「”真の”セルフキャリブレーション」を備えた画期的な高精度計測器 AccuVoltLink をリリース 計測設備の信頼性向上に貢献
〜計測器の「"今"正しいのか?」「いつまで正しかったのか?」という問題を解消し、製造現場の品質管理に革命を〜
【2025年6月29日、大阪】電気計測の品質管理イノベーションを切り拓く株式会社アキュボルトリンク(本社:大阪府)は、「”真の”セルフキャリブレーション機能とトレーサビリティの確保を兼ね備えた高精度電圧計測器**「アキュボルトリンク」**を発表します。本製品は、大阪大学、神戸大学、国立産業技術総合研究所で開発した技術に基づき、従来の計測器では実現できなかった「確度・誤差の自己判断」を可能にすることで、製造業における品質管理の負担を根本から解決し、生産性の向上とリスク低減、人手不足課題にも貢献します。
【アキュボルトリンクが解決する、製造現場の長年の課題】
製造現場において、製品の品質保証に不可欠な計測器。その正確性の確認には、年に一度などの定期的な校正を行うのが一般的です。しかし、この定期校正から次の校正までの期間に計測器が精度不良や異常を起こした場合、ユーザーがそれに気付くことは極めて困難です。
仮に異常に気付いても、「いつから計測器がずれていたのか?」を正確に把握することは非常に困難です。それでも、該当期間に製造・検査・出荷された製品の信頼性を明らかにする作業は不可欠であり、これには 多大な時間と労力が費やされており、製造業の現場において、大きな非生産的な業務として長年、重くのしかかっていました。
さらに、設置場所や組み込みの問題で校正に出せない、あるいは資金的な制約から校正を実施できていない中小企業が少なくないのも、製造現場が抱えるリアルな課題です。

【製造現場の課題を解決する 3つの革新性】
「アキュボルトリンク」は、製造現場が抱えているこれらの課題に対し、画期的なソリューションを提供します。
1. ”真の”セルフキャリブレーション

アキュボルトリンクの最大の特徴は、本製品(アキュボルトリンク)が自身の精度や誤差を自己診断できる点です。 一般的な計測器は内部の「基準電圧源」を基に動作や調整を行います。しかしこの基準電圧源がずれると、他の部品の精度や計測値も連動してずれてしまいます。つまり従来のセルフキャリブレーション機能は「内部の基準電圧源が正確である」という事が前提の機能でした。しかし「アキュボルトリンク」は、基準電圧源を含む電子部品のずれや劣化に起因する計測誤差にも気付くことが可能です。これにより、ユーザーは常に正しい状態の計測器「アキュボルトリンク」を使用できます。定期校正のみに頼るのではなく、日常的に正確な計測環境を維持し、計測品質と信頼性を向上させることが可能です。
2. ”真の”セルフキャリブレーションデータのログ保存による過去の信頼性の可視化

セルフキャリブレーションデータは計測値と共にログとして保存されるため、過去に遡って計測データの信頼性をいつでも確認できます。これにより、万が一、計測器の突発的な故障や異常が発生した場合でも、過去のデータの正しさを明確に可視化できます。つまり、影響範囲の調査や是正対応を迅速かつ正確に行うことが可能になります。
3.現場の声を反映した便利な校正サービス

「アキュボルトリンクの誤差が大きくなった時は?」
国家標準にトレースした校正にも対応しています。またその校正方法も現場の声を反映したユニークなプロセスで提供いたします。まずアキュボルトリンクは本体部とアナログユニット部の分割構造を採用しています。ユーザーが校正を依頼すると、校正証明書と校正済みユニットが現場に送付されます。ユーザーはこのユニットを交換するだけで直ちに校正された状態のアキュボルトリンクを使用できる仕組みになっています。これにより、校正期間は実質「0日」です。不具合発生時でもダウンタイムを最小限に抑え、生産性への影響を極力排除します。
また、使用済みのユニットを再校正して運用する事も可能です。
【 アキュボルトリンクの使用例 】
“真の”セルフキャリブレーション機能を搭載した『アキュボルトリンク』は、現場における品質管理の課題解決に寄与し、より信頼性の高い運用体制の構築を支援します。
社内標準器として
セルフキャリブレーション機能により、アキュボルトリンクは社内標準器としての役割を担い、従来以上の信頼性と安定性を現場にもたらします。始業前点検用としても同様の効果を発揮します。
高信頼性の計測器として
計測結果の正確性、信憑性が重視される現場において、“真の”セルフキャリブレーションデータと連携することで、高精度かつ信憑性のあるデータの提供が可能になります。
生産ライン・出荷検査設備への導入
生産ラインや出荷検査工程で校正不合格が発生すると、信頼性の低下や是正対応の負担が課題となります。アキュボルトリンクはこれらのリスクを回避し、安定した品質管理体制の確立に寄与します。
各種装置、製品への組込みに
アキュボルトリンクは、既存の計測器や各種装置への組込みや技術連携にも力を入れます。“正しい電気”を誰もが負担なく扱える世界を目指し、より高度で品質の高いモノづくりの実現に貢献していきます。
【 ”期間限定” アキュボルトリンク体感キャンペーン実施】
「アキュボルトリンク」を使い、工数をかけずに、簡単に社内設備の信頼性を確認してみませんか?
株式会社アキュボルトリンクの専門スタッフが貴社を訪問し、校正済みのアキュボルトリンクを用いて、貴社設備の精度を短時間で診断。結果は簡易レポートとしてご提供いたします。
この機会に、“新しい品質管理”をぜひご体感ください。

Accuracy(正確な)Volt(電気で)Link(社会をつなぐ)
株式会社アキュボルトリンクは、「正確な電気」という一見目立たない技術で製造業の品質と生産性を高め、現場を支えながら、社会全体に大きな価値をもたらします。
会社概要
会社名: 株式会社アキュボルトリンク
代表者: [垣内将儀] 設立: [2025年5月]
事業内容: 計測器、電子回路、電子部品の開発、製造、販売、および関連サービスの提供
ウェブサイト: https://accuvoltlink.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社アキュボルトリンク 広報担当 Email: [info@accuvoltlink.jp]
パートナー企業:合同会社ネットバック 計測器検索.com https://keisokukikensaku.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像