専門家の知を学習したAI「熟達者AI」が登場|"問うチカラ"を育む
探究・研究の初期段階を支える、新しい学習インフラ

” ひとりの人間の深い知 ” が、あなたの対話相手に。
i.school Technologiesが提供する「熟達者AI」は、特定分野に精通した専門家(熟達者)の経験や知見を学習し、独自の回答を提供することで、ユーザーの知的好奇心や、探究を支援するツールです。
専門分野の異なる熟達者の知見をそれぞれ個別に学習し、生成AIによる回答の生成を行います。
熟達者AIの特徴
私たちは、10年以上の研鑽を積み、知見が組織化されている人のことを”熟達者”と呼んでいます。
熟達者AIは、そんな熟達者の方々と直接やりとりをし、協力しながら創り上げたAIです。

◆特徴1:熟達者ご本人による協力
熟達者AIが学習しているのは、書籍や個人のメモなど、インターネットに掲載されていない情報。
また、熟達者ご本人が、AIの回答の質を確認し必要に応じてアップデートしています。
さらに、熟達者が持つ暗黙知(まだ言語化されていない考えや知)を引き出すインタビューを実施することで、ユーザーの「答えなき問い」に対する熟達者の思考に触れることも可能です。
◆特徴2:「答え」よりも「問い」を
熟達者AIは、正解を提示すること以上に、ユーザーの中に新しい疑問や探究心が生まれることをゴールとして設計されています。
代表的な機能が以下2つです。
(機能1) ユーザーの質問に対して独自の回答を提供する機能
(機能2) 熟達者の知見をマップ上に可視化し、熟達者AIに質問すべき問いを自動生成する機能
詳しい機能の説明は、動画でご紹介しています。
今後は熟達者の数を増やし、さまざまな専門領域に対応できるようにすることで、知的創造を支える新しい学習インフラとなることを目指しています。
実際の活用事例
熟達者AIは、熟達者の書籍や論考を読み込み、その思考を自分の中で咀嚼していく学びのプロセスに近い体験を提供します。
すでに熟達者が時間をかけて思考してきた事柄に、対話を通じてすばやく触れることができます。
また、専門分野の異なる複数の熟達者AIを横断的に活用できることから、結論を導くためではなく、思考の初期段階を支援するツールとして利用されています。
特に、関心を深める、好奇心を刺激する、探究や研究のテーマを立ち上げるといった場面において、その特性が発揮されます。現在、以下のようなシーンで導入・活用が進んでいます。
<ビジネス領域>
正解のないテーマを扱うアイディア創出ワークショップや新規事業検討の初期段階において、特定領域におけるリサーチの糸口を見つけたり、アイディアを壁打ちする対話相手として活用されています。
<大学・研究機関>
研究テーマの設定や既存研究の枠組みを捉え直す過程で、リサーチクエスチョンの質を高めたり、研究を進める際の支援ツールとして活用されています。
<高等学校(探究学習)>
生徒一人ひとりの関心を出発点に探究対象を言語化していくプロセスにおいて、幅広い専門分野の熟達者の知に触れながら、探究を進めていくことを支援しています。
株式会社i.school Technologiesについて
東京大学のイノベーション教育プログラム i.school の知見を基盤に設立。
"知をもっと身近に" を掲げ、専門家の経験知をデジタル化することで、個人の創造性を引き出す教育インフラの構築を目指しています。

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