DoubleVerify、Rockerboxを買収。パフォーマンス測定および最適化ソリューションのラインナップに成果測定とアトリビューション機能を追加

DoubleVerify Japan株式会社

カスタマージャーニーのインサイト(洞察)、高度なアトリビューション分析やパフォーマンス分析、AIによるアクティベーションを単一のプラットフォームに統合し、広告主にとって、より優れた成果を提供します。この買収により、DVはミッドマーケットおよびダイレクトレスポンス広告主に対する価値提案も拡大する予定です。


ニューヨーク – 2025年2月26日- データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(本社:ニューヨーク、CEO:Mark Zagorski、以下「DV」)は、2025年2月26日(米国・ニューヨーク時間)に、マーケティングアトリビューションの世界的リーダー企業であるRockerboxの買収契約を締結したことを発表しました。

Rockerboxの統合マーケティング測定プラットフォームは、マルチタッチアトリビューション(MTA)、マーケティングミックスモデリング(MMM)、インクリメンタリティ・テストソリューションを駆使し、実行可能なインサイト(洞察)を提供します。この買収により、業界をリードするDVのデータソリューションスイートが強化され、エンドツーエンドのメディアパフォーマンス測定とAIによるアクティベーションの機能が向上します。Rockerboxの買収は、メディア品質のプロテクション(保護)とパフォーマンス測定の提供から、広告のKPI達成を確実に推進するソリューションへと、DVの進化における重要なステップとなります。これにより、広告主は実際のビジネス成果を測定・分析、最適化、推進するツールを手に入れることができます。

DoubleVerifyのCEOであるMark Zagorskiは次のように述べています。

「DoubleVerifyでは、メディア品質からより広範なアトリビューションのインサイト(洞察)に至るまで、パフォーマンス測定を完全に理解することが、広告効果とROIを最大化するために常に不可欠であると考えています。Rockerboxの買収により、オープンウェブとウォールドガーデン双方におけるコンバージョンのインサイト(洞察)とDVの信頼性の高いデータを統合し、キャンペーンのパフォーマンスの全容を把握する画期的な機会を得ることができます。これは、デジタルを第一に考えたパフォーマンス測定とAIによる最適化のための統合された、独立したプラットフォームとしての当社の立場を強化し、エンタープライズブランドや中規模の広告主へのサービス提供と、下位マーケティングファネルのキャンペーン全体のビジネスを促進するという意味で、DVと業界にとって画期的な出来事です」

Rockerboxは、クロスチャネルでのコンバージョンアトリビューション分析と広告費用のデータを一元管理し、顧客行動に関する深いインサイト(洞察)を提供することで、マーケティング担当者がメディアへの投資を最適化することが可能です。

Rockerboxの測定・分析機能を、同社のダイナミックアクティベーションテクノロジーであるDV Scibids AITMと統合することで、広告主は測定、最適化、アクティベーションの間の継続的なフィードバックループを実現することができます。この統合により、パフォーマンスマーケティングへのより正確で効率的、かつ拡張性のあるアプローチが可能になります。

RockerboxのCEOであるRon Jacobsonは次のように述べています。

「DoubleVerifyと提携し、Rockerboxの業界をリードする測定テクノロジーをより多くの広告主の皆様にご利用いただけるようになり、より良いビジネス成果の達成に貢献できることを嬉しく思います。DVの信頼性の高いデータとRockerboxの成果測定を組み合わせることで、業界最高のフルファネル測定を提供します。これにより、現在のDVのお客様には新たな成長機会がもたらされ、また、DVのソリューションの幅が広がることで、新規顧客の獲得につながります」

DVとRockerboxの統合された機能により、広告主には以下のメリットがもたらされます。

  • クロスチャネルのパフォーマンスを総合的に把握

    キャンペーンデータを一元化し、オープンウェブ、検索、ソーシャル、CTV全体における顧客とのやりとりを把握できます。コンバージョンを促進する最も影響力のあるタッチポイントを特定できます。

  • 実際のビジネス成果を促進

    カスタマージャーニーのインサイト(洞察)、コスト、DSPインプレッションレベルのデータ、信頼性の高い測定を含む、独自のAIアクティベーションと包括的なデータ資産を活用し、パフォーマンスを改善し、主要KPIを達成できます。

  • よりスマートなマーケティングの意思決定を実現

    個々の広告レベルにまで掘り下げた、クロスチャネルのコンバージョンまでの詳細なインサイトにアクセスすることで、より適切な予算配分とメディアプランニングが可能になります。

  • 業務効率化を推進

    プログラマティックおよびソーシャルチャネル全体にわたるデータ収集、整理、メディア最適化を自動化することで、時間を節約し、ワークフローを合理化します。

さらに、この統合ソリューションにより、DVは測定データとビジネスパフォーマンスの相関関係を把握する能力を強化することができます。アドフラウド、ブランドスータビリティ(適合性)、ビューアビリティ(可視性)、アテンション、コンテキストデータをRockerboxのアトリビューションインサイトと整合させることで、広告主はメディア品質とパフォーマンスデータを実際の成果により効果的に結びつけることができます。

Mark Zagorskiはさらに次のように述べています。

「詳細なインサイト(洞察)は、ブランドが予算を戦略的に再配分し、広告費が最大限の投資収益率(ROI)を実現できるよう最適化することを可能にします。さらに、DV Scibids AIを通じてこれらのインサイトを活用し、必要なパフォーマンス結果を導くことも可能になります。今回の買収により、私たちは、プロテクション(保護)に加えて、優れたパフォーマンスを実現するという戦略をさらに推進していきます」

直近で、減量、フィットネス、マインドセットのサービスを提供するグローバルブランドを対象に実施したテストでは、DVとRockerboxのソリューションを組み合わせたことによる効果が示されました。

コンバージョンとコスト測定の基準としてRockerboxを使用し、キャンペーンのパフォーマンス最適化にDV Scibids AIを活用することで、このブランドは2つの実稼働中のキャンペーンにおいて、CPA(顧客獲得単価)を39%と20%の低減を実現しました。これは、AI によるアクティベーションと高度なアトリビューション分析がいかに効率性を高め、全体的なパフォーマンスを改善できるかを示しています。

今回の買収により、DoubleVerifyのターゲット市場が拡大し、下位マーケティングファネルにおけるダイレクトレスポンス広告の分野で新たなビジネス機会が生まれ、中小規模のパフォーマンス企業への対応能力が強化されます。Rockerbox の買収は、8500万ドルの現金取引です。本買収は第2四半期の初めに完了する見込みです。

DoubleVerifyの詳細については、http://www.doubleverify.com/japan をご覧ください。

▼DoubleVerifyについて

DoubleVerify(「DV」)(NYSE: DV)は、業界をリードするメディア効果測定プラットフォームであり、AIを活用してグローバルブランドに優れたデジタル広告の成果をもたらします。メディアの効率性とパフォーマンスを向上させることで、DVはデジタル広告を取り巻くエコシステムを強化し、デジタルメディアの売り手と買い手の間における公正な価値交換を維持します。

DoubleVerify Japan公式サイト

https://doubleverify.com/japan/

DoubleVerify Japan Facebookページ

https://www.facebook.com/doubleverify.jp

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会社概要

DoubleVerify Japan株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork Shibuya Scramble Square
電話番号
-
代表者名
武田 隆
上場
未上場
資本金
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設立
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