ゲリラ豪雨・浸水被害に即応!土嚢に代わる次世代止水板『INERO』が日本初展開!

浸水を防ぐ止水板として世界各国で導入実績を持つ、土嚢に代わる軽量・高耐久の新しい防災ソリューション「INERO止水板」を日本で展開開始!

株式会社エスヨン

INERO止水板を設置した状態。周囲への浸水被害を防ぎます。

近年、日本各地で頻発するゲリラ豪雨や線状降水帯による都市型水害は、住宅・工場・公共施設に甚大な被害をもたらしています。従来の土嚢は重量と作業負担の大きさから、緊急時に十分な対応が難しいことが課題でした。
そこで注目されるのが「止水板(しすいばん)」と呼ばれる防水資材です。入口や通路に設置し、水の侵入を防ぐもので、地下鉄や公共施設でも採用例が増えています。今回ご紹介するスウェーデン製「INERO止水板」は、従来の土嚢に代わり、軽量で設置が容易、繰り返し使える次世代の防災ソリューションとして世界中で導入されています。

INERO止水板:https://inero.jp/

■深刻化する豪雨災害と土嚢に頼る防災の限界

日本は豪雨災害の多発国です。2020年7月の九州豪雨では死者・行方不明者77名、被害建物15,000棟以上、被害総額は約6,000億円にのぼりました。直近の2025年8月九州南部豪雨でも熊本で24時間に40cmを超える雨が降り、住宅や商店の浸水、交通網の寸断が発生しました。都市部では地下街やマンション駐車場の浸水が現実的な脅威となっています。

これまで一般的な対策であった土嚢は1袋20〜30kgと重く、設置や撤去に膨大な労力を要します。水を含んだ後はさらに重量が増し、廃棄にも人手がかかります。災害時には「人手不足」と「時間不足」という二重の制約があり、土嚢頼みの従来対策では限界が明らかになっています。

■従来の課題を解決する次世代の浸水対策

この課題を解決するのが、スウェーデンで開発されたINERO止水板です。
軽量で工具不要、2〜3人でも短時間で設置が可能。浸水前の予防策としての設置はもちろん、浸水が始まった現場にも対応できる柔軟性を備えています。

さらに、繰り返し使用できる高い耐久性を持ち、長期的には廃棄コストや保管負担を大幅に削減できます。専用ボックスに重ねて収納できるため、自治体倉庫や工場にも備蓄しやすく、「すぐに使える・何度でも使える」という実用性が強みです。

INERO止水板。特別な知識がなくても簡単に設置可能。
止水板は専用の保管ボックスに立てて収納。

■住宅から大規模インフラまで守る多彩なモデル

INERO止水板は、用途に合わせて複数のモデルを展開しています。

  • H50(最大51cm対応):住宅や小規模店舗の入口、地下駐車場など、浅い浸水への対策に。

  • H80(80cm対応):庭先や工場の出入口など、腰程度までの浸水防止に。

  • H100(100cm対応):公共施設やマンション地下、サーバールームなど、重要設備の保護に。

  • H150(150cm対応):工場や変電所、大型商業施設など、大規模・深刻な浸水リスクに。

こうした各モデルは、単に対応水位の違いだけでなく、現場における被害を防ぐ具体的な効果があります。例えばH50は、マンションの地下駐車場で車両浸水による数百万円単位の損害を防ぐことができ、住民の生活への影響を大幅に軽減します。H150は工場や物流拠点で電気設備を保護し、操業停止や流通混乱といった社会的損害を防ぎます。

さらに、自治体がH100やH150を備蓄しておけば、避難所となる学校や体育館、病院を水害から守り、災害時の人命保護に直結します。地域社会の基盤を守る手段として、公共分野での導入価値も非常に高いものです。

また、INERO止水板はアスファルトや草地、傾斜地、コンクリートなど多様な地形で設置可能で、すでに30cm程度の浸水が始まっている状況でも使用できます。住宅から大規模インフラまで、幅広い現場を守る具体的な手段として機能します。

【動画】H50モデル設置の様子。各止水板を連結するだけの簡単設置。漏水もほとんどありません。

■数字と実績が裏付ける5つの強み

INERO止水板は、世界中で高く評価される理由が「数値」と「実績」で裏付けられています。

  1. 迅速で簡易な展開&撤去
    2〜3人で1時間に最大100mを設置可能。特許取得のクイックコネクターにより、工具不要で確実に連結。災害対応時の「スピード不足」を解消します。撤去も自然な動作で効率的に行え、現場復旧を早めます。

  2. 浸水前後の両対応
    浸水予防のため事前に設置するほか、浸水後(最大60cm水深)の現場でも展開可能。排水ポンプとの併用により「止水」と「排水」を両立し、被害の拡大を防ぎます。

  3. あらゆる地形に対応する柔軟性

    凹凸や傾斜のある場所でも設置可能。30°コーナーパーツや壁際用固定具により、複雑な現場にもフィットし「どこでも使える」実効性を発揮します。

  4. 多目的かつ高耐久性

    水害だけでなく、油槽タンクの囲い込み、変電所の保護、汚染水流出防止、仮設貯水など多様に活用可能。各コネクターは約8,000N(約800kg)の耐荷重性能を備え、強い衝撃にも耐えられます。

  5. 第三者機関による信頼性試験と実績

    ドイツ「Wasserbau Institute」「ハンブルク工科大学」、英国「HR Wallingford」で性能試験を実施。漏水量は1mあたり40L未満、200〜400kgの衝突試験も大幅にクリアしました。さらにフランス内務省による実地デモや、スウェーデン民間防衛庁(MSB)での5,000m配備など、国際的に認められた実績があります。

英国のニューカッスルの河川沿いで、実際に運用された実績があります。
製品テストの様子。様々な水位で繰り返しテストが行われました。

世界が認めた性能、日本での本格展開へ

INERO止水板は、世界各国で活用されています。

  • カナダ:寒冷地の洪水対策として発電所やポンプ場で導入、過酷環境でも性能を実証。

  • フィリピン:住宅街の防護に使用され、コミュニティ単位での訓練にも採用。

  • 欧州各国:自治体・インフラ事業者が備蓄し、定期訓練や災害現場で展開。

さらに日本展開にあたり、弊社代表がスウェーデン本社を訪問し、経営トップとの会談と工場視察を実施。製造品質と耐久性を直接確認したうえでの導入であり、その信頼性に確信を持って展開を開始しています。

■INEROで変わる浸水対策の未来

近年の水害は「いつか起こる災害」ではなく「毎年繰り返される現実」です。浸水被害は単に建物や設備を濡らすだけではありません。マンションの地下駐車場であれば住民の車両が被害を受け、生活の基盤を直撃します。工場や物流拠点であれば、操業停止や流通の混乱によって数日間で莫大な経済的損失を生み出す恐れがあります。

さらに、避難所となる学校や公共施設が浸水すれば、地域住民の安全そのものが脅かされます。病院での浸水被害は医療活動を停止させ、命に直結するリスクとなります。

従来の土嚢ではこうした現実に十分対応できません。迅速に展開でき、繰り返し使え、世界の現場で実績を持つINERO止水板こそが、新しい防災の選択肢です。家庭から企業、公共インフラまで、多様な現場を守ることで、人々の暮らしと社会の継続を支えます。私たちはINERO止水板を通じて、より安心できる未来を築いてまいります。

会社概要

■株式会社エスヨン:

海外の先進的かつ唯一無二の防災・事故防止製品を厳選、日本の社会に柔軟に導入。
公共施設やオフィス、インフラ、医療・福祉現場など多様な場面に、安全性向上を実現するソリューションを提供し、災害に強い街づくりに貢献。

■電話: 03-6821-2176(代表)

■WEBサイト:https://www.esyon.co.jp/

【本プレスリリースに関するお問合せ】

■株式会社エスヨン

■電話: 03-6821-2176 平日(月〜金) 9:00-17:30

■Mail:iwase@esyon.co.jp

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URL
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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県名古屋市南区赤坪町213-1
電話番号
03-6821-2176
代表者名
上野 晃
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年06月