【大分県国東市】ふるさとへの情熱でUターン起業!“田舎だから選択を諦めるのはもったいない。” 25歳のコミュニケーションデザイナーが学生向けイベントで登壇。
うみかぜデザイン工房として大分県国東市で起業をし、地域活性化を目指すコミュニケーションデザイナーが学生向けイベントで登壇。その様子を紹介します。
大分県国東市から東京に飛び出した一人のデザイナーが、故郷に戻り、新たなクリエイティブの風を吹かせるために動き出しました。首都圏で官公庁の広告制作や、新規店舗のクリエイティブ、ブランディング、周年プロモーションなどの多様な経験を活かし、クリエイティブを通した地域課題の解決に取り組む「うみかぜデザイン工房」を立ち上げました。
「明日のデザインデイズ」
11月9日、10日の2日間、大分市の大分県立芸術文化短期大学にて、「OITA DESIGN POWER 2024 明日のデザインデイズ」が開催されました。
大分県内でデザインを学ぶ学生(大学生・専門学校生・高校生・中学生)を対象とした初の企画で、大分県デザイン協会と大分県立芸術文化短期大学の共催で開催され、「県内or首都圏 地域で変わるデザイナーの仕事」と「ひとつのデザインに携わるさまざまなクリエイター」の2つのプログラムで登壇しました。
「県内or首都圏 地域で変わるデザイナーの仕事」
地元を離れ、さまざまな場所を見て、暮らしてみたいという思いから、東京での就職を選びました。
最初はデザイナーとは違う職種についていましたが、独学でデザインや動画制作のスキルを身に付け、企画・ブランディングや広告クリエイティブを手掛ける会社に入社。そこでコミュニケーションデザイナーとして、ブランドと消費者、まちと人とをつなぐ“きっかけ”を考える業務に携わっていました。
今年6月から大分県内の案件も本格的に始まり、これまでの仕事との違いに驚きました。
一番最初に感じた違いは「制作物が影響を与える範囲」でした。
都市部は広告を見る人が多く、広く、より多くの人へ届けることができます。地方は広告を見る人が比較的少なく、狭い傾向にあります。
しかし、これは良し悪しではなく、地方は影響を与える先の人との距離が近いという考えもできるなと思いました。
この、地域によって変わる仕事内容。学生自身の進路の参考になるのではないかと思い、当日も話をさせていただきました。
うみかぜデザイン工房について
“田舎だから選択を諦めるのはもったいない。”
そんなうみかぜデザイン工房が、なぜ首都圏からふるさとである大分に戻ってきたのか。
それは、以前、仕事でいくつかの地方を訪れ、同じような悩みを抱える自治体の話を聞き、クリエイティブを通して何かできないかと考えるようになりました。帰省するタイミングを増やし、地元の人々や企業と話す中で、さまざまな課題を感じ、東京にいては地元の状況や住民を理解するのは難しいと感じ、移住を決意しました。
私が感じる課題は、その選択肢に出会う場所が限られていることです。地元を離れるまでデザイナーという職業の存在を知らなかった私は、その気づきを得る機会の重要性を痛感しています。今でも、「学生時代にデザイナーという職業を知りたかった」と思っています。
“名前の由来はふるさとの風景。”
「うみかぜデザイン工房」という名前は、地元・大分県国東市の海と、そこで吹く風から名付けました。学生時代から考え事をする際には近所の海岸へ行き、その景色を眺めていました。私にとって大切な場所です。
そんな風景をずっと残していきたいという想いと、海のように広く、風のように自由なクリエイティブを生み出したいという願いを込めています。
“How to communication”から生まれるクリエイティブ
うみかぜデザイン工房は、“How to communication”から考えるクリエイティブが大きな特徴です。
イベントでの集客、企業の採用強化、ブランド認知拡大などのニーズに対応し、チラシ制作やWEB制作、動画制作、SNS運用や広告運用などを提供しています。
実績については、別途お問い合わせください。
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