2D外観検査装置「Visiona 2D」をリリース
中小製造業に“ちょうどいい”検査自動化を。
株式会社ノア(本社:茨城県牛久市、代表取締役社長:髙島眞吾)は、製造業向けに開発した2D外観検査装置「Visiona 2D(ビジョナ・ツーディー)」の正式リリースを発表いたします。
本製品は、初期導入のしやすさと現場ごとの最適化を両立した、“中小企業にフィットする”新しい自動検査ソリューションです。

■ 開発背景
近年の製造現場では、目視検査の属人化や熟練検査員の高齢化、品質ばらつき、人手不足といった多くの課題が浮上しています。特に中小〜中堅製造業においては、「高額な検査装置の導入が難しい」「多品種生産に既存装置が対応できない」といった声も少なくありません。
「Visiona 2D」は、こうした現場の課題を受けて、株式会社ノアが独自に開発した2D外観検査装置です。「今すぐ始められる」「ちょうどいい機能」「後から拡張できる」柔軟な構成によって、検査工程の自動化に貢献します。
■ 製品の特長


● 導入しやすいスタンダード構成
すぐに使える基本構成(カメラ・照明・ソフト)を備えており、初期費用を抑えながら、スムーズな自動検査の導入が可能です。
● オプションの組み合わせで多様な検査に対応
照明制御、外部機器連携、複数カメラ、円筒360度検査ユニットなど、多彩なオプションを組み合わせることで、製品の材質・形状・生産工程に合わせた柔軟な対応が可能です。
● 高度・専門性の高い検査も、開発対応可能
パッケージ製品で対応が難しい検査案件においても、ノアでは仕様ヒアリングから開発・導入支援まで一貫対応。高度な画像処理やライン連携、難検査ワークへの個別ソフト開発など、専門性の高い案件にも柔軟に応じます。
● 中小製造業に最適なサイズと価格帯
「過剰スペック」ではなく、「必要な性能だけ」を選べるコンセプト。1台からスモールスタートできる構成で、現場に無理なくフィットします。
● 安定した検査精度と品質保証
熟練検査員の目に頼っていた判断を、安定的に繰り返す高い判別力で支援。不良品の見逃しを最小化し、品質の平準化を実現します。
■ 活用例
● 樹脂成形品の検査
欠け、バリ、変形などの成形不良を自動で検出。
● 金属部品の表面検査
キズや打痕、バリなどの外観異常を高精度に検出。
● 電子部品の寸法・位置確認
チップやコネクタの有無、向き、ズレなどを自動判定。
● 円筒部品の全周検査(360°)
シャフト・パイプ類を回転させ、側面全体をチェック。
● 透明体の異物検査
異物や気泡を検出。
● 自動仕分け・外部連携
検査結果をもとに、PLC・ロボットと連動した判定・排出処理に対応。
上記のような検査に課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「Visiona 2D」は、お客様の製品やライン構成に合わせて、最適な導入構成をご提案いたします。標準構成のカスタマイズや特注対応も承ります。
■ 展示会概要
「Visiona 2D」は、2025年7月9日(水)より東京ビッグサイトで開催される「モノづくりワールド/製造業DX展」にて初出展されます。実機を用いたデモンストレーションを通じて、現場ごとの導入イメージや課題への具体的な対応例をご覧いただけます。
展示会名:「第37回 ものづくりワールド 東京」
期 間:2025年7月9日(水)~7月11日(金曜日)
会 場:幕張メッセ 7~8ホール
ブース番号:46-53 【第1回 スマートメンテナンス展 [東京]】
サイトURL:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html#/
【製品情報】
製品名:Visiona 2D(ビジョナ・ツーディー)
発売日:2025年7月~(受注開始)
製品サイト:https://kknoa.co.jp/product_data/visiona2d/
【お問い合わせ先】
株式会社ノア
担当者:磯谷
TEL:029-829-6428(会社)、090-9191-6395(担当)
問い合わせフォーム:https://kknoa.co.jp/contact/
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