【伝統再生 × 未来への挑戦】創業167年、久留米絣の老舗「藍森山」が豪雨被災から再建!若き世代による技術承継と新事業への挑戦が始まります!
2025年6月21日(土)に藍森山・森山絣工房の新工房がオープン!藍染体験施設を完備、文化財の技術を未来へつなぐ拠点として再始動!(福岡県八女郡広川町)<2025年6月8日(日)メディア内覧会開催)

●藍森山・森山絣工房について
2023年7月の九州北部豪雨により甚大な被害を受けた、福岡県八女郡広川町の久留米絣工房「藍森山(森山絣工房)」が、このたび地域の支援とクラウドファンディングを通じて再建され、新工房をオープンいたします。
藍森山は1858年創業。現存する久留米絣工房で最も歴史が古く、国の重要無形文化財に指定される技術「①手括り ②天然藍染 ③手織り」の3要素をすべて備えた伝統ある工房です。江戸時代から受け継がれてきた天然染料の藍染と久留米絣の技術を守り続けてきました。

●水害による壊滅的被害、そして再建へ
2023年7月10日、記録的な豪雨により、50基以上の藍甕(あいがめ)や作業場が一瞬で泥水に沈み、染料・商品・設備の大半が壊滅。世代交代や新プロジェクトを控えていた矢先の被災でした。 それでも、SNSを通じての呼びかけにより、延べ100人以上のボランティアが駆けつけ、復旧が少しずつ進みました。そして、クラウドファンディングを通じて多くの支援が集まり、新たな拠点の再建に至りました。
●再建された新工房──文化の継承と革新で新しい市場に参入します。
新工房では、伝統的な設備と現代の安全設計を融合。作業効率と見学者の安全性を両立した設計により、職人が安心して働ける空間、訪問者が体験を楽しめる場として生まれ変わりました。 久留米絣や藍染の技術を一般の方に体験しやすくすることで、これまで以上に若年層に対する伝統文化への理解促進、引いては担い手作りにも注力して参ります。 また、工房が使えない期間中には「草木染め」など新たな染色にも挑戦。今後も久留米絣を軸に、国内外のアーティスト・企業とのコラボレーションやプロダクト開発を進めます。






生まれ変わった、藍森山・森山絣工房にご期待いただき、伝統工芸である久留米絣の発展を応援いただけると幸いです。
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●オープニングセレモニー及びメディア向け内覧会のご案内
<メディア向け内覧会>
下記日時に、工房を開放しメディアの皆様にご自由に見学いただく内覧会を実施いたします。
ぜひお越しください!
日時:6月8日(日)11:00-17:00
随時、工房ツアーと藍染体験を実施しております。ぜひご参加ください。
※同時間帯には、災害時のボランティアスタッフを優先招待しており、工房ツアーと藍染体験に参加されています。その風景を取材撮影いただきます。
<オープニングセレモニー>
日時:6月8日(日)13:00-13:30
・タイムスケジュール
13:00 主催挨拶
13:15 来賓挨拶
13:30 テープカット内覧会
※内覧会及びオープニングセレモニーへご出席の方は下記まで参加のご連絡をお願いいたします。
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【新工房概要】
名称:藍森山・森山絣工房(再建)
所在地:福岡県八女郡広川町新代109
主な事業:久留米絣製品の製作・販売、藍染・草木染め体験、文化発信・教育事業等
・具体的な製品例:反物、衣類、コースター等雑貨、建材、アート作品、オーダーメイド品
・具体的な体験例:藍染(ハンカチまたは手ぬぐい、トートバッグ、Tシャツ等)
草木染(ハンカチまたは手ぬぐい、Tシャツ、達磨等)
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