医師向け病棟ToDo+症例管理アプリ「MOTiCAN」、リリース約1カ月で医師ユーザー1000人突破 X(旧Twitter)で計38万インプレッションの反響
医師自身が感じた課題から作る医師向けアプリ。J-OSLER対応で内科専門医試験取得もサポート
株式会社MedicalAppは、医療従事者向け情報アプリ「MOTiCAN-モチカン-」において、サービスリリースから約1カ月で医師ユーザー1,000人の登録を達成したことをお知らせいたします。
「MOTiCAN-モチカン-」は、勤務医向けに病棟業務のToDoをスマートフォンで管理できる環境を提供するスマートフォン向けアプリケーションです。
サービス開発の背景
サービス開発の背景として、従来、多くの医師は紙での病棟業務のToDo管理を行っており、病院内の複数の場所を移動する中で紛失のリスクがありました。
2018年から開始された内科専門医試験のためのJ-OSLERプログラムでは、専攻医が約150症例のレポートを作成する必要があり、若手医師の大きな負担となっています。開発者自身もJ-OSLERを経験しており、症例整理に多大な時間がかかることに課題を感じていました。
この膨大な症例管理やレポート作成の負担は、一部の若手医師が内科研修を避ける要因の一つとなっています。
MOTiCANの機能①病棟業務のToDo
勤務医は通常5〜30名程度の入院患者を担当します。
患者一人一人に実施事項があり、それを漏れなく実行する必要がありますが、実際には実施漏れが発生することも少なくありません。医療は医師の指示を起点に実施されるため、医師のタスク漏れは医療全体の遅延につながります。従来は紙ベースでの管理が主流で、病棟業務のタスク管理の最適化が遅れていました。病棟業務に特化したToDo機能により、タスクの実施漏れを減らし、医療全体の効率化をサポートします。
MOTiCANの機能②経験症例の管理 J-OSLERの分類
MOTiCANでは、匿名化された症例情報を基にToDo管理を行っています。これにより、症例情報は自身のデータベースに保存され、必要な形式で呼び出すことが可能です。
例えば、疾患での検索や担当日毎のソート、検索に対応しています。
自身の経験を蓄積することで振り返りや学習に使用できます。
そこで、多忙な専攻医の業務効率化を支援するため、MOTiCANでは症例整理とJ-OSLERでの症例分類に基づく自動分類機能を実装しています。この機能についても、高い評価をいただいております。
MOTiCANの機能③臨床に役立つ計算ツール
MOTiCANの計算機能は、使いやすさを重視しています。
現役の内科医が作成しており、計算ツールの使用タイミングに合わせて便利なコンテンツを提供してく予定です。
既存の計算ツールとは異なり、病棟業務により役立つ形で機能を拡充していきます。
サービスの反響と今後の展開
リリースから約1カ月での医師ユーザー1000人突破は、医療現場における本サービスの必要性と提供価値が評価された結果と考えております。また、ここまでのMOTiCANのリリース案内は𝕏(旧Twitter)でのみ行いましたが、約1カ月の関連投稿は合計38万インプレッションを記録し、高い注目度からもニーズの大きさを実感しております。
今後は、病棟業務の効率化機能の実装と経験症例からの学習体験の充実を目指し、機能を拡充してまいります。現在はiOSアプリのみの提供ですが、Android版およびWebサービスの展開も予定しています。
会社概要
社名:株式会社MedicalApp
Team:医師3名で構成
設立:2024年4月1日
事業内容:医療情報アプリケーションの開発・運営
本件に関するお問い合わせ先
株式会社MedicalApp
担当:でじすたねっと(𝕏アカウント名)
Email:info@medicalapp.jp
𝕏(Twitter):https://x.com/digista_net
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像