カナダ大豆協会、非遺伝子組み換え大豆の日本市場への安定供給とサステナビリティの追求に尽力
カナダの大豆バリューチェーンと日本をはじめとするインド太平洋地域の顧客をつなぐ
2024年3月27日オンタリオ州オタワ発 – ソイ・カナダ(SOY CANADA)ブライアン・イネス エグゼクティブ・ディレクター、以下カナダ大豆協会 は、2月上旬にカナダ大豆バリューチェーン代表団を率いた外遊ミッションの一環として日本を訪問し、競争の激しい日本市場においても需要が高いカナダ産大豆の特長を日本の顧客に伝え、安定供給することの重要性を改めて認識しました。
「カナダ産大豆の品質が高く評価されていることを、私たちはお客様から直接聞くことができました」と、カナダ大豆協会の市場開拓担当マネージャー、ニコール・マッケラーは言う。「今回の訪問で、日本のお客様にカナダ産大豆をより良く知っていただくことと、日本のお客様がカナダの大豆に何を求めているのかをお聞きすることができました」。
カナダ大豆輸出企業の代表者20名とカナダ4州の農家代表者を含む、カナダ大豆業界からの参加者数が過去最高となった今回のミッションでは、セミナー、業界団体の会合、施設訪問などを通じて、代表団は日本とタイの150名以上の現顧客および潜在顧客と面会し、意見交換する機会となりました。
「サステナブルで、信頼できる安定した大豆供給の重要性は、お客様から一貫して提起された2つの事柄ですが、これらは、カナダの大豆業界が投資している分野です」とマッケラーは述べます。サステナブル・カナダ産大豆認証プログラムと、カナダの大豆生産者がサステナブルな慣行に取り組んでいることに対するお客様の関心は高く、日本のエンドユーザー、特に若い世代は、購入する製品のサステナビリティに注目をしていると指摘します。
カナダ大豆協会は東京の在日カナダ大使館でセミナーを開催し、サステナブル・カナダ産大豆認証プログラム、2023年の大豆シーズンの報告と世界の大豆市場の概要について説明しました。カナダ代表団は、カナダの大豆バリューチェーン全体から講演者を招いたほか、カナダ農業・農業食品省およびカナダ穀物委員会の代表も参加しました。
2023年のカナダの大豆生産量は700万トンで、2022年から7%増加しました。そのうち112万トンは非遺伝子組み換えの食品用大豆で、2022年からわずかに増加しています。生産量の増加は、生育期の天候が良好であったため、ほとんどの地域で収量が好調であったことに起因します。
2022年のカナダ産大豆の輸出量は430万トンでした。2023年の総輸出量の発表は待たれますが、増産によって470万トンに達すると推定されています。カナダで生産される112万トンの非遺伝子組換え大豆のうち、事実上すべてが国際市場に輸出されます。
日本は、カナダ産大豆の総輸出量において第4位の市場であり、カナダ産非遺伝子組換え大豆最大の輸出市場です。カナダ産大豆は、豆腐、豆乳、味噌、納豆、醤油など、日本のさまざまな製品に使用されています。2023年の対日輸出総量は32万6,000トンと予測されます。
Food Grade Variety Finder (食品用大豆品種ファインダー)は100以上の大豆品種が掲載されているカナダの食品用大豆品種に関する最も包括的なデータベースです。このインタラクティブな検索ツールを活用することでユーザーはあらゆるニーズに適したカナダ産の品種を検索することが可能です。詳細はカナダ大豆協会の公式ウェブサイトをご参照ください。https://soycanada.ca/ja/food-grade-soybeans/database/
カナダ大豆協会(SOY CANADA)について
カナダ大豆協会は、カナダの種苗会社、3万の生産者、輸出業者、加工業者を含む大豆セクターの全国的なバリューチェーン組織です。 2014年に設立以来、市場参入と市場開発に関する取り組みを主導し、大豆セクターの成長と収益性に影響する課題についてリーダーシップを発揮し、バリューチェーン全体およびカナダ全土の研究努力を調整しています。
詳細は公式サイトをご覧ください。https://soycanada.ca/ja/
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