特級無反射暗黒布を身に纏い月面に立つ女性?異色の和文化アートプロジェクトが始動
新素材を用いた着物の展示に会場では"どよめき"も
世界一黒い布で仕立てられた”史上最も黒い着物”
「世界一黒い布」特級暗黒布 太黒門(たいこくもん)を用いて、創業明治39年の老舗、仕立の店 藤工房によって手縫いされた史上最高に黒い着物を纏った女性。
漆黒の着物を見に纏った女性が宇宙服を彷彿とさせるヘルメットを被り、90㎠の月面に立つといった異質なアート作品が東京国際フォーラムで行われた国内最大級のきものの祭典「きものサローネ2023」にて展示されました。
色とりどりの着物や和染の商品ブースが立ち並ぶ会場内で異質な雰囲気を放つブースに会場では多くの人が足を止め、中には興奮気味に記念撮影を行う海外からの来場者の姿も。
- アートプロダクト
”FLY ME TO THE MOON ??”
「月面に立つ彼女の視界に広がる「静かな海」
静寂さというまっさらな波が彼女を包み込む。
その歩みは彼女にとっては小さな一歩だが、
「和を装う文化」にとっては偉大な飛躍となるかもしれない。
しかし、彼女は本当にここへ到達したのだろうか?彼女が纏うその「漆黒」の意味は?」
// 制作
VIVI REPUBLIC
// “着物X”仕立て
仕立ての店 藤工房 様
// 特級暗黒布 太黒門提供
光陽オリエントジャパン 様
// 着付け
吉澤暁子きもの着付け教室 様
- 作品コンセプト
今回のアートプロダクトは、未だ見ぬ和服の未来で立っている女性の姿。着物業界にとっての”未到の地”をメタファーとする月面をイメージし、99.9%の光を吸収してしまう”見えない着物”。まるで景色に穴が空いたような違和感をもたらす漆黒の着物はいつかの未来の着物の姿。今の私たちには想像もつかない”着物X”に包まれた少女が待つまだ見ぬ和服の新時代を表しています。
私たちVIVI REPUBLICが発信していく和装文化の未来。それらを象徴する作品です。
例えばフランク・シナトラのFLY ME TO THE MOONを流しながら。
【きものサローネ】
2012年10月の第1回開催以来、毎年秋に実施される来場者数1万人超を誇る国内最大規模のきものファッション&カルチャーイベント。2023年11月4日 5日東京国際フォーラムにて実施。
アート作品によるブース出展は初の試み。
【VIVI REPUBLICとは】
「伝統文化×クリエイティブ×テクノロジー」
和装の伝統文化を独自の視点で新たに分解、再構築し、未来の和文化にパラドクスを与えるクリエイティブの発信、国内外アート展への参加、販売プロダクトとしての作品の発表を行います。
日本文化に密接な関わりをもっている和装を題材として、VIVI REPUBLICが発信するのはそのあるかもしれない未来です。
国籍も言語も混ざり合った遠い未来、失われることなく残った着物という文化はなんと呼ばれているだろう。
宇宙へ人々が進出した時、晴れ着としての宇宙着物はどんな素材で仕立てられ、どのような見た目をしているだろう。
いつかの和服は時間に合わせて色を変え、帯の中を錦鯉が優雅に泳ぎ、夜道で行燈のように袂が足元を照らすかもしれない。
私たちは世代を超えた様々なアーティスト、クリエイターと全国の和装に関わる職人、組合、企業と協力し驚きのあるアートプロダクト、作品を生み出していきます。
web : https://vvrpblc.com/
Instagram : https://www.instagram.com/vvrpblc/
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