アート領域スタートアップ｜HYPERBALLAD｜第一弾プロダクトとして受注制作アートプラットフォーム「STORIES」をリリース

STORIESでは、活躍中のプロのアーティストが、世界に一つだけのアート作品をあなたのために制作する特別な体験を提供します。

株式会社HYPERBALLAD

2024年10月23日 15時42分

株式会社HYPERBALLAD（代表：竹内淳、本社：東京都渋谷区渋谷1-1-3）はアーティストとお客様をつなぐ新しい受注制作アートプラットフォーム「STORIES」を正式にリリースしました。活躍中のプロのアーティストとお客様が大切にされているモノやコトを結び、今までにないアート作品の購入方法を提供します。

STORIESはこちらから

STORIESのコンセプト

これまで、アートの世界では、作家がアトリエで作品を制作し、ギャラリーやアートイベント、ECサイトを通じてお客様が作品と出会い購入する、いわば一方通行の販売手法が主流でした。しかし、お客様が自分の好みに合う作品に出会うには膨大な時間と労力がかかり、若手作家にとっても安定的な収入を得ることが難しい業界構造が課題となっていました。

STORIESでは、お客様のニーズやストーリーを反映しながらアーティストが作品を制作するため、作品との出会いは偶然に頼るのではなく、意図的に作り出されます。このプロセスにより、マッチングコストを大幅に削減し、アーティストは作品販売に加え、受注制作を通じて安定した収入を得ることが可能になると考えております。

受注制作という枠組み

受注制作では、お客様のニーズや要望を取り入れすぎることで、アーティスト本来の作品性が損なわれるという課題がありました。STORIESでは、この点に配慮し、受注制作であってもアーティストの作品性を損なうことなく、正式なポートフォリオとして評価される作品を提供できるよう工夫しています。

具体的には、作品シリーズをベースに制作依頼を行うことで、アーティストのスタイルや世界観を尊重しながら、お客様の要望に応じたオリジナル作品を制作することを可能にしています。この枠組みにより、アーティストもお客様も共に満足できる受注制作の新たな形を提供できると考えています。

Finderシステム

アート作品を購入したことがないお客様にとって、アートを購入したいと思えるタイミングは非常に限られており、そのタイミングにうまくリーチすることが難しいという点が、アートを「買う」ことへの大きなハードルとなっていました。

STORIESでは、この課題を解決するために、ライフイベントやお客様の関心事、物事に合わせて作品シリーズをマッチングするFinderシステムを開発しました。

現在、Finderシステムは匿名性を保ったまま、参照データベースの構築を進めており、将来的には機械学習やAI技術を活用して、より高精度なマッチングシステムを提供する予定です。このシステムにより、お客様が自分に最適なアート作品と出会う機会を大幅に広げることを目指しています。

第一弾参加アーティストのご紹介

STORIESの第一弾として参加いただいているアーティストは、以下の9名です。各アーティストからいただいたコメントも併せてご紹介いたします。

Ko Kikuchi 菊地虹

描いた絵を売る。描かれた絵を買う。そのとき、多くの場合、その絵を手にする人の思い入れを知らぬままに描かれた絵が、その絵を描いた人の思い入れを知らぬままに受け渡されます。しかし実際には、その作品の周辺にはたくさんの物語があります。物質的、金銭的なもの以上の膨大な情報が、作品とそれを取り巻く人々には内包されています。このサービスを通して、資産的価値以上の価値をお客様に感じていただく。そのことが何にも代えがたい画家の幸せです。