都心のペット施設激戦区で異彩を放つ「dog fun」、南青山に会員制プレミアム空間を開設

真のラグジュアリーとは何か?名ばかりの高級路線に終止符を打つ革新的ペットサロン

株式会社MOCOCO

真のラグジュアリーとは、単なる高価格や豪華な内装ではない。それは、顧客の本質的なニーズを深く理解し、期待を遥かに超える価値を継続的に提供し続けることにある。そして何より、その空間に身を置くことで得られる「特別感」と「安心感」こそが、ラグジュアリーの本質なのではないだろうか。

近年、南青山・西麻布エリアには「ラグジュアリー」を謳うペット関連施設が相次いで出店している。しかし、蓋を開けてみれば、多くの犬を請け負い、まるで流れ作業のように処理する施設や、表面的な豪華さだけを追求した施設が多く、真の顧客満足を追求する姿勢に欠けるケースが散見される。華美な内装や高額な料金設定だけでは、結局のところメッキが剥がれ、長期的な支持を得ることはできない。

しかし、「dog fun」は明らかに違っていた

東京・南青山に位置するdog funを取材した際、筆者が最初に感じたのは、この施設が持つ独特の「静寂感」だった。外観には150cmの高さまでスモークシートが施され、内部の様子を完全に遮断。一歩足を踏み入れると、都心の喧騒が嘘のように消え、まるで隠れ家のような中庭空間が広がっている。

同施設の運営方針を示すクレドには「私たちは、常に飼い主様の『最善の利益』を追求するパートナーです」という言葉が掲げられている。この理念から、一般的なペットサービスとは根本的に異なる哲学が読み取れる。

業界の価格競争に背を向けた「逆張り戦略」

近年、都内のペット関連施設は急激な増加を見せている。表面的にはラグジュアリーを標榜しながらも、実際は価格競争に陥り、多くの施設が差別化に苦戦している状況だ。しかし、dog funは真逆のアプローチを選択した。

同施設では9月1日より会員制度を開始するが、その目的は収益の最大化ではなく「顧客層の棲み分け」にある。代表は「500円でドッグランを利用できるような従来のモデルでは、本当に価値ある空間を提供することは不可能」と断言する。

この会員制度では、極めて少数の限定的な枠を設定。この制限により、真に価値を理解する顧客のみが利用できる環境を構築している。

業界の常識を覆す「ペット×飼い主」統合アプローチ

dog funが他の施設と決定的に異なるのは、単にペットのケアをするだけでなく、飼い主様の「最善の利益」を追求することをミッションに掲げている点だ。この哲学の背景には、代表の深い信念がある。「投資銀行で数々のM&A案件に携わる中で、常に問い続けてきたのは『真の価値とは何か』という問いでした。表面的な数字や華美な装飾ではなく、顧客の真のニーズに応え、長期的な信頼を築くことこそが最も重要だと信じています。dog funは、その信念をペットサービスという形で具現化したものです」と、代表は語る。

この哲学は、スタッフの接客レベルにも反映されている。従来のペット業界の枠組みを超えた教育体制を構築し、「上質さ」「プライバシー」「安心感」「美しい空間」という4つの価値観を体現することで、顧客が感じる満足度は、単なるペットケアサービスの域を大きく超えたものとなっている。

「排他性」に込められた真の意図

一見すると排他的に映るこのアプローチだが、その背景には深い顧客理解がある。dog funが相手にするのは、単に経済的余裕があるだけではなく、愛犬への投資に対して明確な価値観を持つ層だ。

会員特典として提供される「回数無制限の室内ドッグラン利用」「高品質な撮影サービス」「愛犬の好きなこと、苦手なことを把握する定期的な行動分析レポート」「柔軟な宿泊サービス」「専用パーソナル送迎サービス」は、いずれも表面的なサービスではなく、愛犬との生活の質を根本的に向上させるためのソリューションとして設計されている。

希少性が生み出す「特別な体験」への扉

dog funの会員制度を取材していて最も印象深かったのは、この希少性こそが真の価値を生み出していることだった。限られた少数の会員のみが利用できるという制約は、単なる排他性ではなく、一頭一頭に寄り添う丁寧なサービスを可能にする仕組みでもある。

静寂に包まれた中庭空間で愛犬が自由に駆け回る姿、美しい撮影、そして愛犬の個性を深く理解した行動分析レポート——これらすべてが、多くの犬を流れ作業で処理する一般的な施設では決して実現できない体験だ。

会員になるということは、単にサービスを利用する権利を得ることではない。愛犬との関係性をより深く、より豊かにするための「特別な時間」に投資することなのだ。既存顧客への先行案内が始まっているとのことで、この機会を逃せば次にいつ同様の体験ができるかは分からない。

都心のペット業界に新たな基準を示したdog funの取り組みは、真のラグジュアリーとは何かを改めて考えさせる。筆者としても、この革新的な施設がどのような進化を遂げていくのか、今後も継続的に注目していきたい。

【dog fun 施設概要】

  • 所在地:東京都港区南青山7-10-7 Barbizon39 1F

  • 事業内容:ペットサロン、室内ドッグラン、ペットホテル、送迎サービス、行動ケア・トレーニング

  • 会員制度開始:2025年9月1日

  • 会員枠:少数限定

  • 公式サイト:https://dogfun-mococo.com/

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会社概要

URL
https://dogfun-mococo.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山7-10-7 Barbizon39 1F
電話番号
080-2117-6575
代表者名
日田聖大
上場
未上場
資本金
1万円
設立
2024年11月