アニメーション制作者・制作会社に向けた適正な契約関係普及のための研修会開催。
個人の制作者と制作会社等の担当者が対象、2月11日(日)は東京・新宿の会場で、14日(水)はオンラインで、2日間開催。受講申込はhttps://kenshyuukai.jp
令和4年7月に文化庁が公表した契約書のひな型や解説等を含んだ「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン(検討のまとめ) 」に基づいて、アニメーション制作に共通の基本の契約と、代表的な職種の個別の業務の契約について、法律の適用もふくめて解説する研修会を開催します。この事業は、令和5年度 文化庁「芸術家等の活動基盤強化芸術家等実務研修会の実施」事業です。
受講は無料。受講申込フォームからお申し込みください。
◆研修会の講座編成
テーマと受講対象者を分けて、4種の講座を実施します。
テーマ
①「業種別の個別業務委託契約の注意点」(主に発注者)90分(13:00~14:30)
◆代表的な職種の代金の計算方法や業務の内容、進行などの契約の注意点
・職種の分類(情報成果物の作成と役務の提供)、下請法とフリーランス新法の適用対象
・話、シーン、カット、枚数、尺などの代金計算の単位と注意点
②「基本・個別の契約による適正な受発注の方法とは」(受注者・ 発注者共通)90分(15:00~16:30)
基本契約書と個別業務委託契約書(発注書)による適正な受発注の方法
・基本契約書の作成方法、個別の契約書(発注書)作成と、受領書、請求書等の運用方法
・インボイス制度に対応した消費税の扱い、支払金額の計算、請求書の確認
➂「契約と業務の進行、納品、完了、支払」(主に受注者)90分(17:00~18:30)
契約により納品や業務の完了、支払の条件・期日を確認して業務を進める方法
・成果物のチェック(検査)と納品、監督等の業務の完了の条件・期日
・業務の内容、仕様とチェック(検査)、やり直し、リテイクの条件・代金
➃「仕事のトラブル、契約で解決」(主に受注者)90分(19:00~20:30)
受注や納品、支払など業務の困りごとの相談を通じ、契約の役割、効果
・納期が間に合わなかったのは、業務の開始が遅れたため、なのに支払いも遅れるの?
・他の作品で使った背景を使いまわすように言われましたが・・・・?
※受講申込時に相談を受付け
◆開催日時・参加方法
【対面研修会】
開催日時: 2024年2月11日(日)13:00~20:30(開場 12:40)定員50名(先着順)
申込〆切: 2月8日(木)
会場: TKP新宿カンファレンスセンター カンファレンスルーム4E
(東京都新宿区西新宿1-14-11 Daiwa西新宿ビル)
【オンライン講座】
開催日時: 2024年2月14日(水)13:00~20:30
申込〆切: 2月12日(月)
URL: お申込後、メールにてお知らせします。
◆研修会テキスト教材
研修会で使用する3分冊のテキストをダウンロードできます。
第1分冊 個人のアニメーション制作者と制作会社の業務委託契約 ガイドブック 基本編
第2分冊 個人のアニメーション制作者と制作会社の業務委託契約 ガイドブック 個別業務編
第3分冊 個人のアニメーション制作者と制作会社の業務委託契約 契約書・発注書、取引書面のひな型例と作成方法
◆インフォメーションムービー公開(1月22日(月)公開予定)
第1話 「仕事のトラブル、契約で解決」
第2話 「安心な受発注のための契約のすすめ」
第3話 「個別業務契約:情報成果物の作成業務編」
第4話 「個別業務契約:役務の提供業務編」
◆研修会運営・お問合せ
研修会事務局(一般社団法人日本動画協会)
TEL:03-5839-2930(担当:近藤) Mail:info@aja.gr.jp
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