キャンプ体験がこどもたちの自信を取り戻す! こどもを応援する青年ボランティア大募集!
申込初日で9割埋まる「信州こども山賊キャンプ」。その秘密は全てこどもが決める「こどもが主役」のコンセプトにあります。こどもたちの自由を支援する青年ボランティア200名を募集しています。
長野県泰阜(やすおか)村で活動するNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターは、7/23~8/25まで全国の小中学生を対象とした「信州こども山賊キャンプ」を実施します。こどもたちが主役となり、自分たちでプログラムを決め、食事を作るなど自主性や創造力を伸ばすことから毎年申し込み初日で9割が埋まるなど人気を博しています。そんなこどもたちの成長を応援する青年ボランティアを募集しています。こどもの成長支援が青年の学びにもつながる取り組み。体験格差やコロナによる実体験を奪われた世代こそ参加してほしいと考えています。
「ほとんど外で遊ばない」34.7%。こどもたちに必要な時間は?
非構成で管理されていない外遊びは、こどもたちの非認知能力の向上のみならず、自主性や創造力、友達との協働力が伸びると言われています。しかし現代のこどもたちの34.7%は1日に外で遊ぶ時間はゼロ、30%程度が「30分程度」に留まっています。多くは家の中で、テレビや動画、ゲームといった「与えられたもの」を楽しむだけになっています。
一方で「信州こども山賊キャンプ」では、「こどもが主役のキャンプ」。キャンプの全てをこどもが決定し、自分たちで取り組みます。
期間中のプログラムは「山賊会議」と呼ばれるこどもたちの話し合いで決め、食事も材料を渡されてグループで自由に作ります。時計がないため、「ご飯ができたらいただきます。片付け終わったら遊びの時間」とこどもたち次第で変化します。それによって1つとして同じキャンプにならないこと、なにより学年が上がり、できることが増えれば増えるほどこどもたちの活躍の場が広がり来るたびにこどもが自分の成長を実感できることがこどもたちをひきつける魅力となっています。
7/23~8/25までの期間に、ベーシックコース、チャレンジコース、ゼロコース、スーパーコースと、こどもの体力や興味によって3泊4日から10泊11日までの4つのコースが用意され、ステップアップ方式となっています。
こどもの主体性、協働力、創造力、対話の力を育てるキャンプとして、これまで「読売教育賞」「オーライ!ニッポン大賞」「地域づくり総務大臣表彰」など数々の賞を受賞してきました。
https://www.greenwood.or.jp/sanzoku/index.html
「こどもの自由を保障する」青年ボランティアを募集!
そんなこどもが自由に遊ぶキャンプには、青年ボランティアの力が必要不可欠です。
親元を離れてこどもだけで参加し、マッチも擦ったことがない、料理もしたことがない、天気の良い日ばかりではなく、時に雨が降る予測できないキャンプの中で、「こどもたちの不安によりそい」「相談相手」となり、また「遊び相手」や「見本」となる青年たちがいることで、こどもたちは存分にチャレンジできるのです。
毎年200名ほどのボランティアたちが全国から集まります。青年たちにとっても学校外の多様な価値観を持つ仲間との出会いの場ともなります。
中にはこども時代にキャンプに参加していて、高校生となってボランティアになって帰ってくる例も多々あります。
叫ばれる「体験格差」。青年時代のボランティア体験が重要に
昨今、収入格差によるこどもの体験格差が取りざたされています。一方でその格差は世帯収入だけに限らず、親の体験機会によっても大きく変化するのです。
これから親世代となる青年(大学生など)の体験はコロナ禍により、ますます減少しています。この山賊キャンプボランティアは「キャンプ」「自然体験」だけに限らず、「協働体験」「多様性」「こどもなど異年齢との関わり」など、将来親となる青年たちに欠かせないものが詰まっています。またあくまでボランティアであるため、費用もかかりません。山賊キャンプに参加するこどものためだけでなく、将来のこどもたちのためにも青年たちに体験の場は重要になってくるのです。
https://www.greenwood.or.jp/young_edu/campvolunteer/s_sanzoku_vol/volunteer_summer.html
「こどもの生来の積極性が戻りました」参加したアンケートから
~NPOグリーンウッドの取り組み
『集団生活において「指示通りにできない」ことを叱責され続けた我が子。最近は全てにおいて気力がなく、自身を失い、ゲームの中にのみ居場所を求めるようになっていた。キャンプで「こどもでも自分で決めて自分のやりたいことができた」という経験が自信につながり、生来の積極性を取り戻しました。』
『家に帰ってきて、「夕飯は僕が作る!」と言って、本当に作ってくれました』
このような「こどもたちが積極的になった」という声が続々と届いています。キャンプの体験はただ「楽しい」に留まらず、こどもたちの可能性を広げ、社会の未来づくりにも繋がっています。
山賊キャンプを運営するNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターは39年前に長野県やすおか村に根付き活動しています。
山村留学事業をはじめ、村の児童対象の放課後児童クラブを実施。すべてプログラムは決めず、こどもたちの主体性に任せています。その理由は主体性、創造力、協働力、対話の力が伸びるからです。それはいわば「世界を創り出す力」。それは他者と互いの自由を保障しながらより良い関係性を築く力です。
現在はこの教育手法を元に青年教育や大学授業、他地域へのノウハウ提供なども行い、年間27000人の関係人口を生み出し、地域振興の一翼を担っています。
〇未来づくりは教育から!キャンプボランティア募集概要
募集概要
1.応募条件
・ 高校生以上の心身共に健康な男女で、自分自身の意思で参加を決めた方。
特に自然体験教育活動に興味があり、アクティブなパーソナリティをお持ちの方を歓迎いたします。経験・資格は問いません。
2.活動場所
長野県下伊那郡泰阜村(やすおかむら)6342番地2
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター及び村営キャンプ場
3.交 通
東京・名古屋・長野県内よりチャーターバスを運行(主催者負担)。ただし、参加者数により路線バスなど公共交通機関を使用する場合があります
※交通については指定のバスにてこどもたちと一緒にキャンプ場に来ていただきます。
4.期 間
2024年度信州こども山賊キャンプの希望のコース(1コース以上)
※日程はHPを参照
5.活動内容※詳細はホームページをご参照ください。
夏の信州こども山賊キャンプのリーダー、マネジメント(裏方)サポートなど
6.待遇概要
・名 称:山賊キャンプ・ボランティア(相談員)
・住 居:キャンプ場にてこどもたちと共に寝泊りします。
・食 事:キャンプ場にてこどもたちと作ります。
・保 険:センターが一定のボランティア活動保険に加入し、活動中に生じた事故を保障します。
・謝 礼:一定の謝礼を支給します(1組1,000円程度)。参加費は必要ありません。
7.募集人員
各コースとも男女合わせて10~20名程度(コースによって異なります)。
8. その他
今年初めてボランティアになられる方はボランティア研修会への参加が必須となります。こちらに出席しないと山賊キャンプへは参加ができません。
その他の詳細はHP掲載の募集要項を参照してください。
9.問い合わせ
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター
山賊キャンプ事務局
TEL:0260-25-2861
Mail:sanzoku@greenwood.or.jp
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