不登校・学びの格差・孤独──美容業界と小学校教員が手を組み、新潟に“教育のサードプレイス”誕生。

美容師と小学校教員がつくった“子どもも親もほっとできる場所”が新潟に誕生子どもが“自分らしく学べる場所”を地域に。教育×美容業界の異色コラボが描く、次世代の学びのかたち

■ “からふる”とは？

「からふる」は、小中学生が自分らしく学べる“サードプレイス”として誕生した新しい児童館施設です。
学習支援に加え、田植えや稲刈りなどの自然体験、夏休みの宿題サポートや自由研究のフォローなど、季節や子どもたちの興味に合わせた活動を提供します。

「子どもが“自分の使命”に出会える場所にしたい」
― そんな願いから「からふる」はスタートしました。

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■ 開設の背景

東京で小学校教員として働いていくなかで、子どもの経験に偏りが激しく、それによってできないことが増えてると感じていた。もっと様々な経験をさせることで、子どもの視野が広がり、主体性が養われると考えていた。 　また、どんどん増える不登校の子ども達が学び方を選べるように、学びの多様化の必要性も感じていた。

■ プロジェクト発起人茨木 光一（いばらき こういち）｜現役小学校教員

出版・飲食業を経て、東京都で小学校教員として15年間勤務。2024年より地元・新潟にて教職を継続中。
自身の娘が不登校気味になったことをきっかけに、地域での“多様な学びの選択肢”を本気で考え始める。趣味はサーフィン。

家庭でも学校でもない、“子どものためのもう一つの選択肢”が地域にはもっと必要だと考えています。

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■ 共同運営パートナー株式会社ボーダーレス｜美容室・ブライダル事業・コンサル

代表：鈴木太一・髙木信輔
麻布、表参道を中心に3店舗のヘアサロンを展開。美容室経営に加えて、業界発展を目指す経営改善コンサルやブライダル事業など多角的に事業展開。
美容業界でいち早く“ティール組織”を取り入れ、柔軟な経営体制で業界内で注目を集める。

「髪を切るだけが美容ではない。人の可能性を引き出すという意味では、教育も美容も本質は同じです。」

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■ 美容業界から、なぜ“教育”を？「“美”を支えるのは、“自分を信じる力”だった」

美容業界で多くの人と向き合うなかで気づいたこと、それは「美しさ」は技術だけでなく、「自分を肯定できる力」から生まれるということ。
そんな気づきから、株式会社ボーダーレスの鈴木氏は“子どもたちが自己肯定感を育める場所”づくりに強い関心を抱きました。

「私たちはこれまで“大人の自信”をサポートしてきた。でも、それを“子どもの段階から育む”ことができたら、社会全体が変わっていくと思うんです。」

“美のプロフェッショナル”として培ってきた「人の魅力を引き出す力」を、今度は教育に活かしていく。それが美容業界に身を置く彼らの挑戦です。

高校時代の後輩で20年近い付き合いとなる茨木が本気で子どもたちの教育に対して向き合っている姿を見て、美容業界という違う業界かもしれないが、何か力になれることはないかと、運営のサポートをしていくことを決意しました。

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■ 対象となる子どもたちと、目指すビジョン

【対象】

・小学生〜中学生

・学校以外の学びの場を求めている子

・不登校や通学に不安を抱える子

・地域との関わりや自然体験を求める家庭の子どもたち

【ビジョン】

・子どもが“自分の使命”に出会うこと

・自らの力で「幸せになる力」を身につけること

・個性や才能を活かして、地域や社会に貢献する大人に育つこと

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■ からふるで実施される主な活動内容

・自主学習の場と、丁寧なフォローアップ

・近隣児童館と連携した宿題・自由研究の支援

・田植えや稲刈りなど、自然とふれあう季節イベント

・今後は子ども主体のプロジェクト活動も予定

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■ 今後に向けて

「からふる」は、単なる“学習支援の場”ではなく、子どもたちの“生きる力”や“社会とつながる感覚”を育む場所。
教育・美容という異なる分野のプロフェッショナルが手を組むことで、新しい可能性がここから生まれようとしています。

今後の直近の展開としては不登校の学生に向けた英語学習塾も活動予定しています。国際的に活躍できる人材を育成するべく、本格的な学びの場を創出していきます。

■ 施設概要

・名称：からふる

・所在地：〒953-0125 新潟県新潟市西蒲区和納1丁目15-3 岩室駅前

・対象年齢：小学生・中学生

・ホームページ：https://edu-niis.com

・お問い合わせ：[e-mail]

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本件に関するお問い合わせ先
施設名：からふる
メール：[e-mail]
Webサイト：https://edu-niis.com