阿波おどりとXR（拡張現実）テクノロジーが融合する劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」。あわぎんホール（徳島県郷土文化会館）にて2月11日（日・祝）開催

徳島の阿波おどり、沖縄のエイサー、そしてコンテンポラリーバレエのそれぞれの演舞に、XRテクノロジーをとりいれたこれまでにない舞台演出が、あらたな風流を生みだす。

公益財団法人徳島県文化振興財団

2024年1月23日 14時55分

あわぎんホール(徳島県郷土文化会館・徳島県徳島市)は、徳島阿波おどりや沖縄エイサーにXRテクノロジーを融合した劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」を、2024年2月11日 (日・祝)に開催します。

昨今、急速にすすむデジタル化にともない、これからの劇場や舞台のあり方が問われています。本公演では、芸能とテクノロジーの分野を超えた連帯と約1年間におよぶ協同をとおして、いまに伝わる踊りと最先端のデジタル表現が結びついた、オリジナル演目を発表します。

徳島の阿波おどり、沖縄のエイサー、そしてコンテンポラリーバレエのそれぞれの演舞に、XRテクノロジーをとりいれた、これまでにない舞台演出。伝統と未来が手を取り合う意欲的な取り組みが、徳島の芸術文化にあらたな風流を生みだそうとしています。

「ハイパーモーメント」徳島公演　概要

日時：2024年 2月11日（日）14:00開演

会場：あわぎんホール（徳島県郷土文化会館））1階ホール

チケット：一般3,000円／U-25 1,500円　※全席指定　当日券500円増

特設ウェブサイト：https://hyper.grinder-man.com

出演：阿波おどり振興協会（阿波おどり）、創作芸団レキオス（エイサー）、鈴木絵理＋杉本亮（コンテンポラリーバレエ）

主催：公益財団法人徳島県文化振興財団

後援：公益社団法人全日本郷土芸能協会

助成：一般財団法人地域創造、徳島県とくしま文化・未来創造支援

みどころ

◆阿波おどりにテクノロジーの息吹きをもたらす

◆XRテクノロジーのひとつ、AR演出による幻想的なパフォーマンス

◆未来に向けたデータ活用。阿波おどりレジェンド達がARになって登場

◆沖縄エイサーとコンテンポラリーバレエを彩るXR演出

◆劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」そのほかの公演日程

◆阿波おどりにテクノロジーの息吹きをもたらす

江戸時代に徳島からはじまった阿波おどり文化。その400年の歴史に、デジタルテクノロジーがあらたな息吹をもたらします。

出演は、阿呆連連長立川真千氏をはじめ、阿波おどり振興協会の踊り子と鳴り物による選りすぐりの15名が参加。AR演出を手がけるのは、芸術文化のデジタル化を多く手がけるアートグループ「GRINDER-MAN」およびゲームソフトやVRコンテンツを制作する「ライノスタジオ」。

徳島の芸能「阿波おどり」と第一線で活躍するデジタルクリエイターの伝承と叡智の交感によって、徳島の芸術文化の未来を切り開く試みが生まれようとしています。

（右画像）リハーサルの様子（Instagramより）

https://www.instagram.com/p/C1QNazpS6MR/

◆XRテクノロジーのひとつ、AR演出による幻想的なパフォーマンス

わたしたちの現実の世界にデジタル情報を付け加える技術、それがXRテクノロジーです。身近な例では街歩きのスマートフォンゲームや自動車のバックモニターに表示されるガイド線などがあります。

本作では、オリジナルで開発されたAR演出システムが、阿波おどりの踊り子や鳴り物の生演奏に反応して、表情豊かなデジタルエフェクト（CG）をリアルタイムで生成します。

観客は演者によるライブステージと、デジタルエフェクトが合成された映像の2つの世界を同時に観覧します。現実と空想がまざりあった幻想的なパフォーマンスを、ぜひご体感ください。

（右画像）リハーサルの様子（Instagramより）

https://www.instagram.com/p/C1swnMNtqDJ/?img_index=1

◆未来に向けたデータ活用。阿波おどりレジェンド達がARになって登場

データ化された阿波おどりのレジェンド達も、作中に多数出演します。2023年12月におこなわれたリハーサルでは、阿波おどりの歴史を支えてきたレジェンド達を3Dスキャン。さらには彼らの踊りもモーションキャプチャーしました。15名の選抜メンバーと共に、舞台へ舞いおりるデジタルデータになったレジェンド達に、どうぞご期待ください。

（右画像）3Dスキャンされる天水連山田実氏（Instagramより）

https://www.instagram.com/reel/C1EXV3tyky6/

◆沖縄エイサーとコンテンポラリーバレエを彩るXR演出