新宿せいが子ども園、鳥取県日野郡日南町、連携協定を締結

乳幼児教育、小中一貫の教育強化を目指し、人口の転入を目指す！

2025年１月１５日（水）に新宿せいが子ども園（東京都新宿区）と鳥取県日野郡日南町との間で、連携協定が結ばれた。

写真　署名の様子　

写真左　藤森平司氏（新宿せいが子ども園　園長）　写真右　中村英明氏（日南町　町長）

日南町としては、まち未来創造に向けた６つのプロジェクトのうち「まちのイメージ創造・発信」「若者・子育て世代転入超過実現」「関係人口・交流人口拡大」の３つのプロジェクトの１つの柱として「新宿せいが子ども園」が実践する「見守る保育　藤森メソッド」（以下「見守る保育」）に注目し、今回の協定に繋がりました。

新宿せいが子ども園と日野郡日南町が連携協定に至った経緯

令和元年から日南町の教育委員会が「見守る保育」に注目し、同町の公立保育園の教育を見直すきっかけとなり、新宿せいが子ども園副園長　中山利彦氏が「日南町子ども園在り方検討会」のメンバーとして日南町長中村英明氏に答申を行いました。

写真左　中山利彦氏（新宿せいが子ども園　副園長）　写真右　中村英明氏（日南町　町長）

連携協定の目的

日南町園・小中一貫教育を充実強化として「見守る保育」の特色である「異年齢保育」等を取り入れることで、教育環境をアピールし、町外からの転入児等と増やすことが目的の一つである。また、新宿せいが子ども園の保育教諭、保護者、関係者との交流活動も活発に行い、関係人口の拡大を結びつけるとともに、災害協定の締結も目指す。

今後、新宿せいが子ども園と日南町が信頼関係に基づき、交流・連携を深めることで、日南町の幼児教育、学校教育、生涯学習などの教育を活性化を行い、相互の活性化を期待できる。

【連携・協力事業】

1. 「見守る保育　藤森メソッド」の実践

2. 非認知能力の育成実施

3. STEM（ステム）教育の実践

4. 講演会、研修会の開催

5. 交流事業（子ども、保護者、短期留学、自然環境、農林産物、など）

6. 災害時の連携

新宿せいが子ども園について

▪️社会福祉法人省我会　新宿せいが子ども園

▪️東京都新宿区下落合２−１０−２０

▪️http://shinjuku-seiga.hoikuen.to

２００７年東京都新宿区下落合に開園。園長の藤森平司氏が提唱する「見守る保育藤森メソッド」を実践し、毎年全国から乳幼児施設の関係者、行政関係者など年間１０００人以上の見学者が訪れています。また中国、韓国、シンガポールからも視察に訪れ、シンガポールでは約１００園が「見守る保育」の考えを取り入れ実践しているなど、アジアを中心に「見守る保育」が評価されています。

株式会社保育環境研究所ギビングツリーについて

藤森平司氏が代表を務める会社で、「見守る保育」に特化したセミナーを開催しています。

近年では乳幼児施設を対象とした保育のコンサルティング業務も行っています。

▪️https://www.givingtree.jp

一般社団法人乳幼児STEM保育研究会について

藤森平司氏が代表理事、東京理科大学教授川村康文氏も理事として構成されている研究会です。

いま世界の教育でも注目されているSTEM（ステム）教育に関する研修会を主に開催しています。乳幼児期からいかにSTEM教育を取り入れ、子どもたちに論理的思考を身につくための実践を発信しています。

▪️https://stem-hoiku.jp/#topics

鳥取県　日南町について

▪️https://www.town.nichinan.lg.jp/index.html