「工場を、誇ろう。」製造業のルールチェンジに挑むFactory Pride Associationが設立

設立イベントの参加募集を開始

製造業におけるルールチェンジを巻き起こす、一般社団法人 Factory Pride Association(以降FPA)が設立しました。理事として、小林 永典(株式会社コプレック 代表取締役社長)、出村 光世(株式会社コネル CEO)が、顧問として、大滝 令嗣(早稲田大学名誉教授、亀田医療大学理事長)が就任しました。共にものをつくる人のプライドを高め、製造業の地位をポジティブに上げていく仲間を募集しています。

公式サイト:https://factory-pride.jp/

【発足の背景】

世界に誇るJapan Quality。

日本の高品質なものづくりを支えてきたのは、工場で働く人たちではないでしょうか。

しかし、効率性やコストダウンを求められてきた結果、自分たちの働く環境や、働くことで得られる幸せややりがいを後回しにしてきたようにも思えます。

ものをつくる人のプライドが高まれば、日本の製造業は元気になる。ものづくりの未来は明るくなる。そんな思いでこの社団法人は設立されました。企業規模や地域の枠を超えて、ものづくり業界のスタンダードを変えていくために、理念に共感し、共にFactory Pride 宣言を掲げる会員を広く募っていきます。

【Factory Pride 宣言】

◾️社員が誇れ、その家族も誇れる工場を目指す

社員にとって、会社の中で認められることも大切だけれど、本当に嬉しいのは家族や愛する人から認められ、尊敬されることではないだろうか。

だからこそ、工場以外の人の目線も意識した工場をつくっていこう。

◾️誰かのがまんに頼らない工場を目指す

仕事でがまんは必要だけれど、それに頼り過ぎてはいないだろうか。

生き抜くために、がまんに頼ってしまうこともあるけれど、それを当たり前だと思わず、一つ一つ解決して、誰かのがまんに頼らない工場をつくっていこう。

◾️ものをつくる人、価値を生み出す人が称えられる社会を目指す

大きな組織で大きなものを扱うことも凄いことだけど、それができるのは、ものを作ったり、素敵なアイデアを生んだりと、ちゃんと価値を創造してくれる人がいるからこそ。

そんな価値を生み出す人たちが、ちゃんと称えられる社会を目指そう。


【活動指針】

工場をもつ人や、工場で働く人、製造業の変革に興味のある人々の交流の場をつくります。

良い工場とは何かを仲間と考察し、製造業をアップデートしていくための取り組みを行います。

工場を誇るための取り組みに関する発信を行い、知を共有し合います。

活動内容例:

◾️カンファレンス

アワードやトークセッションなど、工場の未来をともに考え仲間と交流するイベントを開催します。カンファレンスでは、製造業におけるウェルビーイングを評価するためのKPIセッティングなど、業界の共通言語を増やすことを目指します。

◾️アワード

工場を誇る活動を共有し活性化するための、優れた取り組みをたたえるアワードを主催します。

◾️全国の工場見学

全国にある誇れる工場を訪れる、年数回の工場ツアープログラムを開催します。集まったメンバーと共に意見交換をしたり考察をすることで、叡智を集結し、お互い共有し合います。

3年間で500社の仲間を募ることを目指し、日本全体の製造業に改革を巻き起こします。


【理事就任メッセージ】

株式会社コプレック⁨⁩代表 小林 永典

戦後の日本から経済を牽引し、世界に誇れてきたものは、「日本品質」という言葉で象徴されるように、ものづくりへの信頼が大きかったのではないでしょうか。

そしてそれを担ってきたのは、多くの工場で働く人々であったはず。しかし強いコストダウンの意識から、働くことで得られる幸せややりがいを後回しにしてきたようにも思えます。

そんな後回しにされてきたものに目を向けて、これからの製造業を考え創りあげていく。そんな集まりにしていきたいと思いこのFPAを設立いたしました。

株式会社コネル CEO 出村 光世

工場はものを生み出す最前線であり、同時に価値が生産され続ける現場です。工場で働く一人ひとりが、世界に価値をもたらすとも言えるでしょう。ものによって価値を生み出す現場にこそ、創造性が求められることは自明であり、そのための投資が失われた30年からの脱却の鍵になります。工場の頭文字は、工夫の頭文字と等しく、産業全体で共有されることで、さらなる工夫が見出される好循環を生み出していきましょう。Konelが生産拠点としている「日本橋地下実験場」は、量産ではなくプロトタイピングに特化しているからこそ、新しい作り方の視点も生まれやすく、その利点を製造業の様々なプレイヤーと共有し、磨いていけることに大きな期待を寄せています。

【顧問就任メッセージ】

早稲田大学名誉教授、亀田医療大学理事長 大滝 令嗣

既に始まっているAIによる第二次産業革命は、企業内の職務価値の勾配を大きく変えつつある。ロボットでは代替できない生産現場の熟練職人の職務価値は、ホワイトカラーに比べて大きく上昇していくだろう。そして、これまで“冬は寒く夏は暑い”環境で働いてきたスキルドワーカーの社会的価値も、あらためて見直されることになる。「工場を、誇ろう。」プロジェクトは、こうした時代の大きな潮流を先取りし、牽引していく重要な役割を担っている。この運動に参加できることを、大変光栄に思う。


【設立記念イベント開催のお知らせ】

FPAの立ち上げを記念して、 活動に関心をお寄せいただく方で集う、 設立記念イベントを開催いたします。

立ち上げメンバーによるディスカッションと来場者交流のお時間をご用意しています。

ぜひお気軽にお越しください。

◾️イベント概要

【日時】2025年8月27日(水)17:00-18:30 / 18:30-19:00 懇親会

【場所】東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート3階

    株式会社オカムラ ガーデンコートショールーム内 Open Innovation Biotope “Sea”

【登壇者】

FPA理事

小林 永典(株式会社コプレック)

出村 光世(株式会社コネル)  ほか数名

【参加費】無料

当イベントは事前予約制となっております。

詳しくはpeatixのイベントページにてご確認の上、事前ご予約をお願いいたします。

peatix予約ページ : https://factorypride.peatix.com

【協力】株式会社オカムラ 


【会員の募集】

◾️一般会員 ーFPAの理念を実施し工場環境改善に取り組む中核メンバー

 ▪︎入会条件 FP宣言の同意と公表、FPAサイト内へ社名掲載

 ▪︎入会特典

  ・FPAロゴ使用権

  ・イベント招待

  ・セミナー申し込み優先参加権

  ・工場見学ツアー優先権

  ・成功事例、ノウハウ共有アクセス

  ・アワード応募資格

 ▪︎入会・年会費 なし

 〈一般会員入会フォーム:https://forms.gle/RffLBvvn1Qqrnt2A7

◾️賛助会員 ー活動支援と新市場創出に協力するパートナー企業

 ▪︎入会条件  FP宣言への賛同表明、FPAサイトへの社名掲載

 ▪︎入会特典

  ・一般会員への商品サービス告知権

  ・カンファレンスブース提供権

  ・セミナー提供権

  ※セミナーの内容・構成等については、主催者による確認・承認を経ての実施となります。

 

 ▪︎入会・年会費  要お問い合わせ(FPA事務局 info@factory-pride.jp)

 理念に共感し、ともに活動を盛り上げてくれる企業や個人を幅広く募ります。

 詳しくは下記のフォームより資料請求してください。

 〈資料請求フォーム:https://forms.gle/6AuWcXkpzxxELe7y9

【理事メンバー募集のお知らせ】

FPAでは、「工場を、誇ろう。」というビジョンに共感し、 共に活動していただける理事メンバーを募集しています。

理事として参加するには、 現在の理事メンバーとの面談を予定しています。

応募方法・詳細は事務局までお問い合わせください。


【本リリースに関するお問い合わせ】

Factory Pride Association事務局 : info@factory-pride.jp

公式サイト:https://factory-pride.jp/

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会社概要

URL
https://factory-pride.jp
業種
製造業
本社所在地
静岡県掛川市下垂木 2361
電話番号
0537-24-5280
代表者名
小林 永典
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年06月