田園芸術の花が国境を越えて咲く——貴州水城画が東京で披露

2025年2月7日午後、日本東京にある日中友好会館美術館は熱気に包まれ、中国・貴州の風情と芸術の魅力が詰まった「希望の大地にて——貴州水城絵画展」の開幕式が盛大に開催されました。

本展は、日中友好会館および貴州省人民政府新聞弁公室の主催により実現しました。開幕式には、日中友好会館会長、日本参議院議員、中国駐日本大使館の公使参事官、日本外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課地域調整官、さらに貴州から来日した水城画の画家代表をはじめ、日中各界から50名以上の来賓が出席しました。会場には多くの芸術愛好家や市民が訪れ、色彩豊かな水城画の世界に浸りながら、貴州の魅力を存分に堪能しました。

 

中国文化は悠久の歴史を持ち、貴州は多様な文化が融合する地として深い文化的背景を有しています。水城画は貴州の民間芸術の至宝であり、鮮やかな色彩と素朴な筆致が特徴的で、生活の情景や祭りのにぎわいを生き生きと描き出しています。さらに、貴州少数民族の芸術的要素を取り入れながら、歴史や風土、人々の暮らしをも映し出す独自の魅力を備えています。

 

今回、東京で開催された貴州水城絵画展は、単なる芸術の祭典にとどまらず、日中両国の文化交流を深める貴重な機会ともなりました。本展には、貴州省六盤水市の20名以上の画家による38点の優れた作品が出品され、「風情」「風物」「風景」「風味」の4つのテーマを通じて、喜びと希望に満ちた色彩豊かな世界を来場者に届けました。

 

画展の開幕式では、日中友好会館会長の宮本雄二氏が中国語で「春节好,热烈欢迎!(春節おめでとうございます、心より歓迎します!)」と述べ、貴州の画家代表団に対する温かい歓迎の意を表しました。宮本氏は、水城画の発展の歩みが中国の貧困脱却の過程と重なっており、これらの作品は労働者の生活を真実に描き出していると評価しました。

また、日本参議院議員で公明党代表代行の竹谷とし子氏は、「私はまだ貴州を訪れたことがありませんが、これらの水城画を通じて、まるで貴州を旅しているかのような気持ちになりました。ぜひ日本の皆さんにも実際に貴州を訪れ、その風土や人々の暮らしを体感してほしい」と述べました。

 

さらに、中国駐日本大使館の公使参事官・陳誠氏は挨拶の中で、「近頃、日中間の国家レベルの交流が活発化しており、本展の開催はまさに絶好のタイミングです。本展を通じて両国民の相互理解が一層深まり、日中関係の発展につながることを確信しています」と語りました。

 

日本外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課の地域調整官・吉田智久美氏は、貴州水城画を高く評価し、「このような日常の田園風景が芸術として昇華され、人々の心を打つものとなっています。本展は、日中文化交流に新たな彩りを添える貴重な機会となるでしょう」と述べました。

 

また、会場では、貴州から訪れた水城画の画家代表・徐源氏が創作に関する想いを語り、「水城画は、刺繍やろうけつ染め、切り紙、彫刻などの技法を融合させたものです。今回の作品を通じて、日本の皆さまに祝福をお届けし、ぜひ貴州へもお越しいただきたいです」と述べました。

 

なお、本展の開催地である日中友好会館美術館は1988年に開館し、中国の伝統工芸、書画、現代芸術などの特色ある展覧会を定期的に開催してきました。長年にわたり、日中両国の民間芸術交流の重要な拠点としての役割を果たしています。

 

今回の「希望の大地にて——貴州水城絵画展」は、2025年2月8日から3月16日まで開催されます。会期中には、来場者が水城画の魅力を体験できる「水城画ぬり絵ワークショップ」のほか、中国の著名な伝統楽器アンサンブル「自得琴社」とのコラボレーションによる「中国宋代服飾・化粧展示および伝統楽器演奏会」も予定されています。日本の多くの芸術愛好家にご来場いただき、中国文化の独自の魅力を存分にご堪能いただければと思います。

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