西濃運輸がAIを活用し、安全運転管理の高度化と効率化を推進

~ドラレコAI解析システムを西濃運輸 国内全拠点 約1万台導入へ~

Teatis inc.

西濃運輸株式会社(本社:岐阜県大垣市、社長:髙橋 智、以下 西濃運輸)とTeatis Inc.(本社:米国デラウェア州、代表取締役社長:高頭博志、以下 ティーティス)は、ティーティスが開発したAI技術「アクレス」を利用し、西濃運輸が導入しているドライブレコーダーに記録された動画にAI解析を行うことで危険運転の自動検知を実現いたします。

これにより、安全管理担当者は短時間で危険な箇所だけを確認可能となり、大幅な時間短縮につながると共に、事故率低減(安全品質向上)を目指します。

https://www.accident-less.com/

■「アクレス」について

独自のVLM(大規模視覚言語モデル)と2000時間の商業車両の独自運転映像データにより危険運転の高精度な自動検知を実現いたしました。

また、「アクレス」は、ドライブレコーダーの入れ替えや、システムのインストールが不要なため、AI技術をすぐにご利用いただけます。

■アクレス導入の背景

西濃運輸では安全運転を維持し運転事故を無くすために、ドライバーの運転実績を目視でチェックし、運転指導に活用する取り組みを実施しています。しかし、人に依存しているため、大きな労力がかかるとともに、チェックの精度を平準化していくことに課題があり、AI技術の活用を検討していました。検討の結果、解析品質やアウトプット機能の豊富さなどからアクレスが選ばれました。

■アクレス導入の概要

 課題解決に向け、西濃運輸とティーティスでは、西濃運輸の2店所にてトライアルを実施し、シートベルトの着用やわき見、居眠り運転、姿勢制御等をAIで分析。「アクレス」導入後、一人のドライバーあたり月間で少なくとも30分の時間短縮につながりました。また、安全管理担当者からは、「取りこぼし、誤検知は発生していない」「人手では気づかない点のチェックもあった」という評価の声もあり、チェック精度の高さも証明されました。

 上記より、西濃運輸 国内全拠点 約1万台の導入計画を進めております。4月より順次導入を開始し、6月に全188拠点での導入を完了する予定です。

「アクレス」は、AIがドライブレコーダーの全録画映像を、自動かつ先入観なく厳しくチェックするため、作業者の負担を大幅に軽減すると共に、チェックの精度の向上と均一化を実現いたしました。

■ 今後の展望

危険運転防止の取り組みに、まずはセイノー輸送グループ全体に「アクレス」を広め、事故のない、より安全な社会の実現を目指していきます。

また、今後は、発進時の5点確認や後退時の6点確認など、西濃運輸の安全指導におけるノウハウを「アクレス」に学習させることで「アクレス」の機能を強化します。それにより、安全、運転事故削減につがなるツールとして、オープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)の概念を取り入れ、物流業界全体で活用できる仕組みへ発展させていくことも検討しています。

■ 西濃運輸株式会社について

西濃運輸株式会社は、セイノーグループの中核企業として、全国規模の物流サービスを提供しています。「物流を超えて、お客様に喜んで頂ける最高のサービスを常に提供し、国家社会に貢献する」を使命として、物流業界全体の発展に貢献しています。

■ ティーティスについて

ティーティスは、AI技術を活用して「人命を救うAIで人が傷つかない交通を実現する」をミッションに、日米で事業を展開しています。NVIDIA Inception Programの認定パートナーであり、

Samsara Inc. との業務提携等を通じて、リアルワールドの運転学習データを活用した高精度な自動検知を実現しています。

リリースに関する問い合わせ先

西濃運輸営業企画部 広報担当

TEL:0584-82-5002

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

Teatis inc.

0フォロワー

RSS
URL
https://www.accident-less.com/
業種
情報通信
本社所在地
3120 139th Ave SE, Bellevue, WA USA
電話番号
-
代表者名
高頭 博志
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年06月