、CO2の排出削減にも繋がる。木材の利用が進み森林に手が入ることで森林の持つ公益的機能が発揮され、山崩れや洪水などの災害の防止、河川の水量調整や水質浄化、CO2の吸収など私たちの長期的な安心した暮らしに繋がります。
一見つながりが無いように思われるかもしれませんが、私たちが普段口にする食品も豊かな森林が育まれるからこそ。健康な森林が生み出す清冽な水は美味しい農作物やお酒に、河川を緩やかに淀みなく流れる清流は豊かな生態系を育み、海産物という恵みとして私たちの食卓に並ぶわけです。
わたしたちは業務用の建築資材としてだけでなく、暮らしの営みの中で地域材が当たり前に使われる社会の実現を目指し、日々活動しています。
【商品一例】
奥三河産 杉 W90×T45(2×4材も可)
L 950 ¥680
L 1900 ¥1,350
ラックの脚や支柱など、強度が必要なときにいろいろ使えます。
奥三河産 杉 W300×T25
L 950 ¥2,730
L 1900 ¥5,450
存在感のある幅広の一枚板。金物と組み合わせて棚板として使いやすい。
奥三河産 ヒノキ W60×T60
L 950 ¥800
L 1900 ¥1,590
ヒノキのため強度もあり、デスクの脚部材にはコレ。
柾ボード(天板のみでの販売)
W1800~800 ¥45,700~
アイアンの脚と組み合わせて、自作のテーブルが作れます。
ノックダウン式のテーブルも販売しております。
ヒノキウォールアートキット
HISHI ¥6,050
AJIRO ¥4,950
YABANE ¥7,150
面を取ったり色を塗ったり、工作感覚でアートパネルが作れるキット商品。
すべて税込み通常価格
DIY用木材は送料着払い、木製品は送料無料となります。
■奥三河 wood depot
■株式会社 杉生
所在地:愛知県新城市矢部字土取10-2
事業内容:奥三河産 杉・ヒノキによる木材・木製品の製造・加工・販売、山林での林業事業
Tel:0536-24-1530
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