【世界初】訪日客向けに「WorldWide eSIMⓇ」の日本用eSIM販売専用キオスク端末を開発。成田空港第1ターミナルへ設置。

J WiFi & MobileⓇ成田T1カウンターへ設置。2025年中に海外プランに対応し全国展開予定。

株式会社SKY

2025年2月20日 17時00分

成田・羽田・那覇空港にて海外旅行者向け通信サービスJ WiFi & MobileⓇを展開する株式会社SKY（本社：東京都渋谷区、代表取締役：金　澤承、以下当社）は、2024年12月1日、成田空港第1ターミナル1階J WiFi & MobileⓇカウンターに世界初となるeSIM販売専用キオスク端末のベータ版を設置し、海外渡航者向けeSIM販売サービス「WorldWide eSIMⓇ」の提供を開始しました。

開発の背景

当社は2009年より海外旅行者向けにJ WiFi & MobileⓇというWiFiレンタル・SIM販売ブランドを展開し、2025年現在、成田・羽田・那覇空港に計8か所のカウンターを運営しております。

近年、海外旅行時の通信手段としてeSIMの利用が増加しています。市場調査レポートによれば、世界の旅行向けeSIM市場規模は2023年に13億3,000万米ドルと評価され、2032年までに年平均成長率（CAGR）9.79%で成長し、30億8,000万米ドルに達すると予測されています。(*) WiFiレンタルや物理SIMと比較し、eSIMは以下の点で優れています。

*出典：https://www.businessresearchinsights.com/jp/market-reports/esim-for-travel-market-103147

即時利用：オンライン手続きのみで開通でき、受け取り不要。
持ち運び不要：ルーターの携行や充電の手間がなく、紛失リスクも低減。
複数回線の利用：日本のSIMを保持しつつ、現地プランと簡単に切り替え可能。
コスト効率：日数とデータ量に応じたプラン選択ができ、無駄な費用を抑えられる。
環境負荷の低減SIM：カードの製造・廃棄が不要で、サステナブル。

さらに、アメリカのiPhone14以降のモデルは物理SIMスロットが廃止されるなど、今後ますますeSIMが標準の仕様となる基準となる流れにあります。

このような背景のもと、当社は海外渡航者向けeSIM販売サービス「WorldWide eSIMⓇ」を開始し、2024年12月1日に成田空港第1ターミナル1階のJ WiFi & MobileⓇカウンターへ、eSIM販売専用キオスク端末を設置しました。すでに多くの訪日客にご利用いただき、大変好評をいただいております。

キオスクでのeSIM購入方法

プラン選択：日数・データ量から自分に合ったプランを選択
決済：キャッシュレス決済（クレジットカード・交通系IC・各種QRコード決済に対応）
メールアドレス入力：eSIM QRコードと設定手順の案内の送信先を入力
QRコード印刷：eSIM QRコードが印刷される
利用開始：スマートフォンでeSIM QRコードをスキャンし簡単な設定をすればすぐに通信可能

WorldWide eSIMⓇ キオスク端末の特徴

国際特許取得済み：eSIMアクティベーションシステムおよびプログラムに関して国際特許を取得。
多言語対応：日本語・英語・韓国語に対応。
無人対応：プラン選択→決済→商品提供まで完全に無人で利用可能。
即時利用可能：フリーWiFiを探す必要がなく、簡単な手順で約5分でeSIMを購入可能。
豊富なプラン：物理SIMに比べ複数キャリアの多様なプランを提供。

今後の展望

今後は世界各国のプランに対応し、日本から海外へ渡航する方にもご利用いただけます。2025年3月から全国展開を前提に、端末設置場所の候補地や代理店の皆様との協議を本格的に開始いたします。当社は、端末1台あたりの売上を月額300万円と想定し、本年度中に100台の設置を計画しております。既に多くの引き合いをいただいており、今後もさらなる普及を目指してまいります。