【当日レポート】2025年日本国際博覧会第3回「TEAM EXPO 2025 MEETING」
今年1月に参加内定が決まる大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」への会場参加にエントリーした共創チャレンジ団体70組が参加し、各取り組みをプレゼン発表&ブース展示を実施!
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、「TEAM EXPOパビリオン」への参加に向けた各取組みの展示・発表と、「TEAM EXPO 2025」プログラムをはじめとする共創事業への積極的な参画を促進するため、12月20日(水)・21日(木)の 2日間、OMM(大阪マーチャンダイズ・マートビル)にて、共創イベント第3回「TEAM EXPO 2025 MEETING」を開催しました。この様子を、フューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」広報事務局がご報告させていただきます。
この「TEAM EXPO 2025 MEETING」とは、過去1,000名以上(第1回・第2回の合計)にご参加いただいている、「TEAM EXPO 2025」プログラム最大規模の公式イベントです。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するための活動「共創チャレンジ」と、その活動を支援する「共創パートナー」としてエントリーでき、これまでに共創チャレンジ1479件、共創パートナー357団体が登録(※2023年12月7日時点)。しかも、活動の規模は不問。万博のテーマに沿った活動で、自分たちがワクワクする未来のためのアクションであれば、分野も不問。誰もが参画できるプログラムになっています。
当日は、8つのジャンル(地球の未来と生物多様性、健康とウェルビーイング、平和と人権、食と暮らしの未来、学びと遊び、未来への文化共創、未来のコミュニティとモビリティ、SDGs+Beyond)に分けてブースが展開され、2日間合計で約1,400名が参加。プレゼンテーションやブース展示などを通して、自分たちの活動をアピールし、他のチームや共創パートナーらと交流を図りました。
<イベントダイジェスト①:企業、学校、教育機関、自治体、NPO法人・・・規模や世代を問わず様々な団体が参加!>
大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」への会場参加にエントリーした共創チャレンジ70団体を中心に、158組団体(約130名)が各取り組みを発表するプレゼンとブース展示を行いました。スタートアップ企業や中高生の生徒たち、大手保険会社や一地域の幼稚園などが、廃材を活用した工作展示や最新技術を駆使した制作物の展示、歌や踊りの披露など様々な形で発表。「困っている人たちの助けになったり、生活の役に立ったりするようなものを作りたいです」「互いを理解し合うという未来を創造したいです」と参加者も意欲的な姿勢で、プロジェクトの規模や世代を問わず交流がうまれていました。なお今回のプレゼン・ブース展示内容を元に、本パビリオンへの会場参加団体(※)を決定する予定です。
※2024年1月中旬頃に参加内定を個別に発表。EXPO パビリオン」会場参加の二次募集は、2024年1/21に開始した。
<イベントダイジェスト②:万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も登場!プログラムに登録していない、一般のイベント参加者からも嬉しい声が>
また来場者も様々なブースに顔を出し、ブース出展者から話を真剣に聞いている姿が。「初めて「TEAM EXPO 2025」プログラムのイベントに初めて来ましたが、とても刺激をもらいました!私でも、なにか出来るかもしれないし、今からでも参加してみたいと思いました」という声もあがっていました。また現地は、「TEAM EXPOパビリオン」のステージを体感できるコーナーや「TEAM EXPO 2025」プログラムの相談コーナーを設置。そして万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も登場して会場を湧かせていました。
<イベントダイジェスト③:未来のための楽しいアクション・共創チャレンジを支援・創出する共創パートナー、
そしてスタートアップ企業に向けた支援のためトークセッションを実施>
また当日は他にも、約20の企業・団体の関係者が登壇。未来社会の実現に向けた新たな「共創」を生み出すべく、運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge」に採択された企業が登壇したパネルディスカッションや、共創パートナーによる、食と暮らし・ビジネスイノベーション・自然と環境・学びと遊び・介護と福祉などのテーマでのトークセッションを実施しました。
プラットフォーム運営を行っている共創パートナーは、共創チャレンジに登録されたプロダクトやサービスを掲載し、クラウドファンディングを募る多彩な共創チャレンジを応援。「その多くが、募集期間を残して目標額を達成しています」と担当者も引き続き応募を呼びかけていました。また大阪府内のある市では、自治体として共創パートナーに登録。「2023年12月までに、市をフィールドにした環境保全活動など約40件の共創チャレンジを支援・創出している」と参加者へ発表しました。
また昨年5月から開始されたスタートアップ企業やベンチャー企業、スタートアップを目指す共創チャレンジの参加メンバー(共創メンバー)を共創パートナーが支援する「スタートアップ ブースト プロジェクト」によるトークセッションも実施。本プロジェクトの支援企業も交えた「スタートアップ企業が世界に羽ばたくためには?」というテーマでのディスカッションを実施し、共に創り上げていきたい、理想としたい未来社会について、限られた時間のなかで来場者に向けて発信していきました。宇宙ビジネス、日本のものづくりや女性の活躍の推進、建物のゼロエネ化や空間構築などを行っている7企業によるプレゼンも併せて実施されました。
■共創チャレンジとは
多様な人たちがチームを組み、多彩な活動で大阪・関西万博とその先の未来に挑む、みんながつくる参加型プログラム「TEAM EXPO 2025」。その中で「共創チャレンジ」とは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のこと。「ワクワク」しながら進めているものなら分野は不問、誰でもエントリーが可能です。
■TEAM EXPOパビリオンとは
「TEAM EXPOパビリオン」とは、参加型万博実践の場です。このパビリオンで発表・展示できるものは、
1)「TEAM EXPO 2025」プログラム
2020年10月開始以来、参加型プログラムとして、社会課題の解決やSDGsの達成に向けた活動、世界に向けて取り組みを発信したい企業など多くの活動が登録。参加者の中から約3,000組を募集し、来場者、出展者同士など多くの方と「対話」から、SDGsの達成に貢献するために、国内外において多様な参加者が主体となり、理想とする未来社会を共に創り上げていく「共創」を生み出すことを目指します。
2)ベストプラクティス
世界が抱える課題を解決する良質なプロジェクトを選定し、万博会場内で展示・発信するプログラム。大阪・関西万博では、「TEAM EXPO 2025」プログラムに登録された活動の中から募集し、「実践的で世界各地で再生可能な、将来のために活用できる特に優れた好事例」として選定されたプロジェクトを「TEAM EXPOパビリオン」内に展示します。
■「Co-Design Challenge」とは
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の運営参加特別プログラム。「①万博を機会として、新しい「何か」をつくること」「②共創の取組であること」「③デザイン視点で取り組むこと」「④大資本でなくても取り組めること」を特徴とし、58の企業・団体から計79件の提案があり、選定委員会にて12件を選定しました。 (参考URL:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20230307-01/)
■「スタートアップ ブースト プロジェクト」とは
スタートアップやスタートアップを目指す方々に、大阪・関西万博を『使い倒してもらう』ための取り組みです。日本のスタートアップの魅力を、万博を通じて日本全国・世界へと発信し、大きな成長の糧となることを目的としています。スタートアップ企業やベンチャー企業、スタートアップを目指す共創チャレンジの参加メンバー(共創メンバー)を共創パートナーが支援し、新たな共創 (co-create)を創出します。
(参考URL:https://team.expo2025.or.jp/report/1573)
■本イベントに登壇する関係企業(順不同)
<共創パートナー>
西尾レントール株式会社、株式会社オカムラ、学校法人村川学園、株式会社マクアケ、一般社団法人日本ディープラーニング 協会、先端教育機構事業構想大学院大学、 アジア太平洋トレードセンター株式会社、CO-LabEXPOプロジェクト(株式会社リンクアンドモチベーション)、一般社団法人demo!expo、MUIC Kansai(一般社団法人関西イノベーションセンター)
<Co-Design Challenge採択企業>
甲子化学工業株式会社、テラサイクルジャパン合同会社、丸紅株式会社、コクヨ株式会社
<スタートアップ ブースト プロジェクト ステージ>
スタートアップ企業やベンチャー企業、スタートアップを目指す共創チャレンジの参加メンバー(共創メンバー)を共創パートナーが支援し、新たな共創 (co-create)を創出する活動。当日はプロジェクトに参加する団体で「スタートアップ企業が世界に羽ばたくためには?」をテーマにトークセッションを行いました。
登壇者:株式会社ワントゥーテン、グーグル合同会社(Google日本法人)、Plug and Play Japan株式会社、将来宇宙輸送システム株式会社、独立行政法人 中小企業基盤整備機構
<その他>
KCJ GROUP株式会社
■本イベントへの参加共創チャレンジ(一覧)
▼プレスリリース
https://prtimes.jp/a/?f=d137692-1-5a50d8c3fd5b55f9e59d362bb904da46.pdf
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