「二つの黄」文化を継承する中国浙東礼学館が開館
10月14日、中国の浙東礼学館が舟山市で開館しました。この館は約2500平方メートルの敷地を持ち、黄式三、黄以周六父子の礼学思想を研究し、展示し、伝える礼学文化研究の総合的展示空間です。展示館、礼学総合文化空間、屋外開発空間に分かれています。その中で、展覧館では「二つの黄色」が舟山、寧波、江陰などの地域で人生を歩んだ軌跡や講学、著書の状況を紹介し、黄以周が親筆で記した「約園図」の複製品や代表作「礼書通故」の原刻板が展示されています。
定海双橋街道の浬溪村(古くは紫微墩頭と呼ばれた)は、黄式三、黄以周の故郷です。ここで生まれた黄氏父子は、舟山の歴史文化的な名刺と言えます。清朝時代の黄氏一族では、四代にわたり13人が儒教を業とし、舟山に世世代代住む全国的に有名な礼学家族でした。黄式三、黄以周六父子は、その礼学家族の秀でた代表者であり、彼らは清朝末期の礼学の大師であり、浙東学派の最後の重要な人物で、「事実に基づいて、人に合わせていない」という学術文化の精神を提唱しました。黄氏父子の著書は合計409巻に及び、彼らの学術思想は中国の学術界で重んじられているだけでなく、日本のほかにも大きな影響を与えています。
(2023年には、黄以周が浙江省の最初の優秀な先賢の一つに選ばれ、彼の生涯の出来事が地元の特別な教育資料に組み入れられ、小学校と中学校の授業で実施されています。現在、5年生と7年生で試験的に実施されています。)
著者: ウー・ジェンボ、リー・ホイフイ、リン・イェファン
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