【国立大学法人小樽商科大学ビジネススクール】介護ビジネスにおける次世代リーダーを育成する特別経営学講座が2024年2月に開講します。
2023年12月11日より募集開始。経営者・幹部向けコースの定員は16名です。
「ネクストリーダーの経営学 〜介護ビジネスの革新的戦略〜」概要
講座名:ネクストリーダーの経営学 〜介護ビジネスの革新的戦略〜
受講期間:2024年2月14日(水)〜 2024年7月末日
受講場所:オンライン(5回)・小樽商科大学本校(1回)
コース数:2コース(経営者・幹部コース・ミドルマネジメントコース)
申込受付期間:2023年12月11日(月)〜2024年1月28日(日)
申込ページ:https://obs.otaru-uc.ac.jp/cmm_program/
【経営者(経営幹部)コース】
受講料:20万円(税込)
定員:16名
対象者:介護施設・事業所の経営者ならびに経営幹部、その他ヘルスケア領域の経営者・経営幹部
(コース内容)
・オンデマンド授業
・リアルタイム遠隔授業(全5回)
・小樽商科大学本校での報告会および介護事業所の視察会
・ハンズオン支援
※定員を超える応募があった場合、書類選考を行います。
【ミドルマネジメントコース】
受講料:3万円(税込)
定員:16名
最低催行人数:10名
対象者:現場マネジメントを行うリーダー・管理職クラス、マネジメント業務に従事する方および今後同様のポジションを担う方
(コース内容)
・オンデマンド授業
・リアルタイム遠隔授業(1回)
※定員を超える応募があった場合、書類選考を行います。
本プログラムでは、介護業界の中でも特に組織マネジメントやリーダーシップなどの経営的視点にフォーカスしたカリキュラムを提供し、次世代のリーダー育成を目指します。
2コース共通でオンデマンド授業の配信を行うほか、リアルタイム遠隔授業(経営者コースで全5回・ミドルマネジメントコースで1回)を実施します。
また、経営者(経営幹部)コースをお申し込みいただいた方でご希望者には、株式会社スターパートナーズ 代表取締役の齋藤直路氏を中心に組織したチームで、経営課題解決の支援を行います。組織マネジメントやスタッフの意欲向上など、各事業所における諸課題について、個別にご相談いただけます。
「ネクストリーダーの経営学 〜介護ビジネスの革新的戦略〜」特設ページ:https://obs.otaru-uc.ac.jp/cmm_program/
介護業界における経営視点の重要性
高齢化は日本における最重要課題のひとつで、年々介護を必要とする高齢者の数は増加しています。2040年には高齢者人口がピークに達すると推測されており、それに伴って介護ビジネスの規模はさらに拡大する見込みです。
しかし、介護業界には人材に関する課題が山積しています。特に経営的視点を持つ事業者が少なく、今後変化への対応に苦慮する可能性があることが指摘されています。ケアそのものや施設の運営に関する知見を持った人材はいるものの、介護施設や事業所において、組織構造や長期的な経営戦略の立案ができる人材が不足しているのが現状です。
2040年には介護人材がさらに69万人必要になると言われる(厚生労働省・2021年)中、介護業界の課題解決や発展を目指すためには、マネジメント能力に長けたリーダーの存在は必要不可欠だといえます。
このような背景から、小樽商科大学ビジネススクール・株式会社さくらコミュニティサービス・株式会社スターパートナーズが連携して介護マネジメントに特化した特別講座を開講することとしました。
私たちは本プログラムを通し、介護業界をリードする経営者になるために必要な実践的知識やスキルの提供を行う所存です。
【参考】
厚生労働省「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」(2021年)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000207323_00005.html
本プログラムの特徴
■国立大学ビジネススクール主催!確かな知見を提供する経営者・幹部向け講座
本プログラムは国立大学法人小樽商科大学のビジネススクールが主催。次世代を担うビジネスパーソンを多数輩出してきたノウハウと講師陣が持つ知見を活かし、介護業界を変革する人材を育成してまいります。
北海道における国立大学のビジネススクールが、介護業界の経営者・幹部向けに講座を開くのは今回が初*です。
*道内における国立大学のビジネススクールは小樽商科大学ビジネススクールのみ
■すぐに活かせる実践的なカリキュラム
カリキュラムは、小樽商科大学ビジネススクールが2年にわたって携わってきた文部科学省の事業にて開校した「DX時代の次世代介護ミドルマネジャー育成プログラム」の内容をブラッシュアップして編成。
特に介護業界でいま必要とされる組織論、人材育成、マーケティング、管理会計などの重要テーマに焦点を当てたプログラムをご提供いたします。
講師陣はビジネススクールの教授や実績ある介護経営者、経営コンサルタントなどの面々。学びを実践に結びつけるため、介護事業所の視察会も開催予定です。
■介護事業専門コンサルタントによるハンズオン支援
「経営者コース」にお申し込みいただいた方のうち希望者には、介護業界専門のコンサルタントによるハンズオン支援を実施いたします。プログラムを通して学んだ内容を実際の現場に落とし込み、経営課題の解決を目指します。
■全国どこからでも参加可能なオンライン講座
小樽商科大学本校で開催される報告会・視察会を除き、講座はすべてオンライン開催されます。インターネット環境さえあれば、全国どこからでもご参加いただけます。
■同じ志を持った受講者同士のコミュニケーション
講座内では、講義に参加していただいた方同士でコミュニケーションをとる機会を多く設ける予定です。同じ悩みや志を持った方が集うことで、新たなつながりが生まれることが期待されます。
【藤原 健祐氏(小樽商科大学ビジネススクール 准教授、企画・講義担当)コメント】
本学リカレント教育プログラムは、オンライン学習システムを駆使して社会人の学びを支援します。ビジネススクールでの講義形式を踏襲し、グループディスカッションや全体討議などを含めてインタラクティブに進め、学習効果を最大化します。
【中元 秀昭氏(株式会社さくらCSホールディングス 代表取締役、企画・講義担当) コメント】
介護経営は変化が必要な時期にきています。本講座を通じて、長期展望に立って、介護保険制度に依存しない新たなビジネスモデルを考えられるネクストリーダーを輩出したい。一緒に頑張って行きましょう。
【齋藤 直路氏(株式会社スターパートナーズ 代表取締役、企画・講義担当)コメント】
2024年度の法改正を前に、介護・福祉事業はますます運営から経営へシフトしていくことが求められるようになってきました。ビジネススクールで共に過ごす7ヵ月間は、次の時代のヒントと、共に高めあう仲間と出会う場になると確信しています。
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