【日本初】“我慢しない選択肢”をフェムゾーンに!女性医療クリニックLUNAネクストステージが「腟スレッド治療」を導入。GSM・ゆるみ悩みに革新。
泌尿器科・骨盤底医療の知見をもとに、中長期的な視点で考える新しいフェムテック医療
2025年4月、女性医療クリニックLUNAネクストステージ(神奈川県横浜市中区/院長:中村綾子)は、日本初※となる「腟スレッド治療(婦人科用スレッドリフト)」を本格導入し、更年期女性のGSM(閉経関連尿路性器症候群)や腟のゆるみに悩む方を対象にした臨床研究をスタートしました。

本治療は、美容医療領域で「スレッドの神」と称される吉田由佳先生(医療法人敬愛会 理事長)の技術協力のもと、婦人科に適した安全性・審美性の両立を目指した施術法として実現しました。
■ 腟スレッド治療とは?~従来の限界を越える、新しい引き締め治療
腟スレッド治療(婦人科用スレッドリフト)は、PDOという吸収性の糸を腟粘膜下に挿入することで、腟口や腟壁のゆるみを内側から支え、ふっくらとした張りを取り戻す低侵襲治療です。糸の周囲ではコラーゲンやエラスチンの生成が促され、組織が再構築されることで、直後の引き締め効果と長期的な弾力・潤い改善が期待できます。施術効果は約1年間持続し、腟レーザーやヒアルロン酸では対応が難しかった症例にも有効な、新たな選択肢です。
・腟スレッド×ヒアルロン酸=相乗効果も
腟スレッドは単体でも効果的ですが、近年注目されるのは腟ヒアルロン酸との併用治療。ヒアルロン酸だけでは、腟壁がゆるんだ状態だと「重みで垂れる」トラブルが増えてきています。腟スレッドが自然なフレームとして腟壁を補強することで、ヒアルロン酸の下垂を防ぎ、より自然で長持ちする仕上がりが可能です。今後は複合治療のニーズも高まっていくと予想されます。
■ 日本初、臨床研究として開始/現在、臨床委員会での承認を進行中
LUNAでは、婦人科領域におけるスレッド治療の安全性と有効性を科学的に評価する臨床研究を、日本で初めて開始。現在、本治療の普及に向けて、臨床委員会による正式承認の取得を進めている段階です。なお、同様の治療はすでに韓国や欧州、南米を中心に導入が進んでおり、2024年のAesthetic Gynaecology Congressでも注目されるなど、国際的にも関心が高まっています。

■ 臨床症例:40代後半女性/出産後の腟のゆるみへの対応
40代後半の女性に対し、出産後の腟口開大および後腟壁の弛緩を主訴として診察を実施。過去に腟ヒアルロン酸注入治療歴があったが、数週間で下垂感や違和感が出現し、ヒアルロン酸溶解処置を行った経験があった。
本症例では、婦人科用スレッド(PDO)を6カ所挿入する治療を局所麻酔下で実施。施術中の痛みは軽度で、直腸診併用により組織の厚みと挿入位置を確認しながら安全に処置を行った。術後の腟壁の軽度浮腫は2日程度で消失し、疼痛・出血等の有害事象は認められなかった。
1か月後の再診時には、腟壁のふくらみや腟口の締まり感が視診・触診で確認され、外陰部の粘膜状態も改善傾向にあった。また、患者からは「違和感の減少」「以前よりも自信を持てるようになった」との主観的な変化も報告された。
■ 女性医療クリニックLUNAネクストステージ 中村りょう子院長

日本泌尿器科学会認定専門医 / 日本女性骨盤底医学会認定専門医 / 国際フェムテック医療美容研究会理事
泌尿器科・女性骨盤底医学の専門医として、「年齢や出産に伴うフェムゾーンの変化」に悩む女性たちに、医学的根拠に基づいた“正しい腟治療”を届けることを使命とする。
患者一人ひとりの数年先のライフステージを見据えた医療的ケアを大切にしており、「その場しのぎ」ではない根本的で持続的な治療アプローチを実践。美容的技術に、骨盤底や排尿に関する医学知識を融合させたフェムテック医療のパイオニア。
また、尿もれ・骨盤臓器脱など、受診をためらう女性の声に耳を傾けながら、「もっと気軽に相談できる泌尿器科医」を目指して、女性泌尿器医療のハードルを下げる活動にも力を入れている。
メッセージ
腟スレッド治療は、日本ではまだ新しい分野ですが、閉経後や出産後のゆるみに悩む女性にとって、大きな希望となる治療です。『もう年だから仕方ない』と我慢してきた方にこそ、一度ご相談いただきたいと思っています。
■ 医療機関概要
女性医療クリニックLUNAネクストステージ

所在地:〒231-0861 横浜市中区元町1丁目32-1 LIST132ビル3F
診療科目:【女性泌尿科】<フェムゾーン医療・美容、女性性機能障害相談>
特徴:女性の「キレイ」と「元気」を医療で支える、臨床研究実施クリニック
【本件に関するお問い合わせ先】
女性医療クリニックLUNA
広報担当:武田
TEL:045-662-0618
Email:luna.takeda.hiroko@gmail.com
※2025年6月現在、自社調べ(国内での婦人科領域における腟スレッド治療導入状況に基づく)
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