新領域 × PARTY × PARADE 空間体験の新時代を切り拓く「クリエイティブ・アライアンス」を発表
都市や空間をキャンバスに、人が集う未来をデザインする「SPAR℃(スパーク)」を結成

PARADE design firm(東京都港区、代表取締役CEO:内藤純、以下PARADE)は、「チームラボボーダレス」や「TOKYO NODE」などの立ち上げに関わってきた新領域株式会社CEO / Art+Tech Producerの杉山央氏、そして先端テクノロジーとクリエイティブ発想で世界を魅了する株式会社PARTYとともに、日本発の空間体験を革新するための「クリエイティブ・アライアンス」を結成しました。
今回のアライアンスは、単なる協業ではありません。業界に新たな旗を掲げ、企業や自治体、クリエイターやアーティストとともに文化や都市の未来を動かす“共創の宣言”です。都市や空間を舞台に、構想力・テクノロジー・実装力を掛け合わせ、まだ誰も感じたことのない“人々の集いの場”を社会に実装します。
SPAR℃(スパーク)

世界を動かす熱になる。
交われば、火花が走り、世界を動かす熱になる。
私たち3社は、業界の旗を掲げる先導者として立ち上がりました。
企業、自治体、団体、そしてクリエイターやアーティストを仲間に迎え、
未来を動かす大きなうねりを、共に生み出していきます。
その出発点こそ、私たち自身。
都市や街を舞台にした新しい空間体験を実装し、
最初の火花となって世界を照らします。
SPAR℃結成の背景
現在、大阪・関西万博に代表されるように、日本国内外では人が実際に集まり、熱量を共有するリアル空間での体験価値が再び注目されています。しかし、社会や都市、地域の多くでは、その未来像が描ききれていないのが現状です。
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都市をクリエイターに開かれた場へと変える構想を掲げ、チームラボボーダレスやTOKYO NODEなど都市空間を舞台にした先進事例を実現した杉山央氏
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先端テクノロジーとナラティブを融合し、空港など大型施設の空間体験からインスタレーション、サービスまで横断的に実装し、実験的な取組や革新的な体験を世界規模で生み出してきたクリエイティブ集団PARTY
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愛・地球博、ミラノ万博、ドバイ万博、現在開催中の大阪・関西万博などの万国博覧会パビリオンをはじめ、文化施設、都市型イベントまで手がけ、構想から現場実装まで通貫して実現されてきたPARADE
この3社が旗振り役となり、企業・自治体・団体、そしてクリエイターやアーティストを巻き込みながら、都市の機能の一つとしての感動体験コンテンツを探求・企画し、社会実装します。日本発の感動体験を世界水準で磨き上げるとともに、企業・自治体等と手を携え、都市や街の空間に新たな価値と文化を生み出します。この広がりこそが「クリエイティブ・アライアンス」の真の意義です。
SPAR℃が目指す未来

日本発の感動体験を世界水準で生み出し、都市の機能の一つとして位置づけながら、その探究・企画から社会実装まで一体で推進する。

あらゆる都市・街・施設を「人が集まり、文化や歴史が生まれる場」へと変革する。

企業・自治体・アーティスト・クリエイターを仲間に迎え、世代・地域・文化の壁を越えた共創を推進する。

クリエイター、アーティスト、学生との交流・共創機会を設計し、日本における空間体験業界の次世代化を実現する。
今後の展開・展望
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国内外の主要都市における商空間、文化拠点を舞台にしたプロジェクトの共同企画・実装。
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企業、自治体と共に都市機能に組み込む感動体験の研究・企画・社会実装するプロジェクトを立ち上げ、推進。
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産学・地域・アーティストやクリエイターを横断し、共創や交流の機会を創出。
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トークセッションやワークショップなどの公開型プログラムや育成プログラムを開催し、知見のオープン化や共創機会の創出を進める。
SPAR℃公式インスタグラムで情報発信
今後の活動レポートやイベント情報は、SPAR℃の公式Instagramにて随時発信します。
@sparc_japan

メッセージ(代表者コメント)
杉山 央(新領域株式会社 CEO / Art+Tech Producer)

都市には“その場所でしか得られない価値”が必要です。そのために、街や施設をアーティストやクリエイターに開かれた場とし、実験から実装までを往復できる環境を整える挑戦を続けてきました。SPAR℃では、その延長線上で感動体験を都市の機能の一つとして設計し、移動・商業・観光・福祉など多様な機能と連携させ、新たな都市体験を創出してきます。次世代の自由な発想やエネルギーと、私たちの経験・知見を重ね、企業や自治体、地域と共創しながら、日本発の価値と文化を世界水準で磨き上げたいと思います。
伊藤 直樹(PARTY 代表取締役CEO / クリエイティブディレクター)

PARTYは“ナラティブ×テクノロジー”で、空港や広場、文化拠点などの都市スケールの体験を設計・実装してきました。SPAR℃では、その実装知にXR/AIとデータ活用を束ね、都市や施設のデジタルツインも併走させながら、都市の日常で本当に機能する体験を共創していけたらと思っています。そして、日本発の感動体験を世界基準へ磨き上げるだけでなく、企業や自治体、クリエイターとともに社会に根づく標準へと育てていきます。
内藤 純(PARADE design firm 代表取締役CEO / クリエイティブディレクター)

海外における日本の魅力は、“日本人の自然観”にあります。例えば、日本独自の多彩な食文化、寺社、老舗旅館などの住環境、豊かな四季がもたらす歳時記、満開の桜や紅葉に包まれる祝祭空間など。私たちは、万博のパビリオンや文化施設、都市型プロジェクトを通じて、その魅力や価値を空間体験に昇華し、企画から制作・実施までトータルプロデュースしてきました。SPAR℃では、国内外のパートナーと橋をかけ、日本発だからこその感動体験を創造し、“新たな集いが生まれる都市”を実装していけたらと思います。
各社プロフィール

2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2025年東京都主催「海と自然と、いのちとつながる。―Connect with Everything―」プロデューサー、2027年横浜国際園芸博覧会 テーマ事業館・展示ディレクター等を務め、アートとテクノロジーを横断しながら新たな体験と空間の創造に取り組んでいる。

未来の体験を社会にインストールするクリエイティブ集団。アーティストのパフォーマンスを独自の世界観で楽しめるメタバースエンジン「VARP」、成田空港第3ターミナルの空間デザインなど、最新テクノロジーとストーリーテリングを融合した数多くの実績がある。さらにアーティストとして、森美術館(未来と芸術展)にて「2025年大阪・関西万博誘致計画案」を展示、東急プラザ原宿ハラカド「ハラッパ」の制作を手がけるほか、アートと個人の関係をテクノロジーで変革する「The Chain Museum」や、アート・グリーン・ファニチャーで空間をキュレーションする「KADOWSAN」など新規事業開発も行なっている。

国内外の万博で数多くのパビリオンを手がけてきた内藤 純が2023年に創設したクリエイティブデザインファーム。2015年ミラノ万博 日本館、2021年ドバイ万博 日本館の総合プロデュースや2025年大阪・関西万博 住友館の総合プロデュース・クリエイティブディレクションを手がけるメンバーで構成。展示会、ショールーム、店舗開発、都市開発など幅広い領域で豊富な実績を持つ。空間、映像、デジタルコンテンツ、プロダクトなど、多彩なクリエイターネットワークを生かし、構想から社会実装まで一貫して担う。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社PARADE|info@parad-df.com
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