旧車レストモッド専門サービス開始、第⼀弾は「ジャガーE‑Type+レクサスV8」

クラシックカーを現代車並みの快適高性能にする「レストモッド」専門サービス

30 秒サマリー

何を:NEOTOKYOオートモーティブ株式会社(本社:東京)が、クラシックカーを現代車並みの快適高性能にする「レストモッド」専門サービスを開始

いつ:2025 年 5 月 13 日より受注開始

どこで:開発拠点は三重県鈴鹿市、納⾞は全国対応

特徴:「ジャガーEタイプ」をレクサスV8エンジンへ換装、カーボンボディで軽量高剛性化

価格帯:2,000 万円〜 4,500 万円(ベース⾞両別途)

CTA:専⽤ウェブフォームでご相談受付中

写真:©NEOTOKYOオートモーティブ(転載可)

NEOTOKYOオートモーティブ株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:菅谷義博)は、2025年5月13日に旧車レストモッドサービスの受注開始を発表いたしました。

すでに「72年式ジャガーEタイプ」のレストモッドプロジェクトを開始しており、InstagramやX等の各SNSでその経過を逐一公開しています。

レストモッドとは?

レストモッド(Resto-mod)は、レストア(Restore)+モディファイ(Modify)またはモダナイズ(Modernize)の略です。旧車を単にレストアするだけでなく、現代のテクノロジーをもとに独自の改変を加え、古い車でありながら現代車なみのパフォーマンスと快適さを提供するものです。

背景

古い名車には現代車にない美しいデザインがあります。しかし保安基準が当時とは異なるため、新車として全く同じデザインを再現することができません。また旧車はエアコンやパワステ等の快適設備も無いまたは貧弱で、構造も古いため仮にフルレストアしてもただ走らせるだけで苦労してしまいます。

このような背景から、旧車の美しいデザインを保ちつつ、現代車並みの性能と快適さを提供するレストモッドが欧米を中心に大きなトレンドとなってきました。例えば米国Singer Vehicle Design社によるポルシェ964ベースのレストモッドが有名です。車両により8000万円~2億円程度で取引されている車もあります。

また日本国内でも特に若い富裕層から、資産・コレクターアイテムの一つとしてクラシックカーに興味があるものの、実際の運転やメンテナンスが大変そうで手を出しにくいという声が上がっていました。

このような背景のもとで、当社は “Classic Soul × Modern Tech” を掲げ、旧車のみが持つ美しさと現代車の快適さ/性能を両立させたレストモッドを国内でワンストップ提供します。

代表コメント

「クラシックカーは芸術作品であると同時にモビリティです。当社は“運転してこそ車”という信念のもと、旧車ならではの美しさと⾛る楽しさを両⽴させた新しいヴィンテージ体験を提供します。」

NEOTOKYOオートモーティブ株式会社 代表取締役 菅谷義博

レストモッドサービスの概要

対象車種

ジャガーEタイプ(シリーズ1/2/3いずれも可、年式不問)

※日本全国対応(工場は三重県鈴鹿市)

レストモッド基本メニュー

  • 全体レストア

  • エンジン換装(レクサスV8)

  • フロントカウル、左右ドア、リアハッチのカーボン化

  • 内外装の変更

  • エアコン、パワステ設置

  • CarPlay/AndroidAuto対応ディスプレイオーディオの設置

  • スマホ用ワイヤレス充電ホルダー、USBポート、ドライブレコーダーの設置

※その他ご要望に合わせ追加お見積り。

費用:2,000 万円〜 4,500 万円(ベース⾞両別途)

工期:6~18カ月

具体的なご相談は、下記案内ページからお問い合わせフォームにてご連絡ください。

レストモッドサービス案内ページ

https://neotokyo.co.jp/web/restomod/

第一弾「ジャガーEタイプ」レストモッドプロジェクト

写真:©NEOTOKYOオートモーティブ(転載可)

同時に第一弾として「72年式ジャガーEタイプ」のレストモッドプロジェクトを開始いたしました。

オークションで落札した古いジャガーEタイプシリーズ3(エンジン/ミッションは盗難により欠落)を大幅に改造。きれいにレストアするだけでなく、信頼性の高いレクサスLS460用V8エンジンに換装。ボディパネルはカーボンで軽量高剛性化し、エンツォ・フェラーリが「史上最も美しい車」と称えたとされるシリーズ1ルックに変更。内装も元の雰囲気を保ちつつ、最新のスマホ連動ナビとストリーミング音楽サービスが使えるように。さらに快適なエアコン、パワステも装備。

ジャガーEタイプのデザインは実は航空エンジニアの手によるもので、空力を突き詰めた数学的な美しさなのです。つまり車庫で眺めるのではなく、風を切って走らせて初めて意味を持つ美しさ。そんな50年以上前のエンジニアの志を現代の技術でよみがえらせるプロジェクトです。

「ジャガーEタイプ」レストモッドプロジェクトの経過は各SNSで公開されています。

Instagram

https://www.instagram.com/neotokyo_store/

X

https://x.com/NEOTOKYO_STORE


世界のクラシックカー・レストア市場の規模と推移

Bonafide Researchのレポート「Global Automotive Restoration Market Overview, 2024-29」によれば、世界の自動車レストア市場は以下のように推移しています:

  • 2023年:約25.8億ドル(USD 2,582.6 Million)

  • 2029年予測:約45億ドル(USD 4,500 Million)

  • 2024年〜2029年の年平均成長率(CAGR):10.44%

この市場には、クラシックカー、マッスルカー、アンティークカー、ラグジュアリーカーのレストアが含まれます。特にアジア太平洋地域が最も急速に成長している市場とされています。

日本のクラシックカー・レストア市場の規模と推移

同じくBonafide Researchの「Japan Automotive Restoration Market Overview, 2029」によると、日本の自動車レストア市場は以下のように推移しています:

  • 2023年:約1億ドル(USD 100 Million)

  • 2029年予測:約2億ドル(USD 200 Million)

日本市場は、クラシックカー愛好家の増加や、メーカーによる純正部品の再生産などにより、堅調な成長が見込まれています。

市場成長の要因と背景

世界および日本のクラシックカー・レストア市場拡大の背景には、以下のような要因が挙げられます。

  • 愛好者人口の増加と文化的価値の再評価: クラシックカーに対する愛好者やコレクターが世界的に増加しており、往年の名車に込められたノスタルジアや歴史的価値が再評価されています。特にエンジン車から電動車へのシフトが進む中、「消えゆく時代の遺物」であるクラシックカーへの関心はむしろ高まっているとの指摘もあります。日本においても昭和〜平成期の旧車ブームが再燃し、自動車文化遺産を保存したいという動きが市場を支えています。

  • 資産価値・投資対象としての需要: クラシックカーが単なる趣味の対象を超えて、有望な代替投資資産として注目されています。希少なヴィンテージ車の市場価格は近年高騰しており、富裕層やファンドによる参入も見られます。例えば海外ではクラシックカー投資ファンドの設立が相次ぎ、高級車をポートフォリオとして運用する動きもあります。実際に2022年のクラシックカー価格は前年比25%上昇し、過去9年で最大の伸びとなりました(出典:ロイター「快走、クラシックカー市場 価格高騰でファンドも参入」)。このような資産価値の高騰が、レストアされた車両の売買を活発化させ、市場規模の拡大につながっています。

  • メーカーやアフターマーケットの支援: 自動車メーカー各社がクラシックカー部門を新設し、旧車の純正部品の再生産やレストアサービスを提供し始めています。こうしたメーカーの取組みにより、これまで入手困難だったパーツ供給が改善し、プロによる高品質な修復サービスへのアクセスが容易になっています。例えばメルセデス・ベンツや日産(日産ヘリテージパーツ)、マツダ(初代ロードスターのレストアサービス)などが公式に旧車支援を展開しており、部品不足という業界課題の解消と市場活性化に寄与しています。また、レストア技術の研磨や若手育成のための講習会・専門学校の設立、クラシックカーイベントでの情報交換の場など、業界全体でレストア文化を支える動きも見られます。

  • その他の要因: 専門メディアやSNSを通じた情報発信、オークションやクラシックカー展示会の盛況なども、市場拡大を後押しする要因です。世界各地で開催されるカーイベントやコンクールで注目を浴びた車両のレストア事例が共有されることで、新たな顧客層が趣味として旧車レストアに参入するケースも増えています。さらに、近年では3Dプリンタやデジタル技術の活用による効率的な部品再現、環境に配慮した塗装や素材の採用など、レストア手法の進歩もサービス市場の品質向上に貢献しています。

以上のように、クラシックカー・レストア事業の市場は、趣味性・文化性と投資価値の双方から注目を集め、国内外で持続的な成長を遂げています。信頼できる業界レポートの分析によれば、今後数年間もこの市場拡大の傾向は続く見通しであり、世界市場・日本市場ともに2020年代後半にかけてさらに規模を拡大すると予測されています。


「NEOTOKYOオートモーティブ株式会社」について

社名

NEOTOKYOオートモーティブ株式会社

所在地

東京都目黒区(本社)、三重県鈴鹿市(工場)

設立

2025年3月

資本金

5,200万円

代表取締役

菅谷義博

事業内容

旧車レストモッド、新型自動車の開発

NEOTOKYOオートモーティブ株式会社は、ネオトーキョー株式会社(本社:東京都目黒区)の代表取締役 菅谷義博と、フヂイエンヂニアリング株式会社(本社:三重県鈴鹿市)の代表取締役 藤井充により2025年3月に設立されました。

ネオトーキョー株式会社はNEOTOKYOブランドで「ミラーカム」等の車載エレクトロニクス製品製造販売に実績を持ち、フヂイエンヂニアリングは車両の試作・改造を受託として長年請け負ってきた実績があります。

両社の経験とノウハウを持ち寄り、旧車レストモッドと新型自動車の開発を目的として設立されたのがNEOTOKYOオートモーティブ株式会社です。

NEOTOKYOオートモーティブ株式会社 ホームページ

https://neotokyo.co.jp/web/

商標について

  • “Jaguar” および “E‑Type” は Jaguar Land Rover Limited の登録商標です。

  • “Lexus” は Toyota Motor Corporation の登録商標です。

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会社概要

URL
https://neotokyo.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都目黒区
電話番号
-
代表者名
菅谷義博
上場
未上場
資本金
5200万円
設立
2025年03月