障害や病気のある方のためのオンラインライタースクールが6月に開校。
~寄り道が居場所につながる社会へ~
大分県別府市在住の重度障害のある詩人・エッセイストとして活動する豆塚エリを発起人として特定非営利活動法人こんぺいとう企画(本社:大分県別府市)が2023年12月14日に設立されました。当法人は全国の障害や病気によって長期安定的に働くことが困難な方々を対象としたオンラインライタースクールを2024年6月中旬に開校予定です。
【豆塚エリのプロフィール】
16歳で自殺未遂を図り、頚髄を損傷、車いすユーザーに。2年に及ぶリハビリ後、進学、就職を目指すも様々な社会的困難があり挫折。フリーランスとして執筆、メディア出演や講演などの活動を続け、2022年9月16日に著書「しにたい気持ちが消えるまで」を三栄より出版。
令和5年雇用障害者数は約64万人、障害者人口のたった6%。
障害や病気があると長期で安定的に働くことが難しくなる場合があります。
「満員電車に乗って通勤ができない」
「薬の服用で運転ができず職場に行けない」
「体調を考慮すると働く時間が固定できない」
障害者雇用促進法では、従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を法定雇用率以上にする義務を定めており、2024年4月から2.5%、2026年7月から2.7%と上昇する見込みです。
これにより雇用の拡大が期待されていますが、日本では依然として出社して働くことを前提としており、法定雇用率のメリットを享受できる方はごくわずかです。障害や病気により外出や集団生活が難しい場合、職場で働くことは働く以前に心身の疲弊を引き起こし、結果的に働く選択肢さえも諦めざるを得ないこともあります。
また、障害や病気に限らず、日本では、一度レールから外れてしまうと戻ることが難しい現状もあります。
しかし、どんな寄り道があったとしても、それが居場所につながる社会があれば生きづらさは減っていくのではないでしょうか。多様な働く選択肢があれば、誰も取り残さない社会に近づけるのではないでしょうか。そんな思いを実現するためにオンラインライタースクール「もくもくライタースクール」の開校します。
オンラインライタースクールの特徴
-
いつでも学べる5分の動画コンテンツ
-
ライティング基礎、ビジネスマナー、就活、自立の4コース
-
1コンテンツ300円程度の手ごろな単価設定
-
開設予定のメディアサイトで実績作りの支援
障害や病気があると体調面だけでなく、通院、入院、手術、リハビリなど日常生活に不安定さが伴います。それぞれの状態に合わせてマイペースに学ぶことができ、そして、その先にはメディアサイトによる実践演習の場を用意します。
■受講条件
・障害や病気で安定した就労が難しい方
※障害者手帳取得は必須ではありません。
・ブログなどで発信したい方、ライティングの仕事をしたい方
また、オンラインライタースクールの卒業生に対しては、営業サポートや事務処理代行などを担い、長期的なサポート体制を構築すると共にトラブル防止を図っていくことを目指しており、誰もが安心してフリーランスとして働けるような体制も整えていきたいと考えています。
クラウドファンディングにも挑戦中!
現在、2024年6月中旬開校を目指し、オンラインライタースクール「もくもくライタースクール」のWEBサイト開設、デザインと共に教材の動画コンテンツ制作がスタートしており、4月中には完成する予定です。
しかし、設立したばかりで収益基盤を持たない私たちにとっては、サイト開発、動画コンテンツ制作、スクール運営費にかかる費用を全て賄うことが難しいのが現状であり、2024年3月18日(月)~4月30日(火)までREADYFORにてクラウドファンディングに挑戦しています。4月1日時点で100名を超える多くの方々から支援していただき、第1目標の200万を達成しており、現在は第2目標の達成を目指しています。
特定非営利活動法人こんぺいとう企画
本社:大分県別府市弓ヶ浜町1番28号 別府コージェマンション301号
TEL:0977-76-8601
Mail:info@kompeito.org
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像