Z世代の次の世代『α世代』のマーケティング研究組織「α世代ラボ」が発足!α世代男子が将来つきたい職業NO.1は「プロ野球選手」!活躍を続ける「大谷翔平選手」の影響か
多様性の時代、周囲の教育によりα世代は「自己肯定感」が高い
α世代ラボは「α世代と社会・企業をつなぐ」をコンセプトに、当世代の研究・情報発信を行っていきます。
また、蓄積した知見を活かし、α世代やその親世代をターゲットにした企業のマーケティング・PRをサポートしていきます。
今回、α世代ラボの活動の一環として、α世代とその親を対象に「α世代の親子関係・将来観に関する調査」を実施しました。
α世代のマーケティング研究組織「α世代ラボ」 が発足しました
株式会社On’yomiは、「α世代と社会・企業をつなぐ」をコンセプトに『α世代』に関する研究・情報発信を行うマーケティング研究組織「α世代ラボ」を設立しました。
【α世代とは】
Z世代の次に続く世代であり、おおよそ2010~2024年ごろに生まれた世代を指します。
【α世代ラボ 設立の背景】
今、Z世代が大きな注目を集めています。Z世代はデジタルの発展やSNSの普及などにより、他の世代と異なる特徴的な価値観を持ちます。社会のトレンドもZ世代を中心に生まれることが増えています。
『α世代』はZ世代の次に続く世代です。現代は、社会的・文化的・技術的にも環境が急速に大きく変化する時代。
それに伴い、α世代はZ世代とまた違った「新しい価値観」を持つようになることが考えれられます。
α世代ラボは、そんなα世代の価値観や実態を明らかにしていくべく設立されました。
【α世代ラボ 活動内容】
α世代ラボは、「α世代と社会・企業をつなぐ」をコンセプトに活動をしていきます。
α世代は今時点で中学生以下と若い層ですが、早い段階から当世代を研究することで、どのような価値観が形成されているかを明らかにします。研究コンテンツを制作し、α世代ラボのホームページに掲載していきます。
また、蓄積したα世代への知見をもとに、α世代やその親世代をターゲットにした企業のマーケティング・PRをサポートしていきます。
「α世代ラボ」ホームページ:
コンテンツ種類:
①インタビュー
α世代とその親御さんやα世代を指導する先生、その他識者にお話を伺う
②調査レポート
α世代へアンケートを実施し結果を分析する
③コラム
インタビュー、調査を通して見えてきたα世代の特徴や傾向をまとめる
「α世代の親子関係・将来観に関する調査」概要
α世代ラボの活動(調査レポート)の一環として、α世代とその親御さんを対象に調査を実施しました。
第一回目となる今回は、α世代の親子関係や将来観に焦点を当て、彼らの価値観を探っていきました。
調査方法:WEBアンケート方式
調査対象:小学校1年生~6年生までの子供を持つ親(子供と一緒に回答できる方)
対象者ボリューム:n=600
調査実施日:2024年1月31日(水)~2024年2月1日(木)
調査主体 :α世代ラボ
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「α世代ラボ」と明記をお願いいたします
調査サマリー
・ α世代親子の4割以上が1日の会話時間「1時間未満」
α世代が一番楽しいと思うこと、1位は「ゲーム」
α世代の「一人遊び」の傾向が「親子の会話時間」にも影響か
・α世代の親子の約6割が「共通の趣味を持つ」
4割以上の親が「子供からの影響でコンテンツを好きになったことがある」
年代を越えた「嗜好性の相似」進む
・α世代の親の7割以上が子供を「褒めること」が多い
α世代の9割以上が「自分のことが好き」
親の教育がα世代の「自己肯定感の高さ」に影響か
・α世代のお年玉額は「10,000~15,000円未満」が最多
お年玉の使い道は「貯金」が7割を超える
インフレ時代における親の節約意識が影響か
・α世代が将来つきたい職業、男子1位は「プロ野球選手」
活躍を続ける「大谷翔平選手」の影響か
α世代の「一人遊び」の傾向が「親子の会話時間」にも影響か
α世代の親を対象に「子供との会話時間は1日どれくらいですか?」と聞いたところ、 30.8% が「30分~1時間未満」、12.2%が「30分未満」と回答し、合計43%が「1時間未満」という結果になりました。
また、α世代に「何をしているときが楽しいですか?」と聞いたところ、「ゲーム(TV、タブレット、スマホ含む)」が2位の「友達と遊ぶ」を上回り、1位となりました。3位にはSNS(YouTube、TikTokなど)がランクインするなど、α世代は「一人遊び」を好む傾向があることが分かりました。
α世代は家でも「一人遊び」をする時間が長くなることで、親子の会話時間が短くなっていると考えられます。
α世代の親子、年代を越えた「嗜好性の相似」進む
α世代の親を対象に「子供との共通の趣味はありますか?」と聞いたところ、58.2%が「ある」と回答しました。
また、「子供からの影響で好きになったコンテンツはありますか?」と聞いたところ、41.3%が「ある」と回答しました。
α世代の親子の間では、趣味・コンテンツなどの「嗜好性の相似」が進んでいることが分かりました。
共通の趣味としては「推し活」、子供の影響で好きになったコンテンツとしては「アニメ」の回答が多く集まりました。
YouTubeや動画配信サービスなどで同じコンテンツを親子一緒に見る機会が増えたことで、年代関係なく相似した嗜好性を持つようになったと考えられます。
親の教育がα世代の「自己肯定感の高さ」に影響か
α世代の親を対象に「子供へは褒めることと叱ることどちらが多いですか?」と聞いたところ、70.5%が「褒めることが多い」と回答しました。
また、α世代を対象に「自分のことが好きですか?」と聞いたところ、91.9%が「自分のことが好き」と回答しました。
α世代の親が教育として子供をよく褒めることで、α世代の「自己肯定感」が高くなっていることが考えられます。
α世代は“超節約世代”?インフレ時代における親の節約意識が影響か
α世代を対象に「2024年はお年玉をいくらもらいましたか?」と聞いたところ、「10,000~15,000円未満」が19.7%と最多でした。
また、お年玉をもらったα世代を対象に「お年玉は何に使いますか?」と聞いたところ、74.2%が「貯金」と回答しました。
インフレ時代における親の節約意識が、子供であるα世代にも根付いていると考えられます。
α世代が将来つきたい職業、男子1位は「プロ野球選手」!
α世代を対象に「将来つきたい職業は何ですか?」と聞いたところ、男子1位は「プロ野球選手」となりました。
目覚ましい活躍を続ける「大谷翔平選手」の影響が大きいと考えられます。
また、「インフルエンサー(YouTuberなど)」が男女ともに、トップ5にランクインしています。
α世代ラボ所長 コメント:多様性の時代、周囲の教育によりα世代は「自己肯定感」が高い
第一回目となる今回の調査では「α世代の親子関係・将来観」に焦点を当てましたが、いくつか面白い発見が得られました。
特に印象的だったのは、α世代の「自己肯定感の高さ」です。年齢が若いということも要因としてはありますが、外部環境による影響も大きいと考えます。
調査ではα世代の親が子供たちをよく褒めることが明らかになりましたが、α世代の親御さんや先生へインタビューをする中で(※1) 、保育園や小学校でも個人の意思を尊重する「多様性」を重視した教育がなされていることが分かりました。
そうした多様性の時代、周囲の教育により「他と同じじゃなくてもいい、他と違っていい」というような価値観がα世代には根付いているため、自己肯定感が高くなっていると考えます。
また、α世代男子の将来つきたい職業として「プロ野球選手」がトップとなりました。近年”子供の野球離れ”が言われていましたが、大谷翔平選手の活躍により再び野球人気が大きくなりそうです。
※1 α世代の親御さん、先生へのインタビュー記事
・多様性を受け入れる教育方針 個を尊重し、自己肯定感を高める
https://alpha-gen-lab.com/posts/nEK4om1M
・デジタルツールで「プログラミング的思考」を育てる 「協調性」から「多様性」の時代へ
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