EC立ち上げで96.5%が「苦労した」と回答!最大の壁が「担当者の育成」~楽しみながら実践的にECサイト運営を学べるゲーム型研修に注目~
ECコンサルティング及びシステム開発を行うフォースター株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役:川連一豊)は2025年6月10日、ECサイト運営経験者200名を対象に実施した「ECサイト立ち上げ時の苦労に関する実態調査」の結果を発表しました。調査では、96.5%が「立ち上げ時に大きな苦労を感じた」と回答し、最も多かった課題は「担当者の育成」「ECサイトの構築」であることが明らかになりました。
■調査の背景
EC市場の拡大とともに、多くの企業が自社でのECサイト運営に取り組むようになりました。しかし、実際に始めてみると「思ったより難しい」「ECサイトの制作を頼んだが思った通りのサイトが完成しない」「担当者の育成が思ったように進まない」といった課題に直面する声も増えています。
ECサイトのコンサルを行うフォースターではEC運営経験者200名を対象に、立ち上げ時や運営中に感じた苦労について実態を明らかにし、今後の人材育成や教育ツール活用のヒントを探る調査を実施しました。
■アンケート調査の概要
・実施期間:2025年6月
・対象者:EC運営経験者200名
・調査方法:オンラインアンケート
・主な質問:
1.自社でECサイトを立ち上げた際、苦労はありましたか?
2.EC運営でどういう点に苦労しましたか?
3.「担当者の育成」はどういう部分に苦戦しましたか?
■EC立ち上げ経験者の“9割超”が苦労…その理由とは?
「自社でECサイトを立ち上げた際、苦労はありましたか」という設問に対し、96.5%のEC運営経験者が「立ち上げ時に苦労した」と回答しました。

EC市場の拡大が続く一方で、実際に運営を始めた事業者の多くが、初期段階においてさまざまな課題に直面している実態が浮き彫りとなりました。特に「始めればなんとかなる」といった見通しを持っていた層にとっては、想定以上の困難が存在していることがうかがえます。
■EC運営で多くの人がつまずく壁とは?
EC運営経験者200人に聞いたところ、最も多くの人が苦労を感じていたのは「自分以外の担当者の育成」でした。なんと55.5%(110票)の方がこの項目を挙げており、現場での教育の難しさが明らかになっています。
担当者育成は、マニュアルだけでは対応しきれない実務スキルや判断力・お客様対応が問われるため、教える側にも高いスキルが求められます。「自分でやるのは簡単でも、人に任せるのは難しい」と感じている方も多いようです。
続いて多かったのが、「想定していた通りのECサイトが構築できない(完成しない)」(99票)で、サイト構築を依頼した会社への不満も集まりました。
ECサイト制作を近隣の会社や知り合いから紹介された会社に依頼したが、納品されたサイトに「クーポン機能など必要な機能が揃っていない」「UIやデザインが非常に使いにくいものになっている」などの課題がある事例が多いようです。

他にも苦労した点として多く挙がったのは「営業・集客・PR活動」(87票)や、「リピート客の育成」(54票)といった、販売促進に関わる業務。また、「販売したい商品の写真の準備、効果的な訴求文の工夫」にも多くの方が苦労したと答えています。
■「広告やクーポン?」「練習の場は…?」育成に苦戦する理由とは
EC運営を社内で任せるとなると、担当者のスキルや理解度によって成果が大きく左右されます。
ところが今回の調査では、多くの運営経験者が“育成”の難しさを実感していることが分かりました。
中でも最も多かったのは、「広告やクーポンにいくらお金をかけてよいかわからず不安」という回答です。
販促活動には明確な正解が存在せず、業種や商材、販促のタイミングによって成果が大きく異なるため、教える側も判断基準を言語化しにくいという事情があります。
その結果、担当者が自信を持てず、意思決定や実行に時間を要するケースが多く見受けられます。

また、「練習(ロールプレイング)をさせられる場がない」(36票)や「いきなり実践させにくい」(33票)という回答も目立ちました。知識はあっても実践経験が不足しているため、現場投入に躊躇するケースが多いことが読み取れます。
さらに、「感覚で学ぶ部分が大きく、説明しづらい」と感じている人も23票と一定数存在しており、属人化・感覚頼りの育成体制がネックになっている可能性もあります。
フォースター株式会社では、コンサルティングからサイト構築(国内・越境EC)、EC運営(楽天・Amazon・公式EC)まで、ECサイトに関する業務を 一気通貫で手がけています。
ECサイトを立ち上げ、運営する中で出てきた悩みや課題に対して、具体的かつ効果的なソリューションをご提供しています。
また、調査より浮き彫りになった「人材育成」の課題解決に対しては、ECサイト運営者業務(店長業務)をゲーム形式で疑似体験できる人材育成プログラム「店長ゲーム」を提供しています。
■店長ゲームの概要
店長ゲームは、まさに「練習の場がない」「実践させにくい」といった課題を解決するためのゲーム型研修ツールです。
ゲーム内では、資本金300万円の架空のECサイトを舞台に、広告出稿・価格設定・在庫管理・販促施策などをすべて自分たちで行います。
現場にいきなり送り出す前に、まずは“仮想の現場”で力をつける。その一歩が、安心して任せられる人材育成につながります。
■店長ゲームが育成の“つまずき”を解消する!3つのポイント
アンケート調査から分かるように実際に多くの企業が苦戦している「担当者育成」。この担当者育成の場として最適なのが「店長ゲーム」です。
ここでは、導入企業の声やゲームの設計から見えてくる3つのポイントをご紹介します。
①実践的なノウハウの習得
「店長ゲーム」では、架空の店舗運営を通じて、広告展開や集客施策、効果的なPR方法を実際に試すことができます。ゲーム内でのリアルなシミュレーションが、現場で即役立つ実践的なスキルの習得につながります。
②予算感覚の向上
広告費やクーポン費用の適切な設定方法について、資金300万円というリアルな制約の中で繰り返し学ぶことができます。予算配分の判断力が養われ、実際のEC運営時の不安を軽減します。
③効果検証能力の向上
ゲーム内で施策を実施した結果が数値や成果として表れ即座にフィードバックを受けられるため、どの施策が効果的だったか、またその理由を理解できます。これにより、営業・集客・PR活動の戦略策定や改善につなげる能力が向上します。
これらの特徴から、「店長ゲーム」は営業・集客・PR活動に関する具体的な不安を解消し、実際の運営における自信と確かなスキルを養成します。
■会社概要
社名:フォースター株式会社(Forcetar Corporation)
所在地:静岡県浜松市
代表者:代表取締役 川連 一豊
事業内容:ソリューション事業・システム開発事業 その他
会社HP:https://forcetar.jp/
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