【つくばヘレナ高等学院】不登校・自殺・人口減少による過疎化に挑む新しい教育
「学校に通えず、未来が見えない。」「社会とのつながりを失い、生きづらさを感じる若者の増加。」「地方では人手不足が深刻化」地域を支える力が静かに失われています。これらの課題に、教育の力で挑む新たな挑戦。
「好き」や「得意」が、未来を拓く力になる新しい教育のかたち
これからの時代に求められるのは、テストの点数や偏差値ではなく、「自分の力で生き抜く力」です。つくばヘレナ高等学院は、教室の外にある“社会”を学びの舞台に、若者たちが「好き」や「得意」を誰かの役に立つ力へと育てる新しい教育に挑戦します。地域企業と連携した「プロフェッショナルコース」を、2026年春に本格展開します。これは単なる職業体験ではありません。若者たちが自分の人生に希望を持ち、地域とつながり、社会の一員として未来を描き始める、新しい“共育”のかたちです。
若者の生きづらさと、静かに進む地域の危機

現在、日本の小中学校における不登校児童・生徒は、文部科学省の令和5年度調査で346,482人にのぼり、過去最多を更新しています。

さらに、厚生労働省のデータによると、10〜39歳の死因の第1位が自殺であり、G7諸国で10〜19歳の死因第1位が「自殺」なのは日本のみとなっています。若者の心の危機は深刻さを増しています。

一方で、総務省統計局の人口推計によると、2025年7月1日時点(概算値)で総人口は前年同月と比べ68万人も減少。地方では地域や産業を支える人材が不足し続け、地域社会の維持すら危ぶまれています。

若者は未来に希望を持ちづらくなり、地域はその人材を失い続けている。この二重の課題に対し、私たちは「学び」と「働く」をつなげることで、教育の再構築に挑みます。子どもたちが実社会の中で生きる力を育み、地域とともに未来を築いていく。そんな新しい教育のかたちを、つくばから始めていきます。
企業での「実践」と「資格取得」で、未来の選択肢を広げる学びへ
「プロフェッショナルコース」では、つくば市を中心とした16社、20職種以上の企業と教育支援パートナー協定を結び、救急医療からリハビリまで幅広く担う地域の中核病院や、街づくりや住環境の開発・管理を長年手がけてきた地元有数の不動産企業をはじめ、研究、整体、デザイン、保育、伝統、飲食、ファッション、スポーツ、美容など多彩な分野で、現場のプロフェッショナルによる実習を行います。週1~2日の企業実習と、個別最適化された対話型学習、国家資格・業界認定資格の取得支援を組み合わせた、ハイブリッドな教育モデルです。
実習例: 不動産会社での不動産管理、鍼灸医院での東洋医学体験、研究所での実験サポートなど
資格例: 宅建士、東洋医学検定、FP3級、保育補助者認定資格、エネルギー管理士など
また、少人数制・個別対応により、不登校経験者や多動特性のある生徒にも対応していきます。




社会と関わり、自分らしく未来を描く新しい進路観
偏差値や学歴だけで進路を選ぶのではなく、社会と関わりながら、自分らしく学び、自分の力で進路を描くことが、このコースの本質です。在学中から社会とつながることで、自信を持ち、地域で生きる力を身につける教育を目指しています。これは、単なる教育の場にとどまらず、若者と地域がともに未来を創る“共育”のかたちです。
地域と若者がともに未来を創る社会を目指して
2026年度からスタートし、2027年度以降は分野・地域を拡大予定です。観光・福祉・環境など、地域になくてはならない多分野の事業者との協定を予定しており、地元行政・商工団体との連携も視野に入れています。
将来的には、茨城県、全国の中高生が「地域でプロを目指す進路」としてこのモデルを選択肢にできるよう、各地域の民間フリースクールや民間教育機関等がハブとなり、地域社会の再構築ができるように事例発信と教育モデルの汎用化を進めていきます。
学校概要
つくばヘレナ高等学院ヘレナ中等部
(通信制高校サポート校・フリースクール)
代表者:理事長 松本マーク
所在地:茨城県つくば市東新井8-5
学校設立:2023年4月
詳細:https://www.edu-helena.com/
運営会社概要
ヘレナ株式会社
代表者:代表取締役 松本マーク
所在地:茨城県つくば市東新井8-5
創業:1976年9月21日
詳細:https://www.helena-japan.com/
本リリースに関する取材など、報道関係者の問い合わせ
つくばヘレナ高等学院/ヘレナ株式会社
理事長/代表取締役 松本マーク
電話番号:029-855-1250
MAIL:info@helena-japan.com
mmatsumoto.helena@gmail.com
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