【国際女性デー】ピープルツリーからミモザアイテム新発売　～フェアトレード×手仕事×女性の社会進出支援～

フェアトレードカンパニー株式会社

2024年2月29日 17時44分

3月8日は「国際女性デー」。別名「ミモザの日」です。

国際女性デーに合わせ、2024年春夏新商品からフェアトレードの手仕事による「ミモザ」アイテムをご紹介いたします。

フェアトレード専門ブランドのピープルツリーは、フェアトレードのものづくりを通じて長年、女性の社会進出を支援してきました。

フェアトレードとは、貧困問題と環境問題をビジネスの仕組みの中で解決しようとする取り組みです。社会的・経済的に立場の弱い人々の生活を支援するフェアトレードでは、文化的・社会的な習慣により収入の機会を持たなかった女性が仕事を得て、自立を目指すケースが多くあります。

WFTOの加盟団体で生産に携わる96万人のうち、74％を女性が占め、団体の創設者や管理職レベルも半数以上が女性と、フェアトレード団体では女性の活躍がとても進んでいます。

手仕事によるミモザアイテム

ピープルツリーは、ご紹介したミモザのアイテム以外でも全ての商品において、天然素材を用いて手仕事によるフェアトレードのものづくりを通じて、弱い立場にある女性の経済的自立を支援しています。

フェアトレードである意義

フェアトレード団体における活動は、単なる生産にとどまりません。つくり手の経済的自立だけでなく、家族の健康や、コミュニティにおける教育、福祉なども支援しています。また、環境に配慮した生産方法が地域の暮らしを守っています。

フェアトレードのお買いものをすることは、SDGs (持続可能な開発目標)に掲げられたグローバル目標を達成するための具体的なアクションとなります。

ストールのつくり手：サシャ／インド
1978年にインド東部の西ベンガル州コルカタに設立された非営利の生産者団体。社会的に立場の弱いコミュニティの自立支援や、古くから伝わる手工業製品の生産支援と雇用機会の提供を目的に活動を開始しました。現在は、西ベンガル地方やオリッサ州を拠点に100以上の小規模生産者グループを支援しており、技術指導やマーケティング、ビジネススキルの向上プログラムや小口融資などの支援をしています。

ピアス＆ブローチのつくり手：タラ・プロジェクト／インド
1960年代に、カースト制度による差別や貧困といった社会問題を、フェアトレードを通じて解決しようと設立されました。インド北部でアクセサリーやガラス細工などをつくる小規模の生産者グループが組織され、タラ・プロジェクトを通じて技術向上の訓練や医療サービスの支援を受けています。タラ・プロジェクトは雇用の場をつくり、大人たちが経済的に自立を果たすことで児童労働をなくすことを目指しています。

バッグ＆ポーチのつくり手：サイドプール・エンタープライズ／バングラデシュ
サイドプール・エンタープライズは、1970年代に独立戦争で故郷を失った難民たちを支援するプロジェクトとして始まりました。バングラデシュ特産のジュートやコットンを使ってバッグをつくる工房とハンドスクリーンプリントを行う工房で、70人以上の女性が働いています。ピープルツリーの安定した発注によって、生産者たちは低利子でローンを組むことや、法的援助や保険を受けることもできるようになりました。