米バクスター・インターナショナル・インク、腎臓ケア事業をVantive として設立 生命維持に重要な臓器療法を担う企業へ

株式会社ヴァンティブ

この資料はVantiveが2025年2月3日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集し、皆さまのご参考に提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語が優先します。

Vantiveは70年の腎臓ケアにおけるリーダーシップとイノベーションを基盤に、患者さんと医療者へ、
より柔軟にコラボレーションとアクセシビリティを推進する治療オプションを提供します

私たちは世界100カ国以上で日々100万人を超える患者さんと接するグローバル企業として、
患者さんの人生に寄り添い、希望の未来へ貢献し続けます

イリノイ州ディアフィールド、2025年2月3日(米国時間)- 本日、米バクスター・インターナショナル・インク(NYSE:BAX)の腎臓ケア事業はグローバル投資会社であるカーライル(NASDAQ:CG)が運営するファンドによる取得が完了し、生命維持に重要な臓器療法を担う独立企業Vantiveとして設立されました。Vantiveは70年の腎臓ケアにおけるリーダーシップとイノベーションを基盤にしつつ、「人生に寄り添い、希望の未来へ」をミッションに掲げ、進化しつづけます。

独立企業であるVantiveは、腎臓および重要な臓器療法の水準を高めることに専念することで、世界中の患者さんがより長く、より充実した人生を歩めるよう貢献します。世界で約400万人の患者さんは慢性腎臓病を要因※1として透析治療を行っていますが、居住する地域によっては治療アクセスが異なるため患者さんが治療プロセスにおいて、心身共に課題へ直面することが多々あります。患者さん、および患者さんをケアする医療関係者をエンパワーし、治療継続に障壁となるバリアを取り除くことこそが Vantiveが生命維持に重要な臓器療法という次なるステージへ進む戦略の根幹となります。

「これから透析治療へ歩みを進める患者さん、そしてICUで救命に奮闘する医療者、そのどちらにも欠かすことができないのは適切な治療に適切なタイミングでアクセスすることです。だからこそ私たちVantiveは、多くの患者さんとその患者さんをケアする医療者をエンパワーできるよう、より良い選択、より良い操作性によって可能性を広げることにフォーカスしたいと考えています」とVantiveの最高経営責任者であるクリス・トスは話します。「私たちは、何百万人もの患者さんとそのご家族の未来に変化をもたらすため、生命維持に重要な臓器療法という新たな時代の幕を開きます。Vantiveは世界で2万3千人の仲間たちと共にまい進してまいります」


Vantiveの特徴 

Vantiveは世界100カ国以上で日々100万人を超える患者さんと接しています。自宅やクリニックでの透析治療をサポートする革新的な製品やデジタルソリューションに加え、ICU環境下で腎臓を含む生命維持に重要な臓器療法に関わる高度なサービスを取り扱っています。

私たちが提供する治療体験は、医療者の診療効率と治療結果の向上を図りつつも、患者さんのライフスタイルに寄り添うよう、技術とサービスを革新的に統合したデザインを目指しています。Vantiveの遠隔患者モニタリング技術を使用することで、全死因死亡率の低下、入院と治療離脱の減少、在宅透析の治療アドヒアランスの向上に影響がある可能性が示唆されています。※2

Vantiveの取締役会長であるキエラン・ガラヒューは次のように述べています。「Vantiveの設立は、腎臓ケアと臓器サポート療法の進化における重要なマイルストーンとなるでしょう。私たちはケアジャーニーの中で相互関係を可視化して洞察力を高めることによって、患者さんと患者さんをケアする医療者の治療体験を向上させるユニークな立場にいます。『人生に寄り添い、希望の未来へ』というミッションに真摯に向き合う献身的なチームと共に歩めることを光栄に思います」

カーライルのグローバルヘルスケア共同責任者であるロバート・シュミットは、「Vantiveと連携し、チームのグローバルな影響力を広げ、ビジネスの長期的な成功に寄与できることを嬉しく思います。この新たな幕開けにより、カーライルはVantiveの継続的なイノベーションを支援し、患者ケアへのアクセシビリティ・品質・アウトカム、そして医療者の診療効率の向上に尽力します」

Vantiveについて

Vantiveは世界中の患者さんおよび医療者の「人生に寄り添い、希望の未来へ」導くことをミッションとして掲げる、生命維持に重要な臓器療法を提供する企業です。70年にわたり腎臓ケアにおけるイノベーションを推進し、世界100カ国以上で日々100万人を超える患者さんと接するグローバル企業という基盤を持ちながら、デジタルソリューションと高度なサービスを通じて透析の治療体験の向上に貢献します。腎臓ケアのその先を見据え、生命維持に重要な臓器療法への変革に注力します。患者さんをケアする医療者の治療管理の柔軟性と効率性の向上と共に、患者さんのより長く、より充実した人生の実現を目指しています。詳しくは、www.vantive.com をご覧ください。また、LinkedInXFacebookInstagram 、YouTube でも発信しています。

※1 Jager KJ, Kovesdy C, Langham R, Rosenberg M, Jha V, Zoccali C. A single number for advocacy and communication-worldwide more than 850 million individuals have kidney diseases. Kidney Int. 2019;96(5):1048-1050. doi:10.1016/j.kint.2019.07.012
※2 Paniagua R, Ramos A, Ávila M, et al. Remote monitoring of automated peritoneal dialysis reduces mortality, adverse events, and hospitalizations: a cluster randomized controlled trial. Nephrol Dial Transplant. Published online August 20, 2024. doi:10.1093/ndt/gfae188

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会社概要

株式会社ヴァンティブ

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URL
https://www.baxter.co.jp/ja
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区芝浦3丁目4番1号 グランパークタワー30階
電話番号
-
代表者名
河野行成
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1969年03月