【デジタルノマド×地域企業】金沢発の新銘菓。イギリス出身アーティストとのコラボスイーツ「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI」、8月1日より、ジュプランサ金沢駅あんと店で販売開始。

金沢市が主催した「デジタルノマドと地域企業のマッチングプログラム」を機に、いち早く「デジタルノマド」に着目してスタートした、コラボ型スイーツプロジェクト『Sweet Scape Kanazawa』

能崎物産株式会社

 石川県・金沢で100年以上の製菓材卸業を営む会社「能崎物産株式会社(本社:石川県金沢市)」は、お菓子を通じてアーティストとコラボレーションしながら、金沢の美しいお菓子文化の発信を目指すスイーツプロジェクト『Sweet Scape Kanazawa(お菓子でひらく金沢の風景)』をスタートしました。
 それに伴って開発された金沢の新銘菓「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI」を、同社が運営する「ジュプランサ金沢駅あんと店」にて8月1日(金)より販売します。

◆Sweet Scape Kanazawa(お菓子でひらく金沢の風景)とは? 【プロジェクトについて】

 日本でも有数のお菓子文化が根付く金沢では、昔から「ありがとう」「またね、元気でね」「よろしくね」をお菓子に託し、包んで贈る文化があります。それは単なる甘味ではなく、関係性を紡ぐための表現として、四季や美意識と共に暮らしへ受け継がれてきました。

雪の降る金沢ひがし茶屋街

 アーティストが培ってきた視点とコラボレーションすることで、金沢の情緒や美意識を切り取り、お菓子を通じて地域経済とクリエイティブ文化の醸成と循環を促進、そして金沢の菓子文化を次世代へ繋げていくことを目的としたものです。

 第1弾のコラボレーションとして、イギリス出身アーティストMolly Maine氏の作品「Falling Rain」がお菓子のパッケージデザインに採用されました。同氏が金沢に長期滞在するなかで感じた空気感を描いたものです。

Falling Rain|Molly Maine

◆デジタルノマド × 地域企業 で編む視点 【プロジェクトの経緯】

 金沢市が主催した『デジタルノマド×地域企業とのビジネスマッチングによる金沢の文化・観光活性化プログラム』への参加をキッカケに、同社としてデジタルノマドをとりまく世界情勢と未来性に、いち早く着目しました。プログラムメンバーの帰国後、参加されたデジタルノマドのうちイギリス出身アーティストMolly Maine氏へ連絡をとり、実現する運びとなりました。

プロデューサー:能崎将明(能崎物産株式会社)

アートディレクター:吉崎努(株式会社MiKS)

イラストレーター:Molly Maine(デジタルノマド)

パティシエ:金岩重典・黒木雄介(ふらん・どーる)

◆アーティスト Molly Maine について 【コラボアーティスト 第1弾】

 ロンドン出身のイラストレーター/デザイナー。光・色・遠近感を巧みに用いた、グラフィカルなトラベルイラストレーションで知られ、旅と文化をテーマに多くの作品を手がけています。2016年からはフリーランスとして、50カ国以上を巡りながら制作を行うノマドライフを継続しています。

 今回のお菓子「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI  × Falling Rain」は、同氏がイギリス・ロンドンで2025年7月4日から10日間にわたって開催された個展「NOMAD|Perspectives on Home in a Changing Japan」でも展示されました。

Molly Maine
ロンドンでの展示会で配られたお菓子
ロンドンでの展示会の様子 1
ロンドンでの展示会の様子 2

展示会について:https://www.mollymaineillustration.com/nomad-exhibition

◆金沢の美意識を表現。「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI」が誕生 【お菓子について】

 日本の金箔生産量の約99%を占める金沢では、茶器や工芸だけに留まらず、美容品、食品、建材などに金が施され、身近に金を感じるまさに「金の街」です。金沢らしい美意識をお菓子に表現すべく、新たに「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI」を開発しました。

 抹茶風味のマシュマロクリームを、ザクッとした食感の抹茶サブレと、ふんわりとした食感のマカロンでサンドして、贅沢な口あたりに仕上げました。金継ぎを思わせる装いとともに、味覚と視覚で金沢の風景をお楽しみください。

◼商品名:抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI × Falling Rain

◼価格:税込1,620円(6個入り)

◼販売場所:ジュプランサ 金沢駅あんと店

◼発売日:2025年8月1日(金)〜

“金継ぎ”を装うチョコレートを塗る様子
抹茶風味のマシュマロクリーム

◆金沢の文化を次世代に、お菓子でつなげる。【プロジェクトメンバーの想い】

 ジュプランサ・スイーツディレクターの能崎将明と、ジュプランサ・アートディレクターであるMiKSの吉崎努。両者はこれまで、お菓子のセレクトショップとして「金沢らしさ」をお客様に伝え、金沢の菓子文化をどのように繋げていくか共に考えてきました。

 今回のコラボ型スイーツプロジェクト『Sweet Scape Kanazawa(お菓子でひらく金沢の風景)』では、金沢出身の私たちでは形にすることができなかった想いを、世界を旅するデジタルノマドの美意識とお菓子でコラボレーションすることで、金沢の美しいお菓子文化を次世代に繋げていきたいという想いで挑戦しています。

 第1弾となるデジタルノマドのMolly Maine氏とのコラボレーションを機に、金沢を新たな視点で切り取る多様なアーティストと『Sweet Scape Kanazawa (お菓子でひらく金沢の風景)』は、今後も継続的なシリーズ展開を目指し、金沢の地域経済とクリエイティブ文化の醸成と循環を実現します。

能崎 将明|ジュプランサ スイーツディレクター

今回のプロジェクトは「金沢らしさ」をどう表現するかを模索しているなか、“デジタルノマド”とよばれる方々と交流する機会を頂いたことで始まりました。広い世界の視点から改めて私たちの“金沢らしさ”を見つめ直すために、短期の旅行ではなかなか触れられない、長期滞在だからこそ感じ取れる金沢の魅力を表現してもらいたい!そんな想いから、デジタルノマドでイギリス出身アーティストのMolly Maineさんにアートデザインの依頼をしました。長期滞在を通して、日常のなかにある風景や空気感を丁寧に描いていただき、私たち自身が見過ごしていたような金沢の一面を再発見できたことをとても嬉しく思っています。今後もこのような活動を続けていきたいです。

吉崎 努|ジュプランサ アートディレクター

今回のプロジェクトでは持続的なコラボレーションを可能にし、金沢の菓子文化を持続的に広めていくことを最優先課題として捉えました。そのためにアート作品を絵葉書にしながら、差し替えが可能なスリット構造をパッケージデザインに採用しました。また、目に飛び込むような黄色をあしらったパッケージがアートカードをより引き立てるものを考えました。関わってもらったメンバーとローカルへの敬意を言語化・可視化し、グラフィックデザインに落とし込むことで、大切なひとへ渡したお菓子のプレゼントから、また次の大切なひとへ繋がっていくーー。 そんな素敵な連鎖を生み出せたらと願っています。


<プロフィール>

能崎 将明(能崎物産株式会社)

1981年金沢生まれ、大学卒業後東京にて食品総合商社に入社。2012年、家業である能崎物産株式会社に入社。現在は、専務取締役として従事。北陸を中心に宣伝販売活動を行うなかで、2019年お菓子のセレクトショップ『 je prends ça(ジュプランサ)』の事業をオープン。

2020年にはカフェ「Angolo caffe」、宿泊施設「Hotel101kanazawa」事業開始し、2020年より「ショコラの街金沢」金沢をショコラの街に!をスローガンに活動開始。ドラマ「鈍色ショコラヴィレ」映画「鈍色ショコラヴィレビエンナーレ」プロデュース。


吉崎 努(株式会社MiKS)

金沢生まれ。建築デザイン・都市計画を学んだのち、景観サインや展示ディスプレイなど商業空間のインテリアデザインに実践的かつ包括的に携わる。2022年に「らしさを掬う、なぜを問う」がスローガンのクリエイティブカンパニー株式会社MiKSを松下秋裕氏と共同で立ち上げ、クリエイティブの領域を広げる。日本橋小伝馬町「Pertica Coffee」、那須塩原にてLIFULL運営の別荘「rinne」、沖縄コザの「コザスタートアップ商店街」にて立ち上げにまつわるアートディレクション/デザインを手がける。石川・金沢エリアでは、「金澤コーヒーフェスティバル2023」「加賀山中温泉お花見九兵衛」「お菓子のセレクトショップ ジュプランサ」を手がける。2025年5月、金沢から職能ギルドTIDEに参画。

株式会社MiKS:https://www.miks-inc.com

株式会社ふらん・どーる(菓子開発協力)

明治40年の創業以来、令和までの時代を跨いで、家族や大切な人との繋がりと幸せのひと時を願ってお菓子作りをしております。ふらん・どーるのお菓子で心が安らぎ、幸せを感じていただくことが、私たちにとってのかけがえのない幸せです。地元の素材、自然の素材を用い、鮮度を大切にしておつくりしています。これからも石川県をはじめ全国のお客様に、ふらん・どーるのお菓子が届けられ、
お茶の間で心温まるひとときをお楽しみいただけるよう、職人一同、心を込めたお菓子づくりを続けてまいります。

公式ウェブサイト:http://frandore.jp


<能崎物産株式会社>

会社名:能崎物産株式会社

代表者:代表取締役社長 能崎明夫

所在地:石川県金沢市柳橋町ハ32番地1

設立:1920年(大正9年)

事業内容:製菓製パン原材料並びに食品機械器具卸/製菓小売

ウェブサイト:https://nozaki-bussan.co.jp

<お菓子のセレクトショップ ジュプランサ 金沢駅あんと店>

オープン日:2021年3月19日(金)

所在地:JR金沢駅 金沢百番街あんと内

事業者:能崎物産株式会社

ウェブサイト:https://www.je-prends-ca.info

<本プレスリリースに関する問い合わせ先>

能崎物産株式会社 ジュプランサ広報担当

jeprendsca0319@icloud.com

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会社概要

URL
https://nozaki-bussan.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
石川県金沢市柳橋町ハ32番地1
電話番号
076-207-1281
代表者名
能崎明夫
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
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