京都・京丹後発のクラフツマンシップを体感── 伝統文化と現代の感性を融合し、モノとコトの魅力を伝えるプロジェクト「RETANGO」初の単独ポップアップが高松で4月18日より開催

株式会社スミノエインテリアプロダクツ は、伝統文化と現代の感性を融合し、モノとコトの魅力を伝えるプロジェクト「RETANGO(リタンゴ)」の初となる単独ポップアップストア「RETANGO STORY」を、2025年4月18日(金)〜5月6日(火)までの期間、香川県・高松シンボルタワーにて開催いたします。
本イベントは、瀬戸内海の島々を舞台に3年に1度開催される現代アートの祭典である瀬戸内国際芸術祭2025の春会期に合わせて開催されます。この時期は国内外より多くのアートファンが芸術祭に訪れることとなり、この機会に日本各地に息づくRETANGOがセレクトするヴィンテージチェアをはじめ、伝統工芸やアートピース、歴史あるプロダクトをご覧いただきたいと思います。

織物の町・京都京丹後で140年以上の歴史を誇るSUMINOE株式会社が手がける
ラグジュアリーラグブランド「RÈI(レイ)」

本ポップアップでは、織物の町・京都京丹後で140年以上の歴史を誇るSUMINOE株式会社が手がける、ラグジュアリーラグブランド「RÈI(レイ)」では、繊細で上質なウール素材を使用し熟練の職人によるハンドタフテッド製法で仕上げられたオーダーラグを展開しています。これは工芸と美術の垣根を超えた“床のアート”とも言える逸品となっております。
松代焼を現代に蘇らせた唐木田窯へRETANGOより製作依頼した ISAO KARAKIDA『CHIGIRI』シリーズ

CHIGIRI-01
松代焼を現代に蘇らせた唐木田窯。
作家ISAO KARAKIDAの作品と人柄に魅了され、今回RETANGOが唐木田窯に製作依頼し、出来上がった作品シリーズとなっております。繊細で造形美あふれる作品となっております。心のこもった作品で空間をデザインして頂きたく思います。
ISAO KARAKIDA『CHIGIRI』シリーズ。黒と白のコントラスト。CHIGIRIが創り出す模様は、釉薬を施す際に、模様を表現したい部分に、紙をちぎり貼り付け、窯入れをし、できた造形。唐木田伊三男が一つ一つ丁寧に真心こめて焼いたプロダクトをお楽しみください。
※作品はアソートとなっており、個体一つ一つ、模様が異なる唯一無二のプロダクトになっております。こちらで紹介する作品は唐木田伊三男のオリジナル作品です。
そのほか、RETANGOが厳選した国内外のアート作品や伝統工芸品、希少なアンティークやヴィンテージプロダクトも展示・販売。訪れる人々に、新たな発見と物語を届ける空間を演出します。

BRICK BLOCK / Stacking
ISAO KARAKIDA × RETANGO BRICK BLOCK / Stacking
DESIGN:ISAO KARAKIDA
ドアストッパーやオブジェとして空間をデザインして頂けます。
こちらで紹介する作品は唐木田伊三男のオリジナル作品です。
【展示予定ヴィンテージチェア一例】

TIKITIKI for Terada Seisakujo | Guen Bertheau-Suzuki
玄・ベルトー・進来 [げん・ベルトー・すずき 1956年 -] パリ生まれ。父はコルビュジエ から学んだ建築家進来廉 [すずきれん]。製作を担ったのは、名門、寺田鉄工所。玄・ベルトー・進来や倉俣 史郎とタッグを組み数々の名作を生み出した鉄工所である。この作品は、1986年にデザインされた希少なTIKITIKIチェア。倉俣史郎の椅子を担当している寺田鉄工所が製作した第1号機。

1980's High Stool
玄・ベルトー・進来氏によって、1980年代にデザインされた希少なスツール。家具の製作元は、倉俣史郎の作品を担当していた寺田鉄工所。製作を担ったのは、名門、寺田鉄工所。寺田鉄工所は、玄・ベルトー・進来や倉俣 史郎とタッグを組み、数々の名作を生み出した鉄工所である。

n°21 Armchair by Charlotte Perriand
late 1940-early 1950's
Materials:Ash wood, Rush
Origin:France
シャルロット・ペリアン(1903年–1999年)は、20世紀のモダンデザインの先駆者であり、フランスの著名なインテリアデザイナー、建築家、。彼女は、特に機能性と美学を融合させた家具デザインで名を馳せ、ジャン・プルーヴェやル・コルビュジエといった著名な建築家たちと協働。
n°21 Armchairは、ペリアンのデザインの中でも特に彼女のモダンな美意識が際立つ作品となっています。彼女のデザインは常に実用性を重視しつつ、美しいラインとバランスを追求しました。このアームチェアは、ペリアンが得意とする金属と木材の組み合わせを活かし、工業的でありながら温かみのある家具として設計されています。シンプルでありながらも印象的なこの椅子は、現代の空間においても非常に高い評価を受けており、そのクラシックでありながらもモダンなデザインは、今なお多くのデザイン愛好者やインテリアデザイナーに支持されている。

Easy Chair by Pierre Jeanneret
ca.1955-56
Materials:Teak wood
Reference:PJ-SI-29-A
Origin:India
Letter : Econ.Pu.-97
ピエール・ジャンヌレ(1896年–1967年)は、スイス生まれの建築家、デザイナーであり、モダンデザインの先駆者。彼は、フランスの建築家ル・コルビュジエの長年のコラボレーターであり、特にル・コルビュジエの代表作である「ユニテ・ダビタシオン」や「チャンディガールの都市計画」において重要な役割を果たす。ジャンヌレは、建築だけでなく家具デザインにも革新をもたらし、特に木材と金属を組み合わせたシンプルで機能的なデザインが特徴。彼のデザインは、機能性と美的要素を調和させ、シンプルながらも力強い印象を与えるものが多く、現在も高く評価されている。
その中でも、ピエール・ジャンヌレが手がけた家具の中でも特に評価されている作品の一つであるEasy chair(イージーチェア)。シンプルでありながらも圧倒的な存在感を持つアームチェアは、ジャンヌレがル・コルビュジエとともにデザインした「チャンディガール」のプロジェクトの一環として生まれ、温かみのある木材とシンプルなラインを基調にしたデザインが特徴。「Easy chair」は、その後も高い評価を受け、ジャンヌレの名を広める重要な要素となっています。現代のインテリアデザインでもその存在感を放ち、今なお多くのデザイナーに影響を与えている。
【 RETANGO POP-UP 『RETANGO STORY』】
会場:高松シンボルタワー ホール棟2F(香川県高松市サンポート2-1)
会期:2025年4月18日(金)~5月6日(火)
時間:11:00~18:00 (最終日5月6日は16:00まで)

【RETANGOについて】
10の“RE”からはじまる美と再生のストーリー──伝統工芸と現代アートが融合する「RETANGO」
京都・京丹後市の網野町から発信される、伝統と革新を融合させたアートプロジェクト「RETANGO(リタンゴ)」。10のRE”というコンセプトを基に、「再び(again)」や「戻る(back)」という意味を持つ“RE”から生まれたキーワードを通じて、歴史と物語を未来へ伝承する。日本の伝統工芸、アート、ヴィンテージプロダクトを再構築し、次世代へ継承し、現代のライフスタイルに新たな価値を提供します。1947年創業の丹後テクスタイル株式会社(旧・住江織物株式会社)による高級絨毯「丹後緞通(たんごだんつう)」をはじめ、アートや伝統工芸品を取り扱い、卓越した技術と美学をオンラインストアやショップインショップを通じて広めていく。「RETANGO」は、再生ではなく、新たなカタチでの“REスタート"であり、過去と未来を繋ぐ重要な役割を果たしていきます。
RETANGO CONCEPT『10の"RE"』
1 RESPECT 敬愛
2 RECOLLECTION 想起
3 RECONSIDER 再考
4 REGENERATE 再生
5 REUNION 再会
6 REACT 反応
7 RECREATION 想像
8 REIMAGINE 解釈
9 REASSURE 安心
10 REALIZE 実現
【取扱プロダクト】
RÉI / 丹後緞通

1947年より続く、丹後テクスタイル株式会社[SUMINOE株式会社]による匠の技、 その伝統を未来へ伝承する、"丹後緞通 (たんごだんつう)"による高級絨毯。
AMUAMI

伝統工芸プロジェクト「ubushina」の代表立川雄大氏によるBRAND "編阿弥" (あむあみ) のきよみず スツール。清水寺をオマージュした、日本伝統工芸匠の技との作品は、家具生産高日本一を誇る福岡県大川市で制作。家具の産地である木工の町で腕を磨いた職人ならではの発想と、確かな技から生まれた立体組子は、正方形の連続のみで構成されるシンプルなデザインながら、見る角度や光によって、奥深い表情を見せてくれる逸品。釘を使わず、職人の手でひとつひとつのパーツを組み重ねられた、しなやかな強度のある美しい造形です。
Taller de Maeda [タジェール・デ・マエダ]/ [木工作品]

ケルトやバルカンの伝統曲を奏でるミュージシャンでもある木器作家の前田氏による木工作品。自然由来なものにこだわり、身近にある素材から着彩・仕上げまでを施している。デザインはボディーラインをイメージしたなめらかな曲線を特徴とし、木ひとつひとつと向き合い下図はなく木から受け取った形に向かって感覚で削りだしていきます。『"木"は生きている。形を変えて生命を継ぎ生き続ける器たちは自然の美しさそのもの』とメッセージの元作品を製作しています。
ISAO KARAKIDA×RETANGO /唐木田窯[陶器]

1810年代に広く長野で栄えていた信州の伝統工芸品である『松代焼』の伝統を継承しながらも新たな感性で作陶を行う、唐木田陶園、唐木田伊三男氏による陶器作品。松代焼・レンガを素材としたオブジェをRETANGOのため製作。
月月 / お線香

石川県加賀市山代温泉にある、「カジュアル工芸とウェルネス」をコンセプトにした天然植物100パーセントのオーガニック線香ブランド『月月』。どこか懐かしく、繊細で洗練された香り。 贅沢で丁寧なくらしをお届けします。
太田 寿×RETANGO /モビール

神奈川県出身。10代後半にものづくりに興味を持ち、アメリカで見たパイレックスガラスやレザークラフトを学んだのち独学でシルバー製作をはじめる。アクセサリーブランド<northworks>の立ち上げに参加。 民族や文化が交わる事で生まれる新しい価値や背景をインスピレーションに2020年<Folk/N>を 立ち上げる。RETANGOが作家 "TOSHI OHTA"にモビールを製作依頼。素材のコントラストとそのエイジング、全てのバランスと動作が絶妙のプロダクトとなっております。唯一無二の1点ものになります。贅沢な空間を演出致します。
RETANGO ディレクター 大貫 達正(おおぬき たっせい)プロフィール
ファッションデザイナー。SANTASSÉ主宰。1980年、茨城県牛久市生まれ。幼少期よりヴィンテージウェアに魅了され、アメリカ、イギリス、フランスの古着を中心に販売からバイヤー、ショップディレクションに携わる。自らが厳選した“至高の品”を揃えるアポイント制の個人商店「SANTASSÉ」をはじめ、デニムへの深い造詣を生かした、受注生産制の「COALMINE GUARANTEED」をはじめ、「WESTOVERALLS(ウエストオーバーオールズ)」や「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」など、数々の人気ブランドのディレクションを手がける。
RETANGO キュレーター 大坪 洋介(おおつぼ ようすけ)プロフィール
ファッション・ライフスタイルコンサルタント。
20代前半で単身渡米し、ロサンゼルスに29年間在住。現地でファッション業界に携わりながら、1970年代からアメリカのカルチャーをリアルに体感・吸収する。洋服全般に精通し、グローバルな視点を持つファッション界のレジェンドとして知られる。その後、ニューヨーク発のブランド「ROGAN(ローガン)」のディレクターを手がけ、本格的に東京を拠点に活動を開始。近年ではLevi’s®のプレミアムラインのセールス&マーケティングディレクターとして、アジア・中東・アフリカ市場を統括し、LVCなどの展開を牽引してきた。現在は、民藝やアート、ファッションを伝承する期間限定ストア「大坪商店」を日本橋三越本店を中心に活動中。
RETANGO
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Instagram:RETANGO: https://www.instagram.com/retango_2024/
RÉI: https://www.instagram.com/rei_tapis_2024/
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