本を読む時間が自信になる、犬と過ごす空間が心をほどく――

セラピードッグが支える「読書犬体験会」と「居場所カフェ」を、ふるさと納税で応援

とちぎアニマルセラピー協会

図書館で本を読む子どもと寄り添うセラピードッグ(読み聞かせ相手として子どもの心に寄り添う「読書犬」は、緊張感をやわらげ、自己肯定感を高める新しい読書支援のかたちです)

― 鹿沼市と連携し、GCFを通じたクラウドファンディングを開始 ―

特定非営利活動法人 栃木アニマルセラピー協会(所在地:栃木県鹿沼市、代表理事:平澤 剛)は、子どもたちの読書意欲と自己肯定感を育む「読書犬」体験会の拡充を目指し、鹿沼市と連携したふるさと納税型クラウドファンディング(GCF)を2025年7月1日より開始しました。

本取り組みは、人前で読むことに苦手意識をもつ子どもたちが、セラピードッグに本を読み聞かせることで、「読めた!」という成功体験と自信を得ることを目的とした、アニマルセラピーと教育支援を融合した支援プログラムです。図書館と連携して実施しており、参加した子どもたちが落ち着いて本に向き合う様子が見られるなど、小さな変化が少しずつ積み重なっています。保護者や学校関係者からは、「犬と一緒だから安心して読めるようだ」「普段より集中していた」といった声も寄せられています。

さらに本プロジェクトでは、不登校児童のための「居場所カフェ」の継続開催も支援対象に含まれています。
このカフェは、家庭や学校以外に安心して過ごせる場所を持たない子どもたちが、セラピードッグとともにリラックスできる空間で自由に過ごせる取り組みです。言葉を交わさずとも、犬がいることで心が落ち着き、他者とのつながりを少しずつ回復するきっかけとなっています。月1回の定期開催を通じて、子どもたちに“心のよりどころ”を提供しています。

これらの活動はすべて非営利で運営されており、現在、活動を継続するための資金が不足しています。とくにセラピードッグの飼育管理費・移動交通費・スタッフの人件費など、現場の運営に必要な費用をまかなうには限界があり、これまで通りの頻度と質で継続するには、皆さまからのご支援が欠かせません。

本プロジェクトでは、目標金額150万円を設定し、いただいた寄付を全額、現場活動の維持・拡充に充てる予定です

本クラウドファンディングは返礼品のない共感型プロジェクトとして実施しており、いただいた寄付はすべて現場での活動に活用されます。
また、ふるさと納税制度を通じて行う寄付のため、税控除の対象となり、控除上限内であれば実質2,000円のご負担で地域福祉活動を支援することが可能です。

「読書って楽しい」「犬に会いに来たけど、本も読んでみたくなった」――そんな子どもたちの声を、これからも届けていけるよう、皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしております。

本プロジェクトでは、以下の2つの取り組みを通じて、セラピードッグによる支援の輪を広げていきます:

小学生を対象とした「読書犬体験会」では、犬に本を読むことで緊張がやわらぎ、読書への自信と楽しさが自然と育まれます。

小学生を対象とした「読書犬体験会」
人前で本を読むことに苦手意識を持つ子どもは少なくありません。そうした子どもたちが、安心できる存在であるセラピードッグに向かって読み聞かせを行うことで、「上手に読まなければならない」というプレッシャーから解放され、自信を持って読書に取り組むことができます。
本活動は図書館と連携して行われ、自己肯定感の向上や学習意欲の回復につながる取り組みとして、教育・福祉の現場からも高く評価されています。

不登校児童向け「居場所カフェ」では、動物たちと触れ合うことで、安心して過ごせる“居場所”づくりを大切にしています。

不登校児童向け「居場所カフェ」
家庭以外の安心できる居場所を持てず、社会から孤立しがちな不登校児童が増加する中、セラピードッグと過ごせる「居場所カフェ」は、子どもたちにとって心を開くきっかけとなる空間です。
犬と触れ合いながら自由に過ごせるこのカフェでは、他者との交流や外出のきっかけが自然に生まれ、段階的な社会復帰や心理的安定が期待されます。月に一度の定期開催を通じて、継続的な支援の場を提供します。

■プロジェクト概要

  • タイトル:セラピー犬による子どもの学びと心のケア支援プロジェクト(鹿沼市)

  • 実施期間:2025年7月1日~8月31日

  • 寄付受付ページ:https://www.furusato-tax.jp/gcf/4159

  • 寄付方式:ふるさと納税制度(税控除対象)・返礼品なし

■団体概要

団体名:特定非営利活動法人 栃木アニマルセラピー協会
代表者:理事長 平澤 剛
所在地:栃木県鹿沼市(活動拠点:Cafe Maera内)
設立年:2016年(法人化)

概要

当協会は「動物の力で、人に寄り添う社会を」を理念に掲げ、セラピードッグとのふれあいを通じて、医療・福祉・教育の現場に心のケアを届ける非営利団体です。高齢者施設、障がい者施設、児童養護施設、学校、図書館、さらには矯正施設まで、多様な現場で年間100件以上の訪問活動を実施しています。

また、近年は「読書犬」や「居場所カフェ」など、児童支援にも力を入れており、地域課題の解決に向けた自治体との連携も進めています。全国的にも数少ない、セラピードッグの社会福祉活用に特化した地域密着型NPOとして注目され、各種メディアでも活動が紹介されています。

主な活動実績

栃木県内外の高齢者施設・医療機関・特別支援学校等への訪問活動

図書館と連携した「読書犬」体験会(鹿沼市・栃木市・下野市・那須塩原市など)

不登校児を対象とした「居場所カフェ」の運営

刑務所・更生支援施設への慰問活動

セラピードッグの育成・認定制度の運用

公式サイトhttps://アニマルセラピー.jp


■本件に関するお問い合わせ先

NPO法人 栃木アニマルセラピー協会
担当:平澤 剛
Email:info@iyashi-animal.com
電話:0289-65-4321

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会社概要

URL
https://www.xn--cck7b4bwb9bwdm3l.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
栃木県鹿沼市府中町102-28
電話番号
0289-65-4321
代表者名
平澤 剛
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年07月