【ストップ!親子の自己肯定感クライシス】62.7%の母親が子育てに辛さを感じている!76.1%が子育てで自分を責めてしまうことがあると回答。
一般社団法人子ども未来がっこうは、「子育てに関するアンケート調査」を実施。主に子育てに関する悩みやその原因について、14項目の質問でリアルな声を聞き取りました。
また、78.1%は子供を怒り過ぎた経験ありと回答していますが、専門家に相談している親はわずか5.7%で、子供の自己肯定感低下、心理的虐待が懸念されます。
【調査要綱】
中学生までの子供を育成する保護者を対象に、子育てに関するアンケート調査を実施。
主に子育てに関する悩みやその原因ついて14項目の質問を行った。
■調査期間 2023年10月27日~11月11日
■調査方法 WEB上のアンケートフォームからの 入力回答形式
■回答者数 中学生までの子供を育成する保護者 210名 ・男性 9名、女性 199名
■一般社団法人子ども未来がっこう(https://mirai-gakko.or.jp/)
【質問項目】
Q.1 子育ての悩みを誰かに相談していますか?
Q.2 「よくしている」「たまにしている」と回答した方にお尋ねします。それはどなたが多いですか?
Q.3 「あまりしていない」「まったくしていない」と回答した方にお尋ねします。
相談していない理由はなんですか。
Q.4 子育てをしている中で「孤独感」を感じたことはありますか?
Q.5 「よくある」「たまにある」と答え方にお尋ねします。どんな時に感じますか?
Q.6 お子さんの自己肯定感は高いと思いますか?
Q.7 子育てをする中で、自分を責めてしまうことはありますか?
Q.8 「よくある」「たまにある」と答え方にお尋ねします。どんな時、どんなことで責めてしまいますか?
Q.9 お子さんを他のお子さんと比べてしまうことはありますか?
Q.10 あなた自身は自己肯定感高いと思いますか?
Q.11 子どもを怒りすぎてしまったと後悔することはありますか?
Q.12 子育てに「自信」はありますか?
Q.13 子育てに「辛さ」を感じたことはありますか?
Q.14「よくある」「たまにある」と答え方にお尋ねします。どんな時、どんな事に辛さを感じますか?
【結果】
子育ての負担は母親にかかる傾向が強く、時間的、精神的な余裕のなさが、子育ての辛さや悩みの原因になっている。
62.7%もの母親が子育てに辛さを感じており、63.8%は子育てに自信がない中、日々子育てをしている現状が浮き彫りになりました。
【辛さを感じる原因】
1位:自分の時間が取れない
2位:子供の気持ちがわからない時
2位:子育てに自信がない時
3位:子供が思うように動いてくれない時
4位:ワンオペの時
5位:1人で頑張りすぎる時
5位:子供がちゃんとできないのは、自分のせいだと感じる時
66.6%の親が子供を他の子と比較し、78.1%もの親が子供を怒りすぎた経験あり。子どもの自己肯定感を下げる可能性や心理的虐待の可能性を懸念。
子育てに自信が持てないことから、我が子を他の子供を比較をし、優っていることには安堵感、劣っていると感じられれば焦りや不安から来る怒りの感情を子供にぶつけてしまうことが非常に多く起こっていることがわかりました。
子どもを責めて、恐怖を与える関わりが日常的に行われれば、子供の自己肯定感は低くなり、心理的虐待となり心の発達に影響を与える可能性があります。
子供を他と比較するのではなく子供の強みやポジティブな側面に意識を向ける関り方や、子供の個性を理解し子供にあった関わり方を学ぶ機会を充実させて行かなければならないと思います。
専門家に悩みを相談している人はわずか5.7%!47.2%の親は子育ての中で孤独感を感じている。孤独感を感じる1番の理由は「相談できない時」
子育てに自信が持てず、辛さを感じている方が多いにも関わらず、学校関係に相談している人は3.8%、子育ての専門家には5.7%しかしておらず、適切なサポートや専門的なアドバイスなどを受けられず、悩み解決に繋がっていないと考えられます。
そしてうまくいかない子育てに自分を責めて、精神的な孤独感に繋がっていることが考えられます。
【孤独感を感じる原因】
1位:相談できない時
2位:理解を得られない時
3位:ワンオペ育児をしている時
4位:周囲を頼れない時
5位:子供とずっと2人でいる時
ストップ!自己肯定感クライシス。47.7%の親は自己肯定感が低いと感じている!子供の自己肯定感だけでなく親の自己肯定感を高める必要あり!
子育てに自信がない中、思うようにいかない子育てに悩んでいるが、家族以外に相談できる専門家が身近にいないため、悩みが解決できない状況に陥っている事が、今回明らかになりました。
この状況が続くことは、子育てへの自信が高まるどころか、ますます自信をなくし、親自身の自己肯定感を下げることになります。
47.7%の親は自分の自己肯定感は低いと感じており、子供の自己肯定感を高めていくためにも親の自己肯定感を上げることに早急に取り組む必要があります。
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