11の質問に答えて、情報セキュリティ基本方針のたたき台を作成。自社の対策を見直すきっかけに、ITの専任者がいない中小企業向けの無料ツールを公開

対策ルール・チェックリスト・事故のときの連絡表もあわせて作成。Word で保存し、社内で検討しながら自社に合わせて直せます。SECURITY ACTION 二つ星に必要な基本方針の下書きにも

ドットシンク株式会社

ドットシンク株式会社(本社:愛知県名古屋市天白区、代表取締役:小野 隆士)は、2026 年 10 月 19 日、無料の Web ツール「情報セキュリティ対策ガイドライン作成ツール」を公開しました。昨今のセキュリティ事故を受けて、中小企業が自社の情報セキュリティ対策を見直すきっかけにしてほしいと考え、開発したものです。会社で使っているパソコンやクラウドサービス、生成 AI などについての 11 の質問にボタンで答えると、情報セキュリティ基本方針のたたき台ができます。まずたたき台となる文書を作り、社内で対策を話し合う材料としてお使いいただけます。

あわせて「対策ルール」「チェックリスト」「事故のときの連絡表」も作成できます。印刷するか Word 形式で保存でき、Word では自社に合わせて文を直せます。文書の構成は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第 4.0 版をもとに、当社が作成しました。

https://www.dot-think.co.jp/tools/security-guideline

簡単な操作で作成が可能

セキュリティ事故を、自社の対策を見直すきっかけに

昨今のセキュリティ事故を受けて中小企業が自社の対策を見直すとき、出発点になるのは、方針とルールを文書にして社内で話し合える形にすることだと当社は考えています。

ところが、IPA の実態調査では、対策の体制を聞いた問いに、回答した中小企業・小規模企業者の 69.7% が「組織的には行っていない(各自の対応)」と答えています。回答の約 66% を占める小規模企業者(商業・サービス業 1〜5 名、製造業その他 1〜20 名)では 84.5% でした。それ以外の 100 名以下の中小企業でも 47.6% です。

出典:IPA「2024 年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査 報告書」(2025 年 5 月公表。Web アンケート、有効回答 4,191 件)

情報セキュリティ対策の体制の統計

本ツールは、IT の専任者がいない会社でも、方針とルールのたたき台を手元に置けるように作りました。できた文書を社内で読み合わせ、自社に合わせて直していくことで、セキュリティへの意識を高め、社内で検討を進める材料にしていただけます。

特長 1:11 の質問に答えると、基本方針のたたき台ができる

質問は 1 画面に 1 問ずつ表示され、「はい」「いいえ」「分からない」のボタンで答えます。会社名を入れて 11 の質問に答え、お名前とメールアドレスを送ると、基本方針を含む 4 つの文書の下書きができます。基本方針は A4 1 枚で、当社の名称が入らないため、自社の方針として社員に周知し、ホームページなどで公開できます。

表示される選択式の質問に答えていく。
出来上がった情報セキュリティ基本方針のサンプル

特長 2:使っているものに合わせて、対策ルールの中身が変わる

「はい」と答えた項目には、その分野の対策ルールが入ります。「いいえ」と答えた項目は 1 行だけのルールになり、たとえばテレワーク・VPN を使っていない会社には「社外から社内のネットワークやパソコンにつながない。つなぐ必要が出たら、先に事務局に相談する。」というルールが入ります(事務局は、ルールを社員に伝え、相談を受ける担当者です)。「分からない」と答えた項目は、ルールを入れたうえで、画面に「確かめる」の印が付きます。

生成 AI を使っている会社のルールには、業務で使う AI と、AI の出力を確認する担当者を決める項目が入ります。AI に入力する情報は「入れてよい」「法人向けの AI だけ」「入れない」の 3 つに区分します。入れてはいけない情報を入力してしまったときはすぐに報告すること、報告した人を責めないことも定めています。

情報セキュリティ対策ルールのサンプル

特長 3:社内で検討しながら、自社に合わせて直せる

送ったあとに開く下書きの画面では、バックアップの頻度と保存先など、会社で決める項目を候補のボタンから選ぶか、直接書き込んで決めます。書いた内容は自動で保存され、受付確認のメールに届くリンクから開き直せるため、社内で確認しながら何回かに分けて進められます。作成した文書は A4 で印刷するか、Word ファイル(.docx)で保存でき、社内での利用・改変は自由です。

複雑な文章を書くことなく、選択式で入力可能

SECURITY ACTION 二つ星の宣言に必要な基本方針の下書きにも

SECURITY ACTION は、中小企業が情報セキュリティ対策に取り組むことを自ら宣言する IPA の制度です。デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)2026 の申請では、一つ星または二つ星の宣言が要件となっています。一つ星は「情報セキュリティ 6 か条」に取り組む宣言で、二つ星は「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」を実施したうえで、情報セキュリティ基本方針を定めて外部に公開することが条件です。

本ツールで作る基本方針は、二つ星の宣言で公開する方針の下書きとして使えます。なお、チェックリストは当社独自の項目のため、二つ星の宣言には IPA の自社診断を別途実施する必要があります。
申請の際は、公式の案内で最新の要件をご確認ください。

作成していくことで、現状の把握と今後の対策を検討できる

■ ご利用にあたって

作成される文書は、社内で検討するための土台です。ツールを使うだけで事故を防げるわけではありません。作成したルールは社内で読み合わせて自社に合わせて直し、社員に伝えて運用してください。年に 1 回の見直しと、法令や取引先との契約で求められる対応の確認も必要です。

■ ツールの概要

  • 名称:情報セキュリティ対策ガイドライン作成ツール

  • 料金:無料

  • 対象:社員 5〜50 名ほどで、IT の専任者がいない企業

  • 利用の流れ:会社名と 11 の質問に答え、お名前とメールアドレスを送ると、下書きの画面が開きます。受付確認のメールに、下書きの画面をもう一度開くためのリンクが届きます

  • 作成できる文書:情報セキュリティ基本方針(A4 1 枚)、対策ルール(21 章。回答に応じて 57〜88 項目)、チェックリスト(26 項目)、事故のときの連絡表(最初に知らせる人、最初にすること、公的な相談窓口 5 か所)

  • 出典:IPA の資料 8 件と、JPCERT コーディネーションセンター・個人情報保護委員会・警察庁の資料 3 件。下書きの画面に一覧で掲載

  • 保存形式:印刷(A4)、Word(.docx)

  • 対応端末:パソコン、スマートフォン

  • URL:https://www.dot-think.co.jp/tools/security-guideline

スマートフォンからも簡単に作成できる

■ そのほかの無料ツール

当社では、業務の棚卸しシート(Excel)、社長依存度診断、AI工数削減診断も無料で公開しています。

https://www.dot-think.co.jp/tools

■ 会社概要

  • 会社名:ドットシンク株式会社(英語表記 dotThink Co., Ltd.)

  • 代表者:代表取締役 小野 隆士

  • 設立:2023 年 8 月 1 日

  • オフィス:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須4丁目1-11 OSpace 1-C

  • 企業理念:ともにツクル未来

  • 事業:中小企業向けの AI研修・AI伴走支援、システム開発、経営ダッシュボード、マーケティング支援など

  • URL:https://www.dot-think.co.jp

■ 本件に関するお問い合わせ

ドットシンク株式会社

お問い合わせフォーム:https://www.dot-think.co.jp/contact

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URL
https://www.dot-think.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
愛知県名古屋市中区大須4丁目1−11 OSpace 1-C
電話番号
050-3355-1074
代表者名
小野 隆士
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2023年08月