挑戦が未来への扉を開く　第１回Mirai Music Resonanceコンサート

一般合唱参加者40名が世界的指揮者率いる一流オーケストラと共演「メサイア（抜粋）」を歌う

Mirai Music Resonance運営委員会（東京都港区、代表 柿澤寿枝）は、2025年4月18日（金）、特別な合唱コンサート『第１回 Mirai Music Resonance』をサントリーホールの小ホール（ブルーローズ）にて開催します。

40名の大人が超一流音楽家に本気で挑む唯一無二のコンサート

本コンサートでは、一般合唱参加者40名が、世界的指揮者・三ツ橋敬子氏のもと、日本のトップレベルのオーケストラメンバーと共に、ヘンデル作曲『メサイア』（抜粋）をはじめ、全4曲を披露します。三ツ橋氏は、Newsweek Japanの「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた指揮者であり、一流の音楽家たちと共に、合唱参加者を唯一無二の体験へと導きます。
また、三ツ橋敬子氏指揮によるお子さま9名の特別な合唱も披露されます。

【Webページ】https://mirai-music-resonance.jp/suntory-hall/

40名の大人たちが挑む本気の世界

現代の社会では、効率性や即時的な満足が求められる一方で、本質的な価値に向き合う機会が失われつつあります。しかし本コンサートには、大半が音楽未経験という合唱メンバーが集まり、本番に向けて時間をかけ努力し、自己との向き合いを続けています。コンサート当日は、合唱参加者たちは「超一流音楽家と舞台を共にする」という貴重な挑戦を経験し、その唯一無二の時間を来場者に提供します。私たちは、この大胆な挑戦に全力で向かい、本コンサートを通じて新たな芸術文化の発展を目指します。

なお、私たちは「Let's make JAPAN better」プロジェクトに賛同し、社会課題を解決するために活動する団体に収益の一部を寄附いたします。

【開催概要】

第１回Mirai Music Resonance コンサート

・日時: 2025年4月18日（金）19:00開演　(18:30開場)

・会場: サントリーホール ブルーローズ（小ホール）／東京都港区赤坂1-13-1

・主催: Mirai Music Resonance運営委員会 / BNコンサルティング株式会社

・協力：The Beyond Project〜Let's make JAPAN better〜/ 日本をより良くしよう実行委員会

・詳細とチケットお申し込み：https://mirai-music-resonance.jp/suntory-hall/

主催者のバックボーンと日本が誇る文化支援の在り方

主催者：ソプラノ・柿澤寿枝

日本が世界に誇るメセナ「旦那衆」マインドをクラシック音楽界に！

主催者であるソプラノ・柿澤寿枝は、歌舞伎音楽の浄瑠璃「清元」の家に生まれ、祖父は人間国宝・清元志寿太夫、伯父もまた人間国宝・清元榮三郎。幼い頃から歌舞伎座の楽屋を遊び場とし、日本の伝統芸能がどのように育まれ、支えられてきたかを目の当たりにしてきました。その支えとして最も印象的なのが「粋な旦那衆」たちの存在です。

彼らは芸術家を経済的に支援するだけでなく、自らもお稽古に励むことで芸の世界の奥深さを理解し、文化を守り育み広めていく精神を芸術家たちと共有していました。

ヨーロッパにおける“Noblesse oblige”とは異なり、日本の旦那衆文化は、義務ではなく、自ら芸を学び支えることで、芸術文化の発展に貢献してきました。

私は、邦楽の世界から飛び出し、クラシック音楽を学ぶために東　京藝術大学声楽科を卒業後、イタリアへ渡り研鑽を積みました。　日本の伝統芸能と西洋音楽の両方を知る立場から、メセナ活動をする上で非常に大切なこの「旦那衆マインド」をクラシック音楽界にもたらしたいと強く願っています。

40名の一般人が合唱で挑む、超一流音楽家たちとの共演

Mirai Music Resonanceの前身である合唱チームの演奏の様子

コスパ・タイパとは対極の世界に挑む

本コンサートでは、40名の一般人が超一流の音楽家たちと同じ舞台に立つという大胆な挑戦が行われます。彼らは合唱という形で練習に励み、本番を体験することで、まさに「旦那衆」のあり方を体現することとなります。これは、単なる音楽体験ではなく、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを超えた“文化”という世界に飛び込む、それぞれにとっての挑戦であります。

現代の社会では、効率性や即時的な満足が求められる一方で、本質的な価値に向き合う機会が失われつつあります。しかし、本コンサートは、あえて時間をかけ、努力することにより「文化の本質」に触れる貴重な体験を彼らに提供します。

世界が認める指揮者と創り出す特別なステージ

本コンサートで指揮を務めるのは、Newsweek Japanの『世界が尊敬する日本人100人』に選ばれた世界的指揮者、三ツ橋敬子氏です。彼女の指揮のもと、40名の素人合唱団と一流音楽家たちが集結し、「Messiah（メサイア）抜粋」や「大地讃頌」など４曲を歌い、音楽を奏でます。本コンサートは、40名の大人たちの挑戦と「旦那衆」という日本の文化芸術を支えるマインドの両面を体験できる場となります。

三ツ橋敬子　Keiko Mitsuhashi

東京藝術大学及び同大学院を修了。ウィーン国立音楽大学とキジアーナ音楽院に留学。小澤征爾、小林研一郎、ジェルメッティ、アッツェル、シュナイト、湯浅勇治、松尾葉子、高階正光の各氏に師事。第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて日本人として初優勝。併せて聴衆賞、ペドロッティ協会賞を受賞し、最年少優勝で初の3冠に輝く。第9回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで女性初の受賞者として準優勝。第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。2009年Newsweek Japan誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出。N響、読響、東京フィルをはじめ国内主要オーケストラとの共演を重ねる。趣味はクルーズ。一級小型船舶操縦士として航海に出ている。

主催者プロフィール

Mirai Music Resonance 代表　ソプラノ　柿澤寿枝（Toshie Kakizawa）

東京都出身。歌舞伎音楽の名家に生まれる。祖父は重要無形文化財保持者（人間国宝）の清元志寿太夫、伯父は同じく重要無形文化財保持者（人間国宝）の清元榮三郎、父は旭日雙光章受賞の清元志寿朗。幼少期から人間国宝の祖父や歌舞伎の名優たちの本物の芸に触れその魂を自身の中に受け継ぎ育む。四谷雙葉から東京芸術大学音楽学部声楽科にストレート合格。同大学別科終了。

KAWAIクラシックコンクール優秀賞、日伊コンコルソ入賞。単身イタリア留学。サントリーホールオペラアカデミーに在籍。マルコ・ボエーミ氏、ニコラ・ルイゾッティ氏の教えの下イタリアオペラをメインに学ぶ。

ヴェローナ国際オペラコンクールMozart『Don Giovanni』（Zerlina）日本代表。音楽の道に挫折し離れるも、2024年に約10年ぶりに復帰。「アラフィフの挑戦」として国内外でコンサートを開催。サグラダファミリア地下聖堂でのコンサートやヴェネツィア国際映画祭の関連イベントにも出演し賞賛を得る。

日本とヨーロッパを拠点に音楽活動を展開する傍ら、自身の生い立ちを生かし歌舞伎やクラシック音楽などの伝統文化の重要性を広める活動にも注力している。

Mirai Music Resonanceについて

Mirai Music Resonance（MMR） は、クラシック音楽を通じた挑戦と文化支援を軸に、日本の豊かな精神を未来へとつなぐプロジェクトです。日本人独特の「旦那衆」文化に着想を得た支援の形を再構築し、一流音楽家と合唱参加者が新たな世界に「挑戦」します。2025年4月18日、サントリーホールブルーローズにて第１回コンサートを開催。収益の一部は文化のために寄付されます。音楽を通じた挑戦と支援が生み出す新たな文化のうねりを興し、今後も、クラシック音楽を中心に、一流の芸術家との共演や、文化の未来を支えるプロジェクトを展開予定。日本独自の文化と精神を次世代へと継承していきます。

Mirai Music ResonanceのビジョンとSDGsへの貢献

Mirai Music Resonance（MMR） には、二つのビジョンがあります。

・自分らしく幸せに生きる大人を増やす

・伝統文化を支援し、心豊かな未来を創る

これらのビジョンのもと、私たちが掲げる5つのミッションは、国際社会が推進する SDGs（持続可能な開発目標） と深く結びついています。

【Mirai Music Resonanceが掲げる5つのミッションとSDGsの関連】

【 挑戦できる場を提供する】
誰もが年齢や経験に関わらず、音楽を通じて新たな挑戦ができる環境を創り、SDG 8（働きがいも経済成長も） や SDG 17（パートナーシップで目標を達成しよう） の理念を実践します。

【伝統文化を次世代に残す】
MMRは、日本の伝統文化やクラシック音楽を次世代へ継承する活動を推進し、SDG 4（質の高い教育をみんなに） や SDG 11（住み続けられるまちづくりを） の実現に貢献します。

【文化で心豊かな人生を】
芸術に触れる機会を広げ、文化を通じて心の豊かさを育むことは、SDG 3（すべての人に健康と福祉を） や SDG 12（つくる責任 つかう責任） の目標と合致します。

【 旦那衆という日本独特の支援活動を広げる】
日本に根付く「文化を支える精神」を現代に再構築し、持続可能な文化支援の仕組みをつくることで、SDG 1（貧困をなくそう） に寄与します。

【クラシック音楽を通じた国際交流】
音楽を通じて国や文化を超えたつながりを生み出し、SDG 10（不平等をなくそう） や SDG 16（平和と公正をすべての人に） の実現に貢献します。

【会社概要】

名称：Mirai Music Resonance（MMR）
所在地：東京都港区
代表者：柿澤寿枝
設立：2024年10月
事業内容：クラシック音楽を通じた文化支援プロジェクトの企画・運営、コンサート・講演会の開催、音楽教育・普及活動
公式HP：https://mirai-music-resonance.jp/suntory-hall/

＜お問い合わせ先＞
Mirai Music Resonance 広報担当
MAIL：[e-mail]