目白の住宅街に新たな奥行きを。須藤剛建築設計事務所がマイクロ複合施設「CaD(カド)」をオープン。
沖縄のソーセージTESIO、清澄白河の酒店IMADEYA、コーヒースタンドなどを5坪の街角に集約。建築設計事務所が考える「まちづくりの拠点」へ。
【どんな場所か】
ハムやソーセージは沖縄で人気の「TESIO」のラインナップが切り立てで購入や飲食が可能。ワインや日本酒はGINZA SIXや錦糸町PARCOなどで人気のお酒のセレクトショップ「IMADEYA」がセレクト。フラッと立ち寄り軽食やコーヒーやお酒を楽しめたり、まちの日常や食卓を豊かにする食材を購入できる店舗です。店内飲食はニシイケバレイ内のカフェ「Chanoma」の加藤氏が監修。
オープン後は目白駅周辺の近隣のtoolbox、ギャラリーfuuroなど、様々な近隣店舗と連携しながらまちづくりやコミュニティの地域拠点としてギャラリーやポップアップショップなどのイベントも展開予定です。
【名前の由来】
CaDはまちカドのカドであり「Charcuterie and Drink(食肉加工品とお飲み物)」の略、このまちのくらしを耕し発展させる「Cultivate and Develop」の想いも込めています。
【取扱ブランド、店舗監修一覧】
TESIO:ドイツ製法により仕上げる自家製のハム&ソーセージの専門店。店主の嶺井大地氏は、静岡の食肉加工の名店での修行から、約5年の歳月を経て、故郷の沖縄にて独立。2018年には、3年に1度、ドイツで開催される食肉加工の国際コンテストにて、出品した3品すべてが、金賞・銀賞を受賞。世界に通用する沖縄の新たな味わいをつくり出しています。
IMADEYA:1962年に千葉県で町の酒屋として創業。現在、日本酒蔵約200社、日本ワイナリー約80軒、焼酎蔵約60社をはじめ、世界各国の海外ワインも取り扱っています。 「お酒っておもしろい」をキーワードに、「千葉本店」をはじめ、「銀座」「軽井沢」など6店舗とONLINE STOREを展開。近年では日本のお酒を海外へ拡げる輸出事業も行っています。なお、東京の清澄白河にある「いまでや清澄白河」は当社が手掛けました。
コンビニエンスストア髙橋:まちに寄り添う、なんでもありの次世代コンビニ。カフェ&ベーカリー。機械をなるべく使わずに全て手作りで酵母や麹を使ったパンを提供しており、本施設ではパンを担当しています。
Chanoma:「ニシイケバレイ」内にある築70年以上の木造平屋をリノベーションしたカフェ。 西池袋のビルの谷間で豊かな緑に囲まれたニシイケバレイの中心地。カフェでありながら、茶道や味噌仕込み会なども定期的に開催し、地域の人々とつながれる場づくりを進めています。「ニシイケバレイ」はChanomaを始め当社が設計を手掛け、現在も計画を進めています。
【店舗概要】
店舗名:CaD(カド)
所在地:東京都新宿区下落合3-20-15 (JR山手線目白駅徒歩6分)
企画、設計、運営:株式会社須藤剛建築設計事務所
施工:株式会社ダブルボックス
Instagram:https://www.instagram.com/cad_mejiro
【ロゴについて】
ロゴデザインは昨年のJAGDA新人賞を受賞したサン・アドの藤田佳子氏。
「カドでつながっており、微妙なバランスで成り立っていて、組み合わせたり距離が変わったりする。須藤氏が意図するこの場の性質をロゴの造形に反映。形は一つに定めず今後も発展します。カラーは、食材で扱われるソーセージやワインを彷彿とさせる赤を採用している。」(藤田佳子)
【須藤剛建築設計事務所について】
「建築を通して日常に新しい価値をつくる」を掲げ、まちづくり、住宅、店舗など様々な建築の設計を行っています。主な実績:「ニシイケバレイ」、「神田ポートビル」、「ほぼ日の學校」、「いまでや清澄白河」など。主な受賞:グッドデザイン賞、建築学会作品選集入選など複数。
住所:東京都新宿区下落合3-20-15
本件についての問い合わせ先:info@tsudou.jp
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