工芸美術きものの技が空間を彩る「シルクアートパネル」
伝統の技を未来へ繋ぐ新たな一歩 公式オンラインショップにて販売開始
日本の四季の美しさを、長年受け継がれる刺繍、染め、箔加工の技で、工芸美術きもの・染織工芸品に写し取る株式会社福田喜(京都府京都市、代表取締役 福田 喜之)は、2025年1月、日本の伝統美を現代のライフスタイルに取り込む「シルクアートパネル」の販売を開始いたしました。福田喜の伝統技術から生まれるシルクアートパネルが、忙しい現代の生活の中でも、日本の美とアイデンティティを身近に感じ、心やすらぐひと時を演出すとともに、伝統技術を未来へと受け継いでいく、新たな表現のひとつとして取り組んでいきたいと考えています。
【開発背景】
日本の刺繍は、着物や帯に施されることで、染め物や織物の技法とともに、西洋とは異なる独自の進化を遂げてきました。福田喜は、昭和2年刺繍業を開業して以来その技を磨き、昭和46年には創作きものメーカーとなり、移り変わる日本の自然の刹那の美しさを、着物の世界に写し取りました。その精巧な技で、前代表の故・福田喜重は刺繍分野でただ一人、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。現代では、多くの人にとって和装はハレの日や特別な日の装いとなり、着物を着用する機会は、以前よりも減少傾向にあります。そのような現代のライフスタイルの中で、かつては身にまとっていた日本の四季の美しさを、空間に設え、まとわせる新たな伝統技術の表現として、今回、シルクアートパネルの制作を開始いたしました。長年受け継いできた伝統や技術、思いを、新しい形で未来へと繋いでいく表現のひとつとして、また、着物を着る方々だけでなく、日本の美の世界観を感じていただけるアートとして、様々な方にご提案したいと思います。
【シルクアートパネル】
【公式オンラインショップについて】 ―――――――――――――――――――――――――
公式オンラインショップ
刺繍、染め、箔加工の技で、工芸美術きもの・染織工芸品を手がける 福田喜は、伝統工芸技術の新たな表現のひとつ、シルクアートパネル制作の 開始にともない、公式オンラインショップを開設致しました。
【福田喜について】 ――――――――――――――――――――――――――――
昭和2年の創業以来、日本の文化や伝統を守りながら、刺繍と染め、箔加工を用いて工芸美術きものと染織工芸品を創作、制作しております。
伝統や技術を守り、育て、受け継いでいくことにとどまらず、革新を恐れず、新しい時代に合った独創的な取り組みにで様々な商品を展開していきたいと考えています。日本の文化や、日本人のアイデンティティを、確かな技と思いで未来へとつなげていくことを目指しています。
日本の美を写し取り、表現する感性と技術
はっとするような刹那の自然の美しさを、繊細かつ、確かな存在感をもつ刺繍で表現する技術は、見る人を一瞬で魅了します。
多彩な文様表現
自然の美しさや生命力を、点と線、面や立体で構成される文様として写し取ります。
自然の色合いを描き出すために、基本技法十種類を活用し、その表現は数百種にものぼります。
そこから生み出される文様は、独自の深みと繊細さを併せ持つ美の表現となります。
箔と金泥が生み出す格式高い文様
金銀箔や金泥は、豪華で格式高さを表現する技法として、古くから使われていますが、繊細な刺繍と組み合わせることで、金銀箔や金泥が醸し出す光沢と、緻密な糸使いによる刺繍の美が融合し、上品でありながらも豪華で格式高い文様を表現します。
工芸染繍研究所の紹介
工芸染繍研究所では、分業が一般的な染織工芸の分野において、染め・柄付け・刺繍まで一貫して対応しています。また、職人の手作業の技術を間近でご覧いただけるのも私たちの工房ならではの特徴です。 工房や作品、そしてお取引にご興味のある方は、下記フォームからお問い合わせください。
名称:株式会社 福田喜
代表取締役:福田 喜之
所在地:京都府京都市北区小山上花ノ木町50
TEL:075-492-8000 FAX:075-492-8081
設立:1991年1月(創業1927年)
事業内容:工芸美術呉服、染織工芸品の創作、製作、販売
Webサイト:https://fukudaki.jp/
問合せフォーム:https://fukudaki.jp/contact
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