小規模ICT施工向けオフセットブーム対応3Dマシンガイダンス
GradeMetrix🄬 VR500販売拡大
Hemisphere Japan(へミスフィアジャパン・神奈川県厚木市)は6月からクボタ建機ジャパンの主力製品であるミニバックホーRX306E/RX406E/RX506向けに3DマシンガイダンスシステムGradeMetrix VR500🄬オフセットブーム対応を供給、小規模ICT施工市場の拡大を見込む。
従来は「i―Construction」で中大型バックホー向けのICT施工を中心に展開していたが、昨今ミニバックホー向けにICT施工の要領案などの整備が進み、小規模ICT施工の市場拡大の下地ができたと判断した。
GradeMetrix🄬 VR500は3Dシステムでありながら、2Dシステムで施工することが可能。今後、2Dシステムも順次投入していくが、追加機材を購入することで3Dシステムへ簡単にアップグレードできる画期的なラインナップだ。
クボタ建機ジャパンの柴山眞弘社長は「当社が強みとするオフセットブーム機に対応したマシンガイダンスへの要望が高まっている。大規模土木工事がメインだったICT施工だが、今後は住宅地・都市部での普及が進むと予想しており、そのような現場に最適なソリューションだと考えている」と話した。また、ヘミスフィアジャパンの岡本和久社長は「国交省のスローガン『2040年度までに建設現場において少なくとも省人化3割、生産性1・5倍に向上』を達成するため、今後も顧客のニーズに対して柔軟に対応できる体制強化を進め、販売促進貢献したい」との考えを示した。
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