小学生向け自炊ミールキット「おむすびシェフ」を発売
~夏休みの「昼ごはん問題」と自由研究も解決~
食と教育の事業を手掛ける株式会社MIRAIE(所在地:東京都新宿区、共同代表:安東迪子、大宮千絵、以下MIRAIE)は、子どもが自分で1食を作ることができる、教育ミールキット「おむすびシェフ」のプレローンチ期間を経て、7月24日に正式ローンチをいたしました。第一弾のミールキットは、オンラインで数量限定販売します。小学生の子どもがいるご家庭では、夏休みにお昼ごはんの準備や宿題等の負担が増加します。本ミールキットは、夏休み中の「給食ロス」によるお昼ごはん問題への解決に貢献することはもちろん、食育オンラインレッスンの受講チケット付になっており、夏休みの自由研究課題としてもご活用いただけます。

包丁や火を使わずに、子ども主体で調理可能
「おむすびシェフ」は、子どもが主体でつくる、おむすびとみそ汁の教育ミールキットです。作り方の動画を見ながら、簡単な手順で、包丁や火を使わずに子ども自身が調理可能です。野菜たっぷりのおにぎりのレシピを考案したのは、料理研究家の福田淳子氏。子どもが野菜を食べやすいよう、調理法や味付けを工夫して、食材の風味・色合い・食感が楽しめます。お湯を入れて混ぜるだけでみそ汁が完成する「まほうのみそスティック」は、野菜を完全なフリーズドライにせず、50%の水分を残すセミドライ製法を採用し、特許庁の実用新案権も取得しています。加熱による変性が少ないため、野菜本来のシャキシャキ感や色味を残すことに成功しました。

食の知識・体験の減少。日本の子どもが抱える食の「貧困」
コンビニや宅配サービスなどで手軽に食事が調達でき、飽食の時代とも言われる現代社会ですが、日本もさまざまな意味合いで食の貧困問題に直面しています。相対的貧困層における食事へのアクセスの困難さ、食品ロス、農業の持続可能性など多岐にわたる問題があります。共働き世帯の増加、小中学校の家庭科授業数削減などを受け、家庭および学校で子どもが食について学ぶ機会が減少していることも見過ごせません。食の知識や体験が不足していると、お菓子などの軽食で食欲を満たしてしまったり、主食や野菜を抜きがちになるなど栄養バランスが偏ったりする危険性もあります。手軽に栄養が摂取できるとして完全栄養食の商品も増えていますが、食事の楽しみの欠如など、様々な悪影響が考えられます。


「おむすびシェフ」では、ミールキット1セットにつき、食育オンラインレッスンの受講券1枚分を提供し、子どもたちが「食べること」をもっと楽しく、身近に感じられるような食育オンラインコンテンツを配信していきます。第1回のレッスンでは「おむすびのタネ」や「みそスティック」に入っている具材をクイズ形式で当てる内容からスタート。それらの具材について、生育環境や成長過程、栄養価、歴史、国内外のレシピなど、子どもたちの興味に合わせて問いかけをしながら、自ら調べてみる体験をサポートします。調査用のフォーマットも用意しており「気になる具材」「その具材が小さいころの様子」「育つとこうなる」「なぜその形になるのかを考える」「他に使われているレシピ」などを記入することで、1〜2枚のレポートが完成するので、小学校の自由研究課題としても活用しやすい構成となっています。
「おむすびシェフ」利用者の声。不登校児を抱える家庭から、おむすびシェフは「おまもり」のような存在
プレローンチ期間中に「おむすびシェフ」をご利用いただいたみなさまからの声を抜粋してご紹介します。

・普段野菜を食べない娘が、野菜をペロリと食べてくれました!(40代女性/小2・5歳女児)
・不登校気味の息子達が我先にと楽しく作ってくれた。私が仕事のため、息子が急に登校できない日は、家でお腹を空かせていることも。このキットは我が家のおまもりになりそう。(40代女性/小5・小3・4歳)
・娘が自分で作ることがとても楽しかったようで、その後3食連続でおむすびシェフに取り組んでいます。ずっとやりたかったんだろうな。体験させてあげられてよかったです。(40代女性/5歳女児)
・子どもたちが祖母と取り組みました。週末にまた祖父母を招いておむすびシェフをやりたいと、自ら開催チラシを作って持っていきました。(30代男性/5歳男児)
・息子がご飯づくりを「全部自分でできた」ことが自己肯定感に繋がっていると感じた。次も全部自分で作ると話しています。(40代女性/小3男児)
・自分の親世代は専業主婦が多かったせいか、子どもに主体的に家事を担ってもらうことに対して、どこか罪悪感を持ってきた。この商品を知り、自分ひとりで料理をすることで子どもの達成感・自己肯定感が上がると分かった。妻に贈りたい。(40代男性/小5、小3女児)
「おむすびシェフ」メディア発表会・小学生らによる公開体験会を開催
7月24日の正式ローンチを記念し、前日の7月23日に「おむすびシェフ」メディア発表会・公開体験会を開催しました。当日会場には、幼稚園から小学生までのお子様が参加し、実際に自炊を体験しました。共同代表の安東・大宮に加え、「おむすびシェフ」レシピ開発者である福田淳子によるキーノートスピーチ、管理栄養士・大野尚子氏をゲストスピーカーに迎えたトークセッション「『何を食べたいかがわからない』子どもたち~学びの欠如が生む、見えない食の貧困~」も行い、盛況のうちに終了しました。




株式会社MIRAIE 代表取締役 Co-Founderプロフィール

・株式会社MIRAIE 代表取締役 Co-Founder安東迪子(あんどう・みちこ)
早稲田大学法学部、慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科卒。2004年、株式会社大和総研に入社。2007年、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International創設時より参画。2010年より事務局長(COO)、2018年より代表理事(CEO)として成長を牽引。日本においてトヨタ、パナソニック、三菱商事など業種を超えて800社と連携、3億円規模の事業へと成長させた他、国際本部として米国・欧州での事業展開などグローバルな成長を牽引。内閣府や省庁、学校、民間企業での講演多数。2019年 ジャパンSDGs アワード外務大臣賞をTABLE FOR TWOとして受賞。2024年9月より現職。2017年-2020年に東京都食品ロス削減推進委員。2022年、NPOまちの食農教育設立に参画、理事就任。神山まるごと高専での食農教育プログラム等、食に関わるソーシャル事業立ち上げ、拡大に貢献。
・株式会社MIRAIE 代表取締役 Co-Founder大宮千絵(おおみや・ちえ)
大阪外国語大学(現 大阪大学)外国語学部卒。2007年より日産自動車株式会社にて
グローバルマーケティングリサーチ業務に従事の後、2015年に特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalに参画。Chief Marketing Officer(CMO)として、「おにぎりアクション」を企画開発。イオン、JAL、伊藤園など日米 約50社の企業を巻き込み、世界50カ国から写真投稿が集まる事業へと成長させる。アジア・マーケティング3.0アワードを日本の法人として初受賞。2020年より株式会社ベネッセコーポレーションに参画。社会人教育事業における事業開発責任者を務め、中央省庁や自治体とのリスキリング事業を立ち上げ全国に拡大、事業を牽引する。2024年9月より現職。2019年-2021年に福井県 未来戦略アドバイザーを、2024年より立教大学 経営学部 諮問委員を務めるなどセクターを超えた役割を担う。
・株式会社MIRAIE Food Director/料理研究家 福田淳子(ふくだ・じゅんこ)
全国展開のカフェでメニュー開発、新規店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍などの出版、広告などで幅広く活躍中。レシピ本を中心として著書は40冊以上。子ども向け絵本の料理監修、子育て情報誌『kodomoe』へのレシピ連載、アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』のスイーツ監修など、子ども向けレシピの開発経験も豊富。2023年には抹茶スイーツの本を上梓、アメリカで抹茶を紹介するイベントを複数回にわたり開催するなど、海外への情報発信も積極的に行っている。
おむすびシェフ
公式サイト:https://omusubi-chef.stores.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/omusubi_chef/
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