株式会社ごみの学校、亀岡市と連携し「Circular Kameoka」プロジェクトを始動
地域資源の有効活用と環境保全を通じて、ひと・もの・かねが循環する豊かなまちづくりを目指す
株式会社ごみの学校(代表取締役:寺井正幸)は、京都府亀岡市との連携により、資源循環型社会の実現を目指す「Circular Kameoka」プロジェクトを2024年8月1日より開始いたします。本プロジェクトは、地域資源の有効活用と環境保全を通じて、ひと・もの・かねが循環する豊かなまちづくりを目指します。
■亀岡市について
亀岡市は、京都府の中心部から西に位置し、美しい自然環境に恵まれた地域です。古くから交通の要所として栄え、歴史的な文化遺産も数多く残されています。また、亀岡市は「日本の原風景」とも言える里山風景が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。農業が盛んで、特にお米や野菜の生産が地域経済の重要な柱となっています。
2018年には”かめおかプラスチックごみゼロ宣言”、2019年にはエコバッグの普及促進を図るため、アートの視点を取り入れた「KAMEOKA FLY BAG Project」を実施し、2020年には「亀岡市ポイ捨て等禁止条例」や全国初の「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を制定するなど、全国に先駆けた取組を推進し、世界に誇れる環境先進都市を目指しています。
■Circular Kameokaのプロジェクト概要
「Circular Kameoka」プロジェクトは、地域の資源循環を推進し、ひと・もの・かねが循環する豊かなまちづくりを目指す取り組みです。以下の3つの柱を中心に進めてまいります。
1.市内外へのPR事業
亀岡市の資源循環に関する取り組みを広く発信し、地域の魅力を高めます。8月1日には亀岡市内のサーキュラーエコノミーに関する取組を取り上げたWEBメディア「Circular Kameoka」をリリースし、市内の事業・企業・場所などを掘り下げて紹介していきます。このメディアは亀岡市内外のステークホルダーに向けて、資源循環の重要性と実践例を広く伝えるための重要なプラットフォームとなります。
2.資源循環事業創出
市内事業者との連携を強化し、新たな資源循環事業を創出します。ごみを出さない新しい観光体験を提供するプラごみゼロツーリズムや、企業・組織向けのサーキュラーエコノミーに関する研修やフィールドワークの実施など、先進的なプロジェクトを展開し、地域内外を巻き込んだ事業を展開していきます。
3.共創実証実験
企業や自治体。大学などと連携し、最新技術やサービスの実証実験を実施していく計画です。これにより、亀岡市内の資源循環のレベルを向上させ、全国のモデルケースとして発信していきます。
■WEBメディア「Circular Kameoka」について
「Circular Kameoka」の第一弾としてリリースされるWEBメディアは、亀岡市の資源循環に関する取り組みを広く発信するためのプラットフォームです。このメディアを通じて、市内の事業・企業・場所などを詳細に紹介し、地域の魅力を国内外に発信します。また、市内外のステークホルダーからのフィードバックを受け取りながら、資源循環に関する情報を蓄積し、共有する場として機能します。
WEBリンク「CircularKameoka」:https://circularkameoka.com/
■今後の展開について
今後、Circular Kameokaプロジェクトは以下のような取り組みを進めてまいります。
1.サステナビリティツアーの実施
亀岡市内外の企業や団体を対象に、資源循環に関する体験型ツアーを実施します。亀岡市内の最新のリサイクル技術や取組、伝統的な技術などを体験していただけるツアーとなります。
2.研修プログラムの受け入れ
企業や教育機関向けに、亀岡市での資源循環に関する研修プログラムを提供します。実践的な研修を通じて、参加者の意識向上とスキル向上を図ります。
3.新たなプロジェクトの立ち上げ
市内外の事業者との連携を深め、新たな資源循環プロジェクトを企画・実施します。具体的には、市内事業者廃棄物の活用や、新たな資源循環モデルの実施検証など、多様な取り組みを進めていきます。
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