【イベントレポート】メンタルコーチ・益田緑が「医療福祉従事者のためのメンタルヘルス・サミット2025」を開催

病院や施設の枠を超え、全国から40人が集結

有限会社ヴェール

日本メンタルコーチ協会®代表でメンタルコーチの益田緑は2025年10月5日(日)、AP東京八重洲にて「医療福祉従事者のためのメンタルヘルス・サミット2025」を開催しました。このサミットには北は北海道、南は沖縄まで、全国各地から約40人の医療・福祉従事者が参加。現場で求められるメンタルケアの課題に対して、「マインドフルネス」や「セルフコンパッション」、「アサーティブコミュニケーション」を軸に、心と身体のセルフケアを実践的に学ぶ1日となりました。

■「医療福祉従事者のためのメンタルヘルス・サミット2025」概要

主宰の益田緑
  • オープニングあいさつ

    登壇:益田緑

  • セミナー①「頭痛をラクにする マインドフルネス」

    登壇:看護師・小松美佳さん

    頭痛や慢性痛に悩む参加者に向けて、薬に頼らず痛みを和らげる“呼吸のケア”を紹介しました。マインドフルネスの臨床的な効果や、日本頭痛学会で注目される研究の動きについてもわかりやすく解説。実際に呼吸法を体験した参加者からは「朝から続いていた頭痛が軽くなった」「肩のこわばりがほぐれた」といった感想が寄せられました。

  • 対談①「乳がんと共存して働くメンタルの作り方」

    登壇:就労支援員・浅井昌子さん × 益田緑

    医療クリニックでの勤務を経て、国家資格キャリアコンサルタントを取得し、就労支援員として働く浅井さん。その最中に乳がんを発症し、治療と仕事の両立に苦しんだ経験があります。心身ともに疲弊していたとき、益田緑の講座案内が目に留まり、「医療・福祉職向け」という言葉が自分に合っていると感じたといいます。講座を通じて「健康こそが自分の幸福の土台だ」と気づき、日々の行動にも変化が生まれたと、自身の体験談を語ってくれました。

  • セミナー②「食事のストレスを改善! 毎日を楽にする食と心の習慣」

    登壇:栄養士・前田由香子さん

    前田さんは「食事は愛情なのに、いつの間にかプレッシャーになっていた」という自身の経験をもとに、“食の完璧主義”から抜け出すヒントを語りました。毎食20gのたんぱく質を目安にしながら、食事づくりで感じるストレスに寄り添う方法として、セルフコンパッションの「3つのフレーズ(今の自分を見つめる・人としての不完全さを受け入れる・自分に優しく語りかける)」を紹介しました。

  • 対談②「メンタルコーチングで行う人材育成の可能性」

    登壇者:大久津ゆかりさん × 益田緑

    突然、看護師長に就任したゆかりさん。責任ある立場に戸惑いながらも、ゆかりさんは自分自身を思いやる「セルフコンパッション」と相手の声に丁寧に耳を傾ける姿勢「マインドフルリスニング」を大切にしながら、現場と向き合ってきました。管理職となって悩むことがあっても、感情を押しつけず「まずは受け止める姿勢」を続けたことで、スタッフと信頼関係を築くことができました。

  • セミナー③「DESC法で身につける、思いやりのある自己表現」

    登壇者:益田緑

    医療や福祉の現場で、より良い対話を生み出すための“思いやりの伝え方”をテーマに、アサーティブコミュニケーションとDESC法(描写・表現・提案・合意)を学ぶ実践セミナーが行われました。ロールプレイを通して、相手を尊重しながら自分の気持ちを率直に伝える方法を体験。自分も相手も大切にする姿勢や相手の声に丁寧に耳を傾ける積極的傾聴、そして責任の範囲を明確にすることの大切さについて、参加者が実感を持って学ぶ時間となりました。

  • 参加型ワーク「セルフコンパッション・ダンスワーク」

    最後は約40人の参加者全員がオリジナル楽曲「セルフコンパッション」のメロディに合わせて、5つのグループに分かれた振り付けワークに取り組みました。各グループには歌詞の一節が割り当てられ、それぞれのフレーズから感じ取った思いを身体で表現していきます。

    最初は恥ずかしそうにしていた参加者も、音楽が流れるうちに次第に表情がほぐれ、笑顔があふれました。最後には全員が順番にステージに立ち、一つの曲を通して「自分を思いやる心」を体で表現し、温かな雰囲気に包まれたまま幕を閉じました。

■主宰・益田緑のプロフィール

メンタル・健康・美容・幸福学など女性が健やかに美しく生きる方法を独自の目線で分析、研究し医療・介護・教育業界の専門家達と連携しながら配信しているメンタルコーチ。

兵庫県神戸市出身。3人兄妹の長女として生まれる。怒声と暴力が飛び交う凄まじいDV家庭に育ち、常に親の諍いに悩む幼少期を過ごす。また10歳の時には、公園で遊んでいる所を変質者に襲われ性的暴行を受ける。事件当時はメンタルケアの概念が社会にも、家族にも、本人にも全くなかった為、PTSDを抱えたまま成人を迎え、後に自律神経失調症、十二指腸潰瘍、肝炎、掌蹠膿疱症など、ストレスに起因する様々な体調不良に見舞われる。

それでも持ち前の強気な性格と若さでなんとかやり過ごし、その後、32歳でアパレルショップの個人事業主として起業。4年後の2001年に有限会社ヴェールを設立。アパレル以外にもウィッグ専門店、3店舗の美容室オーナーと事業を拡大するタイミングで、これまでの心労と従業員の人材育成に悩み極度のストレスからうつ病を発症。

心療内科に通院するだけではメンタルの改善回復は難しいと感じ、瞑想、NLP心理学、認知行動療法を学び、その奥深さ、面白さに感動!身体も心も驚くほど健康になったことから「私と同じ様に苦しんでいる人にこの方法を伝えたい!自殺する人をこの世から無くしたい!」と思い立ち美容室経営を行う傍らセラピールームを開業。

心理カウンセラーとして5年間の実績を積んだ後、美容室経営を退き、心理事業へとシフトする。2016年より全国で心理学セミナーを開講。受講者数はこれまでにのべ1万2000人。95%のクライアントが回復。2020年9月に観光で訪れた宮崎県に一目惚れ。その日に転居を決め3ヶ月後の12月より宮崎市に移住。

2022年に4月に認知行動療法、森田療法、マインドフルネスを融合した独自のメソッドを元に精神科医 豊田早苗氏監修のもと、7歳〜100歳まで誰もが楽しく遊びながらメンタルトレーニングができる「ノア君といっしょ♡マインドフルネス自慈心カード」を企画開発&販売。今現在は医療福祉従事者に特化したコーチングスクールを主催。兵庫県より日本各地でリアル&オンラインにてセミナーを開講。著書に「幸せなお金を引き寄せる44の心理学レッスン」(ぱる出版)がある

【有限会社ヴェールについて】

代表者:代表取締役 益田 緑

設立:2002年7月1日

事業内容:ビジネス分野のメンタルヘルス事業、起業スクール事業

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会社概要

有限会社ヴェール

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URL
https://biz-school.jp/medical/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
兵庫県芦屋市船戸町5-26 マリアキャリーヌビル
電話番号
090-6204-1583
代表者名
益田 緑
上場
未上場
資本金
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設立
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