日本のサイバーレジリエンスを支援するためにCybExer社と戦略的パートナーシップ契約締結
株式会社サイバー防衛研究所(代表取締役社長:土屋徹、以下サイバー防衛研)は、日本のサイバーレジリエンスを支援するために、CybExer社(CEO: Andrus Kivisaar(アンドラス・キビサール)以下サイベクサー)と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。この契約は、両組織間の長年にわたる協力関係を正式なものにし、以前の再販業者の取り決めをより広範な戦略的提携に置き換えるものです。
このパートナーシップは日本のサイバーセキュリティ体制にとって重要な時期に行われました。地政学的な緊張が高まり、デジタルインフラがより戦略的なターゲットになる中、日本政府と重要インフラ企業の双方が、準備と運用上のコラボレーションを改善するよう迫られています。先般の「能動的サイバー防衛法案」の成立は、日本がサイバー官民連携の強化に向けて断固とした動きを示すものです。このシフトには、実績のあるスケーラブルで柔軟なサイバートレーニング環境が必要です。
サイバー防衛研とサイベクサーは、日本語のユーザーインターフェースを完全にサポートするなど、すでにプラットフォームの日本語化で協力しています。この提携により、Live Fire演習、デジタルツインベースのトレーニング環境、キャプチャー・ザ・フラッグのシナリオなど、サイバー演習機能の完全なプログラムが提供されます。また、このプラットフォームは、AI主導の攻撃やAI戦争などの新たな脅威にも対処し、技術チームと意思決定者の両方が急速に変化する脅威の状況に備えるのに役立ちます。サイベクサーは、すでに60カ国以上でその技術を使用し、NATOや欧州宇宙機関などの主要組織を支援してきた経験を持ち、グローバルな洞察と運用のベストプラクティスを日本市場にもたらします。
アンドラス・キビサール最高経営責任者は次のように述べています。「サイバー防衛研とのパートナーシップは、世界中のサイバーセキュリティを強化するという当社の使命における重要なマイルストーンです。日本は重要な市場であり、政府や重要インフラ組織がサイバーレジリエンスを強化するのをサポートできることを誇りに思っています」。
2024年にソリトンシステムズのサイバーセキュリティ事業部から、国家安全保障に特化するため独立したサイバー防衛研は、大学のサイバーセキュリティ専門家と緊密に連携して、サイバー能力の強化とサイバー人材の育成に向けた共同の取り組みを行っています。代表取締役の土屋徹は次のように述べています。「サイベクサー社は、グローバルな視点と実際の運用経験が豊富です。私たちは共に、日本のサイバーセキュリティ体制に有意義な貢献をすることを目指しており、サイバー官民連携におけるオペレーショナル・コラボレーション環境の構築に取り組んでいきます」。

【 CybExer社について 】
CybExer社はサイバーセキュリティ及びサイバーレンジサービスを提供することにより、増大するサイバー脅威に対し、デジタルエコシステムを防御することに特化する企業です。デジタルツイン技術に基づくサービス群により、政府や重要インフラの組織がサイバー攻撃に対しプロアクティブに対処することに貢献しています。
【 株式会社サイバー防衛研究所について 】
2024年設立以来、サイバー防衛研究所は、サイバー空間における攻撃者の戦術や手法に対して、効果的な防御策を研究し、同じ志を持つ組織・団体と情報共有を行い、国の安全保障を高めること、サイバー官民連携を国内外で実現すること、そして、サイバー防衛の一つの研究拠点となること、をミッションとして活動しています。
【 このリリースに関するお問合せ先 】
株式会社サイバー防衛研究所
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-3
Mail: support@cdlabs.jp
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