関西をリードする大学発スタートアップ「KSIIゼブラ」を認定・表彰します!
2023年度KSIIゼブラ認定セレモニー開催のご案内
2022 年11 月、政府により「スタートアップ育成5か年計画」が策定され、ディープテックスタートアップに対する数千億円規模の支援策やグローバルスタートアップ創出に向けた成長投資事業の予算が計上される等、我が国のスタートアップ創出機運は急速に高まっています。
関西は世界的に著名な大学・研究機関を有し、それぞれがグローバル市場で競争力のある技術シーズを保有しており、ディープテックをはじめとした世界を変えるポテンシャルを秘めたスタートアップが創出され始めています。
本認定セレモニーは、KSII が定めた定義・基準に則り、下記スタートアップ4社を「KSIIゼブラ」として認定し、大学発スタートアップのリーディング企業として広く対外に周知するとともに、認定企業のさらなる事業拡大につながる機会とすべく開催します。
KSIIゼブラ認定セレモニーについて
■内容
1.日時 2023年12月20日(水)16:00~17:00
2.場所 グランフロント大阪 コングレコンベンションセンターホールB 、C
「イノベーションストリームKANSAI 7.0」会場内(https://u-fino.com/program/isk7/)
(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館 B2F )
3.主催 関西イノベーションイニシアティブ(KSII)
4.プログラム
- 主催者ご挨拶:KSII総括エリアコーディネーター 村尾 和俊(関西経済連合会・副会長)
- 来賓ご挨拶とKSIIゼブラ認定表彰:プレゼンター 信谷 和重氏(近畿経済産業局長)
- 認定スタートアップ登壇:下記4社
- パネルディスカッション:
モデレータ 一般社団法人交通都市型まちづくり研究所代表 漆畑 慶将 氏
TVプロデューサー 赤澤 友基氏(MBS「TOKIOテラス」等)
- クロージング
■KSIIゼブラ認定企業について(順不同)
企業名 | 事業内容 | 評価額・資金調達額と主な報道情報 |
株式会社エネコートテクノロジーズ/京都大学発 | ペロブスカイト太陽電池およびその関連材料の製造・販売 | ・評価額:7,003百万円 ・資金調達額:2,394百万円 ・2023年6月:トヨタ自動車との共同開発を発表。 ・2023年6月:東京都庁施設内でペロブスカイト太陽電池を搭載した IoT CO2センサー端末の実証事業を開始(東京都・マクニカとの共同事業) ・2023年10月:三井不動産レジデンシャルとの住宅用ペロブスカイト太陽電池の共同研究を開始 |
京都フュージョニアリング株式会社/京都大学発 | フュージョンエネルギー | ・評価額: 54,558百万円 ・資金調達額: 12,326百万円 ・2023年2月:米国子会社の本格稼働を開始 ・2023年9月:カナダ原子力研究所(CNL)と戦略的業務提携契約を締結 ・2023年10月:文部科学省の中小企業イノベーション創出推進事業に採択 |
リージョナルフィッシュ株式会社/京都大学発 | ゲノム編集事業とスマート養殖を組み合わせた事業を展開 | ・評価額: 10,067百万円 ・資金調達額: 2,648百万円 ・2022年8月:海外展開(インドネシアでの実証)を始動 ・2023年6月:NTTとの合弁会社を設立し、スマート養殖事業を開始 |
ルクサナバイオテク株式会社/大阪大学発 | 安全性と有効性の高い新規核酸医薬品(*)を開発 *遺伝子から放出される伝達物質(RNA)を創薬ターゲットとする手法 | ・評価額:3,882百万円 ・資金調達額:2,113百万円 ・2022年2月:武田薬品工業株式会社との人工修飾核酸技術の独占的ライセンス契約締結 ・2023年4月:フランス製薬大手セルヴィエとの神経疾患領域での共同創薬研究開始 |
関西イノベーションイニシアティブについて
関西イノベーションイニシアティブ(KSII)は、経済産業省の産学融合先導モデル拠点創出プログラム(略称J-NEXUS)に採択された事業です。関西エリアの29大学*をはじめ、経済団体・金融機関・自治体等、全90機関*の産官学金によるオール関西の力が結集し、大学発スタートアップの成長を軸に、産学融合のイノベーション・エコシステムの形成を目指しております。
大学発スタートアップには、社会課題を解決し世界を変えるポテンシャルがあり、産業界のリソースが大学発スタートアップに注ぎ込まれることで、関西から世界へ羽ばたく大学発スタートアップの輩出が期待されます。
KSIIではその様な大学発スタートアップが継続的に創出されるエコシステムを形成するため、産官学金のネットワークを最大限に活かし、活動に取り組んでいます。(*2023年11月時点)
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